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公開番号2024178409
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-24
出願番号2024166748,2023029403
出願日2024-09-25,2018-12-14
発明の名称端末装置、ネットワークデバイス、及び方法
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類H04W 72/23 20230101AFI20241217BHJP(電気通信技術)
要約【課題】マルチ送受信ポイント(TRP)送信のための方法、デバイス及びコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。
【解決手段】端末デバイスで実施される方法は、ネットワークデバイスに接続されている第1のTRPを介して受信した第1の指示に基づいて、シンボルの第1のリンク方向を決定する。第1のリンク方向は、第1のTRPを介して端末デバイスとネットワークデバイスとの間でシンボルで実行される第1の送信の方向を示す。方法はまた、ネットワークデバイスに接続している第2のTRPを介して受信した第2の指示に基づいて、シンボルの第2のリンク方向を決定する。第2のリンク方向は、第2のTRPを介して端末デバイスとネットワークデバイスとの間でシンボルで実行される第2の送信の方向を示す。方法はさらに、第1及び第2のリンク方向に基づいて、第1及び第2の送信から、シンボルで実行されるターゲット送信を決定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
端末装置が、
第1のダウンリンク制御情報(DCI)に基づく第1の制御リソースセット(CORESET)に関連付けられた第1の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)と、第2のDCIに基づく第2のCORESETに関連付けられた第2のPUCCHと、を送信する送信処理を実行し、
前記送信処理では、複数の第1のDCIが受信される場合、前記第1のDCIは最後のDCIであり、複数の第2のDCIが受信される場合、前記第2のDCIは最後のDCIであり、前記第1のPUCCHおよび前記第2のPUCCHは同一のスロットで送信される、
方法。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1のPUCCHは第1のTRP(Transmission and Reception Point)に関連付けられ、前記第2のPUCCHは第2のTRPに関連付けられる、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
受信された複数の第1のDCIの最後のDCIにおけるリソースインジケータに基づいて、前記第1のPUCCHのリソースを決定し、
受信された複数の第2のDCIの最後のDCIにおけるリソースインジケータに基づいて、前記第2のPUCCHのリソースを決定する、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
第1のダウンリンク制御情報(DCI)に基づく第1の制御リソースセット(CORESET)に関連付けられた第1の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)と、第2のDCIに基づく第2のCORESETに関連付けられた第2のPUCCHと、を送信する送信処理を実行し、
前記送信処理では、複数の第1のDCIが受信される場合、前記第1のDCIは最後のDCIであり、複数の第2のDCIが受信される場合、前記第2のDCIは最後のDCIであり、前記第1のPUCCHおよび前記第2のPUCCHは同一のスロットで送信される、
端末装置。
【請求項5】
前記第1のPUCCHは第1のTRP(Transmission and Reception Point)に関連付けられ、前記第2のPUCCHは第2のTRPに関連付けられる、
請求項4に記載の端末装置。
【請求項6】
受信された複数の第1のDCIの最後のDCIにおけるリソースインジケータに基づいて、前記第1のPUCCHのリソースを決定し、
受信された複数の第2のDCIの最後のDCIにおけるリソースインジケータに基づいて、前記第2のPUCCHのリソースを決定する、
請求項4に記載の端末装置。
【請求項7】
ネットワークデバイスが、
第1のPUCCHリソース内の第1の制御リソースセット(CORESET)に関連付けられた第1の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)と、第2のPUCCHリソース内の第2のCORESETに関連付けられた第2のPUCCHとを、同一スロットで、受信する受信処理を実行し、
前記受信処理では、前記第1のPUCCHリソースは、複数の第1のDCIの最後のDCIに基づいて決定され、第2のPUCCHリソースは、複数の第2のDCIの最後のDCIに基づいて決定される、
方法。
【請求項8】
複数の第1のDCIと、複数の第2のDCIを端末装置に送信する、
請求項7に記載の方法。
【請求項9】
第1のTRP(Transmission and Reception Point)を介して複数の第1のDCIを送信し、
第2のTRPを介して複数の第2のDCIを送信する、
請求項7に記載の方法。
【請求項10】
第1のPUCCHリソース内の第1の制御リソースセット(CORESET)に関連付けられた第1の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)と、第2のPUCCHリソース内の第2のCORESETに関連付けられた第2のPUCCHとを、同一スロットで受信する受信処理を実行し、
前記受信処理では、前記第1のPUCCHリソースは、複数の第1のDCIの最後のDCIに基づいて決定され、第2のPUCCHリソースは、複数の第2のDCIの最後のDCIに基づいて決定される、
ネットワークデバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の実施形態は、一般的に、通信に関し、特に、マルチ送受信ポイント(TRP:multi-Transmission and Reception Point)送信のための方法、デバイス、及びコンピュータ読み取り可能な媒体に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
通信技術は、異なる無線デバイスが自治体、国、地域、並びに、グローバルレベルで通信できるような共通のプロトコルを提供するために、様々な通信規格が開発されている。新たな通信規格の一例として、NR(new radio)、例えば5G無線アクセスが挙げられる。NRは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:Third Generation Partnership Project)によって公表されるロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)モバイル規格を強化するためのものである。NRは、周波数効率の向上、コスト削減、サービスの向上、新しいスペクトルの利用、ダウンリンク(DL:downlink)及びアップリンク(UL:uplink)でサイクリックプレフィックス(CP:cyclic prefix)を用いたOFDMAを採用する他のオープンな規格との統合によって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするとともに、ビームフォーミング、MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)アンテナ技術、キャリアアグリゲーションをサポートするように設計されている。
【0003】
NRでは、ネットワークデバイス(例えば、gNodeB)は、複数のTRP又はアンテナパネルを備えることができる。即ち、ネットワークデバイスは、複数のTRPのうちの1つ又は複数のTRPを介して、端末デバイス(例えば、ユーザ機器、UE)と通信することができる。スケジュールされた送信のために構成されたスロットフォーマットやリソースを端末デバイスに示すために、様々な指示が異なるTRPを介して端末デバイスに送信されることがある。従って、異なるTRPからの指示に起因するリンク方向の衝突及びアップリンクリソースの衝突に関する問題を詳細に説明する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、本開示の例示的な実施形態は、マルチTRP送信のための方法、デバイス、及びコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様では、端末デバイスで実施される方法が提供される。この方法は、ネットワークデバイスに接続されている第1の送受信ポイントTRPを介して受信した第1の指示に基づいて、前記第1のTRPを介して前記端末デバイスと前記ネットワークデバイスとの間でシンボルで実行される第1の送信の方向を示す、前記シンボルの第1のリンク方向を決定することと、前記ネットワークデバイスに接続されている第2のTRPを介して受信した第2の指示に基づいて、前記第2のTRPを介して前記端末デバイスと前記ネットワークデバイスとの間で前記シンボルで実行される第2の送信の方向を示す、前記シンボルの第2のリンク方向を決定することと、前記第1のリンク方向及び前記第2のリンク方向に基づいて、前記第1の送信及び前記第2の送信から、前記シンボルで実行されるターゲット送信を決定することと、を含む。
【0006】
第2の態様では、端末デバイスで実施される方法が提供される。この方法は、ネットワークデバイスに接続されている第1のTRPを介して前記端末デバイスと通信する前記ネットワークデバイスから指示を受信することと、前記指示が前記ネットワークデバイスに接続されている第2のTRPのアクティブ化を示すと決定したことに応答して、前記第2のTRPを介して前記ネットワークデバイスとの通信を実行することと、を含む。
【0007】
第3の態様では、ネットワークデバイスで実装される方法が提供される。この方法は、前記ネットワークデバイスに接続されている第1のTRPを介して前記ネットワークデバイスと通信する端末デバイスへ送信される、前記ネットワークデバイスに接続されている第2のTRPのアクティブ化を示す指示を決定することと、前記指示を前記端末デバイスに送信することと、前記第2のTRPを介して前記端末デバイスとの通信を実行することとを含む。
【0008】
第4の態様では、端末デバイスが提供される。この端末デバイスは、プロセッサと、前記プロセッサに接続され、前記プロセッサによって実行されると、前記端末デバイスに第1の態様に記載の方法を実行させる命令が格納されたメモリと、を備える。
【0009】
第5の態様では、端末デバイスが提供される。この端末デバイスは、プロセッサと、前記プロセッサに接続され、前記プロセッサによって実行されると、前記端末デバイスに第2の態様に記載の方法を実行させる命令が格納されたメモリと、を備える。
【0010】
第6の態様では、ネットワークデバイスが提供される。このネットワークデバイスは、プロセッサと、前記プロセッサに接続され、前記プロセッサによって実行されると、前記ネットワークデバイスに第3の態様に記載の方法を実行させる命令が格納されたメモリと、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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