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公開番号
2024168874
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085897
出願日
2023-05-25
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
10/20 20230101AFI20241128BHJP(計算;計数)
要約
【課題】 作業計画にしたがい、交通インフラの修理が正しく実施されたかどうかを推定するための仕組みを提供する。
【解決手段】 取得部(11)は、交通インフラの修理が実施された期間を含む作業計画を取得し、収集部(12)は、交通インフラの修理が実施された期間の前とその期間の後とにおいて、移動体が交通インフラを通行しているときに移動体で検知された振動データおよび音声データの少なくとも一方を含むセンサデータを収集し、推定部(13)は、交通インフラの修理が実施された期間の前とその期間の後との間におけるセンサデータの変化に基づいて、作業計画にしたがって交通インフラの修理が実施されたかどうかを推定する。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
交通インフラの修理が実施された期間を含む作業計画を取得する取得手段と、
前記期間の前と前記期間の後とにおいて、移動体が前記交通インフラを通行しているときに前記移動体で検知された振動データおよび音声データの少なくとも一方を含むセンサデータを収集する収集手段と、
前記期間の前と前記期間の後との間における前記センサデータの変化に基づいて、前記作業計画にしたがって前記交通インフラの修理が実施されたかどうかを推定する推定手段とを備えた
情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記交通インフラの修理が実施される前記期間の前と前記期間の後との間における前記センサデータの変化量のピーク値が閾値以上である場合、前記推定手段は、前記交通インフラの修理が実施されたと推定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記交通インフラの修理が実施される前記期間の前と前記期間の後との間における前記センサデータの変化量のピーク値が閾値を下回る場合、前記推定手段は、前記交通インフラの修理が実施されていないと推定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記推定手段は、前記交通インフラの修理が実施される前記期間の前と前記期間の後との間における時系列の前記センサデータのパターンの変化に基づいて、前記交通インフラの修理が実施されたかどうかを推定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記作業計画にしたがって前記交通インフラの修理が実施されていないと推定した場合に通知する通知手段をさらに備えた
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記収集手段は、複数の移動体の通行記録を参照して、前記複数の移動体のうち、前記交通インフラの修理が実施される前記期間の前と前記期間の後とに、前記交通インフラを通行した移動体を特定し、特定した前記移動体から、前記センサデータを収集する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記交通インフラの修理が実施されたかどうかについての推定結果を、前記作業計画を示す情報とともに提示する提示手段
をさらに備えた
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記作業計画を示す情報は、前記交通インフラの修理が実施される場所と、前記交通インフラの修理の進捗状況とを少なくとも含む
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
交通インフラの修理が実施された期間を含む作業計画を取得し、
前記期間の前と前記期間の後とにおいて、移動体が前記交通インフラを通行しているときに前記移動体で検知された振動データおよび音声データの少なくとも一方を含むセンサデータを収集し、
前記期間の前と前記期間の後との間における前記センサデータの変化に基づいて、前記作業計画にしたがって前記交通インフラの修理が実施されたかどうかを推定する
情報処理方法。
【請求項10】
交通インフラの修理が実施された期間を含む作業計画を取得することと、
前記期間の前と前記期間の後とにおいて、移動体が前記交通インフラを通行しているときに前記移動体で検知された振動データおよび音声データの少なくとも一方を含むセンサデータを収集することと、
前記期間の前と前記期間の後との間における前記センサデータの変化に基づいて、前記作業計画にしたがって前記交通インフラの修理が実施されたかどうかを推定することと
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、および、プログラムに関し、特に、作業計画にしたがい、交通インフラの修理が正しく実施されたかどうかを推定するための情報処理装置、情報処理方法、および、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
交通インフラ(例えば、道路、橋、線路)は、移動体(例えば、列車、自動車)が安全に通行することができるように、作業員によって、日々の保守点検をなされている。また、必要に応じて、交通インフラの修理が実施される。必要な修理とは、例えば、線路の枕木の交換、ボルトの締め直し、レールの歪の矯正、橋のひび割れの修復、および、ケーブルの補強である。
【0003】
特許文献1には、線路のレールや枕木等の対象物から取得された測定データを、対象物に対して割り当てられた対象物クラスを示す情報と紐付けて、データバンクに格納する測定システムが記載されている。データバンクに格納された測定データは、目標状態データと比較されることにより、対象物の保守処置の計画および実行のために使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2019-525862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
交通インフラの修理は、通常、作業計画にしたがって進められる。しかし、実際に修理を実施された場所が、作業計画において修理が必要であると定められた場所から外れている場合がある。あるいは、作業計画にしたがって、修理が実施されない場合がある。作業計画にしたがって、交通インフラの修理が正しく実施されたかどうかを、管理者等が簡単に確認できるようにする仕組みが要望されている。
【0006】
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業計画にしたがい、交通インフラの修理が正しく実施されたかどうかを推定するための仕組みを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る情報処理装置は、交通インフラの修理が実施された期間を含む作業計画を取得する取得手段と、前記期間の前と前記期間の後とにおいて、移動体が前記交通インフラを通行しているときに前記移動体で検知された振動データおよび音声データの少なくとも一方を含むセンサデータを収集する収集手段と、前記期間の前と前記期間の後との間における前記センサデータの変化に基づいて、前記作業計画にしたがって前記交通インフラの修理が実施されたかどうかを推定する推定手段とを備えている。
【0008】
本発明の一態様に係る情報処理方法では、交通インフラの修理が実施された期間を含む作業計画を取得し、前記期間の前と前記期間の後とにおいて、移動体が前記交通インフラを通行しているときに前記移動体で検知された振動データおよび音声データの少なくとも一方を含むセンサデータを収集し、前記期間の前と前記期間の後との間における前記センサデータの変化に基づいて、前記作業計画にしたがって前記交通インフラの修理が実施されたかどうかを推定する。
【0009】
本発明の一態様に係るプログラムは、交通インフラの修理が実施された期間を含む作業計画を取得することと、前記期間の前と前記期間の後とにおいて、移動体が前記交通インフラを通行しているときに前記移動体で検知された振動データおよび音声データの少なくとも一方を含むセンサデータを収集することと、前記期間の前と前記期間の後との間における前記センサデータの変化に基づいて、前記作業計画にしたがって前記交通インフラの修理が実施されたかどうかを推定することとをコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、作業計画にしたがって、交通インフラの修理が正しく実施されたかどうかを推定することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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