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公開番号
2025105231
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223647
出願日
2023-12-28
発明の名称
試料分析装置及びカートリッジ
出願人
タカノ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01N
35/10 20060101AFI20250703BHJP(測定;試験)
要約
【課題】試薬を収容するカートリッジのカートリッジホルダへのセット作業の効率化をシンプルな構成で実現できる試料分析装置及びカートリッジを提供する。
【解決手段】試料分析装置1は、反応物質の反応に用いられる試薬を収容するカートリッジ30と、カートリッジ30を収容する収容穴250を有するカートリッジホルダ25と、カートリッジ30及びカートリッジホルダ25のうち、何れか一方に配置される係合軸251と、カートリッジ30及びカートリッジホルダ25のうち、係合軸251が配置されない他方に配置される係合溝33と、を備え、係合軸251が当接する係合溝33の端部である軸受部333の位置が、当該カートリッジ30の重心位置から外れるように構成される。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
反応物質の反応に用いられる試薬を収容するカートリッジと、
前記カートリッジを収容する収容穴を有するカートリッジホルダと、
前記カートリッジ及び前記カートリッジホルダのうち、何れか一方に配置される係合軸と、
前記カートリッジ及び前記カートリッジホルダのうち、前記係合軸が配置されない他方に配置される係合溝と、
を備え、
前記係合軸が当接する前記係合溝の端部の位置が、当該カートリッジの重心位置から外れるように構成される、
試料分析装置。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記係合軸と前記係合溝が係合するとともに前記カートリッジの上部が前記収容穴の一側の内壁に傾いた状態において、
前記重心位置が前記係合溝よりも前記内壁から離間した位置にある、
請求項1に記載の試料分析装置。
【請求項3】
前記カートリッジに対して外力を加える分注ノズルをさらに有し、
前記係合溝の前記端部の位置が、
当該端部が形成される面の幅方向において前記分注ノズルの軸線よりも一側にずれるように設定される、
請求項1又は2に記載の試料分析装置。
【請求項4】
前記カートリッジホルダは、
前記収容穴において前記カートリッジに対向する内壁から上下方向に交差する方向に突出する規制部を有し、
前記カートリッジは、
前記内壁に対向する側に前記規制部が入り込む凹部を有する、
請求項1又は2に記載の試料分析装置。
【請求項5】
前記係合溝は、
前記係合軸が入る入口側が奥側よりも幅広に形成される、
請求項1又は2に記載の試料分析装置。
【請求項6】
前記係合軸は、前記カートリッジホルダの前記収容穴に配置され、
前記係合溝は、前記カートリッジに配置されるとともに、前記カートリッジの挿入方向に沿って直線状に延びる直線部を有する、
請求項1又は2に記載の試料分析装置。
【請求項7】
反応物質の反応に用いられる試薬を収容するカートリッジであって、
前記試薬を収容する試薬収容部と、
前記カートリッジを収容するカートリッジホルダ側に配置される係合軸に係合する係合溝と、
を備え、
前記係合軸が当接する前記係合溝の端部の位置が、当該カートリッジの重心位置から外れるように構成される、
カートリッジ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、試料分析装置及びカートリッジに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
検体に含まれる成分に対して反応する反応物質を利用して、検体を分析する技術が知られている。この種の技術が記載されるものとして例えば特許文献1がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-144260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
検体に含まれる成分と反応物質を反応させるために複数種類の試薬が必要となるため、複数種類の試薬をカートリッジに収容し、当該カートリッジを試料分析装置のカートリッジホルダにセットして検体の解析が行われている。しかしながら、カートリッジを固定するための機械的な機構や電動ロックが必要となり、装置構成やカートリッジをセットするための作業が複雑であった。
【0005】
本発明は、試薬を収容するカートリッジのカートリッジホルダへのセット作業の効率化をシンプルな構成で実現できる試料分析装置及びカートリッジを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、反応物質の反応に用いられる試薬を収容するカートリッジと、前記カートリッジを収容する収容穴を有するカートリッジホルダと、前記カートリッジ及び前記カートリッジホルダのうち、何れか一方に配置される係合軸と、前記カートリッジ及び前記カートリッジホルダのうち、前記係合軸が配置されない他方に配置される係合溝と、を備え、前記係合軸が当接する前記係合溝の端部の位置が、当該カートリッジの重心位置から外れるように構成される、試料分析装置である。
【0007】
また、本発明の一態様は、反応物質の反応に用いられる試薬を収容するカートリッジであって、前記試薬を収容する試薬収容部と、前記カートリッジを収容するカートリッジホルダ側に配置される係合軸に係合する係合溝と、を備え、前記係合軸が当接する前記係合溝の端部の位置が、当該カートリッジの重心位置から外れるように構成される、カートリッジである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、試薬を収容するカートリッジのカートリッジホルダへのセット作業の効率化をシンプルな構成で実現できる試料分析装置及びカートリッジを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る試料分析装置の斜視図である。
本実施形態の試料分析装置の機能的構成を示すブロック図である。
本実施形態の検査キットの斜視図である。
本実施形態の分注ユニット及びカートリッジホルダの斜視図である。
本実施形態の分析チップの分解斜視図である。
本実施形態の分析チップの断面図である。
本実施形態のカートリッジの斜視図である。
本実施形態のカートリッジの側面図である。
本実施形態のカートリッジを傾けた状態における側面図である。
本実施形態のカートリッジの正面図である。
本実施形態のカートリッジ装着状態のカートリッジホルダの斜視図である。
本実施形態のカートリッジを取り外した状態のカートリッジホルダの斜視図である。
本実施形態のカートリッジを取り外した状態のカートリッジホルダの断面図である。
本実施形態のカートリッジホルダへのカートリッジ挿入開始状態を示す断面斜視図である。
本実施形態のカートリッジホルダへのカートリッジ挿入状態を示す断面斜視図である。
本実施形態のカートリッジホルダへのカートリッジ挿入完了状態を示す断面斜視図である。
本実施形態の分注ユニットの斜視図である。
本実施形態の分注ユニットの内部の一部を正面側から模式的に示す断面図である。
本実施形態の分注ユニットの内部の一部を背面側から模式的に示す断面図である。
本実施形態の分注ユニットの伝達部、シリンダ側受部及び押出側受部の位置関係を示す拡大側面図である。
本実施形態の分注ユニットの伝達部及びピストン軸の位置関係を示す拡大平面図である。
本実施形態の分注ユニットの押圧部の待機位置を示す正面図である。
本実施形態の分注ユニットの押圧部の接触位置を示す正面図である。
本実施形態の分注ユニットの吸液処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態の分注ユニットのピアッシング動作を示す側面図である。
本実施形態の分注ユニットのピアッシング動作後の退避位置を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の試料分析装置1の好ましい一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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