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公開番号2024125250
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-18
出願番号2023030979
出願日2023-03-01
発明の名称愛玩動物用の食器
出願人合同会社303CATLAB
代理人個人
主分類A01K 5/00 20060101AFI20240910BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】愛玩動物の健康状態の管理に資することができる愛玩動物用の食器を提供することを目的とする。
【解決手段】愛玩動物用の食器1は、下受け部としての台座2と、台座2に対して回動自在に保持される器本体3と、を備える。台座2の外周面には給餌に関する情報を表示した給餌情報表示部(領域6)が設けられ、器本体3の外周面には給餌情報表示部における特定の位置を示す目印9が施される。給餌に関する情報は例えば時刻であり、給餌情報表示部には、時刻を表す数字、文字、記号、図柄またはこれらの組み合わせが器本体3の外周面の周方向に沿って所定間隔をあけて施される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
下受け部と、
前記下受け部に対して回動自在に保持される器本体と、を備え、
前記下受け部の外周面には給餌に関する情報を表示した給餌情報表示部が設けられ、
前記器本体の外周面には前記給餌情報表示部における特定の位置を示す目印が施される、愛玩動物用の食器。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
下受け部と、
前記下受け部に対して回動自在に保持される器本体と、を備え、
前記器本体の外周面には給餌に関する情報を表示した給餌情報表示部が設けられ、
前記下受け部の外周面には前記給餌情報表示部における特定の位置を示す目印が施される、愛玩動物用の食器。
【請求項3】
前記給餌情報表示部には、時刻を表す数字、文字、記号、図柄またはこれらの組み合わせが前記器本体の外周面の周方向に沿って所定間隔をあけて施される、請求項1または2に記載の愛玩動物用の食器。
【請求項4】
前記給餌情報表示部には、給餌量を表す数字、文字、記号、図柄またはこれらの組み合わせが前記器本体の外周面の周方向に沿って所定間隔をあけて施される、請求項1または2に記載の愛玩動物用の食器。
【請求項5】
前記目印は、前記器本体に供給される飲食物を模したデザインを有する、請求項1または2に記載の愛玩動物用の食器。
【請求項6】
前記器本体に餌を供給した時刻に前記目印が位置合わせされる、請求項3に記載の愛玩動物用の食器。
【請求項7】
前記下受け部と前記器本体が互いに接触する接触面のうち、少なくとも何れか一方は粗面である、請求項1または2に記載の愛玩動物用の食器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、愛玩動物用の食器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年においては、飼育される犬や猫などの愛玩動物の健康に対する意識が飼主および事業者の間で高まりをみせている。愛玩動物が良好な健康状態を維持するうえで重要な要素のひとつとして、日々の給餌が挙げられる。すなわち、飼主は愛玩動物の健康状態を管理するうえで、愛玩動物へいつ給餌したか、摂取した餌の量はどの程度か、を把握することがきわめて重要である。
【0003】
ところで、2人以上で構成される家庭では、共働き等によって愛玩動物を長時間に亘って留守番させるケースが珍しくない。また、近年では一人暮らしの下で愛玩動物を飼育するケースが増えており、このようなケースにおいても愛玩動物は長時間に亘る留守番を強いられる。
【0004】
そこで従来、飼主が長時間に亘って外出する場合であっても、留守番中の愛玩動物に自動で給餌することができる装置が提案されている(例えば特許文献1)。特許文献1には、餌を貯蔵するホッパーと、該ホッパーの下方に連通して設けられホッパーから供給される餌の受入口と排出口とを有すると共に、ホッパーから供給される餌を一定量毎に計量する餌計量部と、給餌時刻を計時するタイマーとからなり、給餌時刻に餌計量部から一定量の餌を排出するペット用給餌装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-196699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では、飼主が外出している場合でも給餌を自動で行うことができるものの、何時に給餌したのか、摂取した餌の量はどの程度か、といった給餌に関する所定の情報を容易に把握して、餌の摂取状況を通じた愛玩動物の健康状態を管理することが困難であった。
【0007】
そこで本発明は、愛玩動物の健康状態の管理に資することができる愛玩動物用の食器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の愛玩動物用の食器は、下受け部と、前記下受け部に対して回動自在に保持される器本体と、を備え、前記下受け部の外周面には給餌に関する情報を表示した給餌情報表示部が設けられ、前記器本体の外周面には前記給餌情報表示部における特定の位置を示す目印が施される。
【0009】
本発明の愛玩動物用の食器は、下受け部と、前記下受け部に対して回動自在に保持される器本体と、を備え、前記器本体の外周面には給餌に関する情報を表示した給餌情報表示部が設けられ、前記下受け部の外周面には前記給餌情報表示部における特定の位置を示す目印が施される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、愛玩動物の健康状態の管理に資することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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