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公開番号
2025105232
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223648
出願日
2023-12-28
発明の名称
分注装置及び試料分析装置
出願人
タカノ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01N
35/10 20060101AFI20250703BHJP(測定;試験)
要約
【課題】液体の注入処理等を行う分注ノズルに装着されたピペットチップの解除動作を行うための機構をシンプルな構成で実現できる分注装置及び試料分析装置を提供する。
【解決手段】分注ユニット24は、ピペットチップ40が装着される分注ノズル241と、ピストン軸341の移動により分注ノズル241に流体の送出及び吸引を行うシリンダ機構243と、押出軸345の移動により分注ノズル241からピペットチップ40を押し出して装着状態を解除する押出機構244と、所定方向に移動することにより、ピストン軸341と一体的に移動して流体の送出が行われる方向に力を伝達するとともに、ピストン軸341との一体的な移動を開始してから更に所定方向に移動すると押出軸345と一体的に移動してピペットチップ40を押し出す軸駆動機構245と、を備える。
【選択図】図17
特許請求の範囲
【請求項1】
ピペットチップが装着される分注ノズルと、
ピストン軸の移動により前記分注ノズルに流体の送出及び吸引を行うシリンダ機構と、
押出軸の移動により前記分注ノズルから前記ピペットチップを押し出して装着状態を解除する押出機構と、
所定方向に移動することにより、前記ピストン軸と一体的に移動して前記流体の送出が行われる方向に力を伝達するとともに、前記ピストン軸との一体的な移動を開始してから更に前記所定方向に移動すると前記押出軸と一体的に移動して前記ピペットチップを押し出す軸駆動機構と、
を備える分注装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記分注ノズルに連結され、前記分注ノズルの軸方向に収縮可能なバッファ機構と、
前記バッファ機構を介して前記分注ノズルの少なくとも一部を収容するケーシングと、
を備える、
請求項1に記載の分注装置。
【請求項3】
前記シリンダ機構と前記分注ノズルは、同一軸線上に重ならない位置に配置され、
前記シリンダ機構と前記分注ノズルは、前記流体の流路となるフレキシブルチューブを介して接続される、
請求項2に記載の分注装置。
【請求項4】
前記軸駆動機構は、
前記所定方向に移動する伝達部を有し、
前記シリンダ機構は、
前記ピストン軸に配置され、前記伝達部に接触して前記所定方向に移動するシリンダ側受部を有し、
前記押出機構は、
前記押出軸に配置され、前記伝達部が前記シリンダ側受部に接触した時点では当該伝達部に対して間隔をあけた待機位置に位置し、前記伝達部が前記所定方向へ所定距離進んだ後に前記伝達部と接触して前記所定方向への移動を開始する押出側受部を有する、
請求項1~3の何れかに記載の分注装置。
【請求項5】
前記伝達部は、
前記ピストン軸を挿通する挿通部を有し、
前記シリンダ側受部は、
前記ピストン軸が前記挿通部に挿通された状態で前記伝達部の一側に位置する第1接触部と、
前記ピストン軸が前記挿通部に挿通された状態で前記伝達部の他側に位置する第2接触部と、
を有し、
前記第1接触部と前記第2接触部の前記ピストン軸の軸方向における間隔が、前記伝達部における前記ピストン軸の軸方向の厚みよりも大きく形成される、
請求項4に記載の分注装置。
【請求項6】
前記シリンダ側受部と前記挿通部との間には、前記ピストン軸の径方向に隙間が形成される、
請求項5に記載の分注装置。
【請求項7】
ピペットチップが装着される分注ノズルと、
ピストン軸の移動により前記分注ノズルに流体の送出及び吸引を行うシリンダ機構と、
押出軸の移動により前記分注ノズルから前記ピペットチップを押し出して装着状態を解除する押出機構と、
所定方向に移動することにより、前記ピストン軸と一体的に移動して前記流体の送出が行われる方向に力を伝達するとともに、前記ピストン軸との一体的な移動を開始してから更に前記所定方向に移動すると前記押出軸と一体的に移動して前記ピペットチップを押し出す軸駆動機構と、
を備える試料分析装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、分注装置及び試料分析装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
検体に含まれる成分に対して反応する反応物質を利用して、検体を分析する技術が知られている。この種の技術が記載されるものとして例えば特許文献1がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-144260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
分注ノズルの先端に装着されるピペットチップは、液体の種類ごとに別のピペットチップに交換されている。カートリッジの液体の吸引から分析チップへの液体の注入等の一連の動作を同じ装置上で行うためにはピペットチップを分注ノズルから取り外すための機構が必要となる。しかしながら、この種の試料分析装置には、分注ノズルの吸液や注入のために機械式のシリンダ機構等も備える必要があり、装置構成が複雑化していた。
【0005】
本発明は、液体の注入処理等を行う分注ノズルに装着されたピペットチップの解除動作を行うための機構をシンプルな構成で実現できる分注装置及び試料分析装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、ピペットチップが装着される分注ノズルと、ピストン軸の移動により前記分注ノズルに流体の送出及び吸引を行うシリンダ機構と、押出軸の移動により前記分注ノズルから前記ピペットチップを押し出して装着状態を解除する押出機構と、所定方向に移動することにより、前記ピストン軸と一体的に移動して前記流体の送出が行われる方向に力を伝達するとともに、前記ピストン軸との一体的な移動を開始してから更に前記所定方向に移動すると前記押出軸と一体的に移動して前記ピペットチップを押し出す軸駆動機構と、を備える分注装置である。
【0007】
また、本発明の一態様は、ピペットチップが装着される分注ノズルと、ピストン軸の移動により前記分注ノズルに流体の送出及び吸引を行うシリンダ機構と、押出軸の移動により前記分注ノズルから前記ピペットチップを押し出して装着状態を解除する押出機構と、所定方向に移動することにより、前記ピストン軸と一体的に移動して前記流体の送出が行われる方向に力を伝達するとともに、前記ピストン軸との一体的な移動を開始してから更に前記所定方向に移動すると前記押出軸と一体的に移動して前記ピペットチップを押し出す軸駆動機構と、を備える試料分析装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、液体の注入処理等を行う分注ノズルに装着されたピペットチップの解除動作を行うための機構をシンプルな構成で実現できる分注装置及び試料分析装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る試料分析装置の斜視図である。
本実施形態の試料分析装置の機能的構成を示すブロック図である。
本実施形態の検査キットの斜視図である。
本実施形態の分注ユニット及びカートリッジホルダの斜視図である。
本実施形態の分析チップの分解斜視図である。
本実施形態の分析チップの断面図である。
本実施形態のカートリッジの斜視図である。
本実施形態のカートリッジの側面図である。
本実施形態のカートリッジを傾けた状態における側面図である。
本実施形態のカートリッジの正面図である。
本実施形態のカートリッジ装着状態のカートリッジホルダの斜視図である。
本実施形態のカートリッジを取り外した状態のカートリッジホルダの斜視図である。
本実施形態のカートリッジを取り外した状態のカートリッジホルダの断面図である。
本実施形態のカートリッジホルダへのカートリッジ挿入開始状態を示す断面斜視図である。
本実施形態のカートリッジホルダへのカートリッジ挿入状態を示す断面斜視図である。
本実施形態のカートリッジホルダへのカートリッジ挿入完了状態を示す断面斜視図である。
本実施形態の分注ユニットの斜視図である。
本実施形態の分注ユニットの内部の一部を正面側から模式的に示す断面図である。
本実施形態の分注ユニットの内部の一部を背面側から模式的に示す断面図である。
本実施形態の分注ユニットの伝達部、シリンダ側受部及び押出側受部の位置関係を示す拡大側面図である。
本実施形態の分注ユニットの伝達部及びピストン軸の位置関係を示す拡大平面図である。
本実施形態の分注ユニットの押圧部の待機位置を示す正面図である。
本実施形態の分注ユニットの押圧部の接触位置を示す正面図である。
本実施形態の分注ユニットの吸液処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態の分注ユニットのピアッシング動作を示す側面図である。
本実施形態の分注ユニットのピアッシング動作後の退避位置を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の試料分析装置1の好ましい一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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