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公開番号
2024124583
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-13
出願番号
2023027163
出願日
2023-02-24
発明の名称
車体構造
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
B62D
25/08 20060101AFI20240906BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】オフセット衝突による衝突荷重をより効果的に分散させる車体構造を提供する。
【解決手段】前後方向に沿って延在し、筒形状を有する一対のサイドフレーム1と、車幅方向に沿って延在し、各サイドフレーム1を連結するクロスメンバ6と、サイドフレーム1の下方に位置し、各サイドフレーム1に設定された固定点を介してサイドフレーム1に固定されるサブフレーム3と、を設け、クロスメンバ6がサイドフレーム1に固定される部位の少なくとも一部が、サブフレーム3がサイドフレーム1に固定される部位と上下方向に重なるように配置する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
前後方向に沿って延在し、筒形状を有する一対のサイドフレームと、
車幅方向に沿って延在し、各サイドフレームを連結するクロスメンバと、
該サイドフレームの下方に位置し、該各サイドフレームに設定された固定点を介して該サイドフレームに固定されるサブフレームと、
を備え、
該クロスメンバが該サイドフレームに固定される部位の少なくとも一部は、該サブフレームが該サイドフレームに固定される部位と上下方向に重なるように配置された
ことを特徴とする車体構造。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車体構造であって、
前記サイドフレームは、
前記クロスメンバが該サイドフレームに固定される部位における筒内部に、車両前後方向に面するバルクヘッドを備えた
ことを特徴とする車体構造。
【請求項3】
請求項2に記載の車体構造であって、
前記バルクヘッドは、
前記クロスメンバの前縁部と後縁部とのそれぞれの上下方向に重なる位置に配置された
ことを特徴とする車体構造。
【請求項4】
請求項1に記載の車体構造であって、
前記サイドフレームは、
筒壁表面を凹凸しつつ、周方向に延在するビードを有する
ことを特徴とする車体構造。
【請求項5】
請求項1に記載の車体構造であって、
前記サブフレームは、
該サブフレームが前記サイドフレームに固定される部位同士を連結するサブクロスメンバを備えた
ことを特徴とする車体構造。
【請求項6】
請求項1に記載の車体構造であって、
前記クロスメンバは、
前記サイドフレームを構成する筒壁の上面に固定され、
前記サブフレームは、
該筒壁の下面に固定された
ことを特徴とする車体構造。
【請求項7】
請求項1に記載の車体構造であって、
前記サブフレームが前記サイドフレームに固定される部位は、
該サブフレームを該サイドフレームに固定するサブフレーム固定手段の前縁部が、前記クロスメンバの前端と上下方向に重なる位置に配置された
ことを特徴とする車体構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、衝突安全性能の向上に寄与する車体構造に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、交通参加者の中でも高齢者や障がい者や子供といった脆弱な立場にある人々にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する取り組みが、活発化している。
この実現に向けて衝突安全性能に関する開発を通して交通の安全性や利便性をより一層改善する研究開発に注力している。
このような取り組みの中で、車両衝突時におけるダッシュパネルの後退量を低減することが検討されている。
たとえば、特許文献1では、ラダーフレームの先端にバンパリーンフォースが設置されており、バンパリーンフォースの側端部に荷重伝達部材を設ける構成が提案されている。
そして、車両がオフセット衝突した際に、側端部が折れ曲がり、荷重伝達部材がラダーフレームを構成するサイドフレームの側面に当接して、衝突荷重を伝達する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-189578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、オフセット衝突では、車体の特定の部位に荷重が集中するため、荷重を周囲の構造物へ如何にして分散させるかが、乗員を保護するためのカギになる。
しかしながら、特許文献1では、ラダーフレームと荷重伝達部材との関係については、説明されているものの、周囲の構造物との関係については、特に触れられていない。
つまり、特許文献1で提案された構成は、衝突安全性能の更なる向上を図るの中で、改善の余地が残された技術であるといえる。
【0005】
本発明は、前述の点に鑑みてなされたものであり、オフセット衝突による衝突荷重をより効果的に分散させることができる車体構造を提供することを目的とする。
そして、延いては持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の目的を達成するために、本発明に係る車体構造は、前後方向に沿って延在し、筒形状を有する一対のサイドフレームと、車幅方向に沿って延在し、各サイドフレームを連結するクロスメンバと、該サイドフレームの下方に位置し、該各サイドフレームに設定された固定点を介して該サイドフレームに固定されるサブフレームと、を備え、該クロスメンバが該サイドフレームに固定される部位の少なくとも一部は、該サブフレームが該サイドフレームに固定される部位と上下方向に重なるように配置されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、オフセット衝突による衝突荷重をより効果的に分散させる車体構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の車体構造を示す平面図である。
本実施形態の車体構造を示す底面図である。
本実施形態の車体構造を示す側面図である。
クロスメンバをサイドフレームに固定する様子を示す要部拡大図である。
サブフレームをサイドフレームに固定する様子を示す要部拡大図である。
荷重伝達手段を示す要部拡大図である。
荷重伝達手段を示す要部拡大図である。
衝突前の車体構造を示す平面図である。
衝突開始直後の車体構造を示す平面図である。
衝突途中の車体構造を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態の車体構造Sについて、図1~10を参照して詳細に説明する。
なお、説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
また、以下の説明においては、「前」「後」、「上」「下」、「内」「外」については、特別に断らない限り、車両前後方向における「前」「後」、車両上下方向における「上」「下」、車内側と車外側における「内」「外」を指すものとする。
【0010】
車両には、エンジンルームと呼ばれ、車両の動力源となるエンジン(図示せず)、モータ(図示せず)などを収容する荷室CRが、車室(図示せず)の前方に設定されている。
そして、本実施形態の車体構造Sは、この荷室CRの構造部を構成している。
なお、車体構造Sは、車幅方向(左右方向)に線対称な形状に形成されている。
そこで、本実施形態では、左側の構成について、図を用いて説明し、右側の構成については省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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