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公開番号2024154326
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-30
出願番号2023068125
出願日2023-04-18
発明の名称バッテリ識別装置、バッテリ識別方法、プログラム、および記憶媒体
出願人横河電機株式会社,本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01M 10/48 20060101AFI20241023BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】識別用の部品を取り付けることなくバッテリの種別を識別することができるバッテリ識別装置、バッテリ識別方法、プログラム、および記憶媒体を提供すること。
【解決手段】電極が捲回された捲回体を有する筒状のバッテリの識別装置であって、前記バッテリに電流を印加する電流印加部と、前記電流の印加によって発生した磁場を測定する磁場測定部と、前記磁場測定部によって測定された磁場の測定結果と、バッテリの種別に紐づけられた磁場情報とを比較することにより判定される前記バッテリの種別を取得する取得部と、を備えるバッテリ識別装置。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電極が捲回された捲回体を有する筒状のバッテリの識別装置であって、
前記バッテリに電流を印加する電流印加部と、
前記電流の印加によって発生した磁場を測定する磁場測定部と、
前記磁場測定部によって測定された磁場の測定結果と、バッテリの種別に紐づけられた磁場情報とを比較することにより判定される前記バッテリの種別を取得する取得部と、
を備えるバッテリ識別装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記磁場測定部は、前記バッテリの側面に対して相対的に移動しながら前記バッテリの表面付近の磁場を測定するセンサを備える、
請求項1に記載のバッテリ識別装置。
【請求項3】
前記磁場測定部は、前記筒状のバッテリの両端面を通る軸を回転軸として前記バッテリを回転させる回転機構を備え、
前記センサは、前記回転機構により前記バッテリの側面に対して周方向に相対的に移動しながら磁場を測定する、
請求項2に記載のバッテリ識別装置。
【請求項4】
前記回転軸は、前記バッテリの一方の端面の中心と、前記バッテリの他方の端面の中心とを通る、
請求項3に記載のバッテリ識別装置。
【請求項5】
前記センサは、前記回転軸に対して平行に移動しながら磁場を測定する、
請求項3に記載のバッテリ識別装置。
【請求項6】
前記磁場測定部は、
前記筒状のバッテリの姿勢を固定する固定機構と、
前記バッテリの姿勢が前記固定機構によって固定されているときに前記バッテリの中心軸方向に移動しながら前記バッテリの外周に沿って磁場を測定するセンサと、
を備える、
請求項1に記載のバッテリ識別装置。
【請求項7】
前記捲回体は、前記電極に電気的に接続された電極タブを有し、
前記取得部は、前記バッテリの周方向の磁場成分の前記周方向における分布、または、前記周方向の磁場成分の長手方向における分布に基づいて、前記電極タブの位置を認識する、
請求項1に記載のバッテリ識別装置。
【請求項8】
前記捲回体は、前記電極に電気的に接続された電極タブを有し、
前記取得部は、前記バッテリの長手方向の磁場成分の強度、または、前記長手方向に対して垂直な方向の磁場成分の強度に基づいて、前記電極タブの数を認識する、
請求項1に記載のバッテリ識別装置。
【請求項9】
前記捲回体は、前記電極に電気的に接続された電極タブを有し、
前記取得部は、前記バッテリの長手方向に対して垂直な方向の磁場成分について、充電時の測定値の分布と、放電時の測定値の分布とが交差する位置に基づいて、前記電極タブの長さまたは幅を認識する、
請求項1に記載のバッテリ識別装置。
【請求項10】
電極が捲回された捲回体を有する筒状のバッテリの識別方法であって、
バッテリ識別装置が、
前記バッテリに電流を印加し、
前記電流の印加によって発生した磁場を測定し、
前記磁場の測定結果と、バッテリの種別に紐づけられた磁場情報とを比較することにより判定される前記バッテリの種別を取得する、
バッテリ識別方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリ識別装置、バッテリ識別方法、プログラム、および記憶媒体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、バッテリの充電時における直流内部抵抗と、放電時における直流内部抵抗とに基づいてバッテリの種別を識別する方法が知られている(例えば特許文献1参照)。このような方法では、予め定められた抵抗値を有する抵抗をバッテリに取り付けておき、識別時にその抵抗値を測定することによりバッテリの種別を判定している。また、ICチップをバッテリに取り付けておき、ICチップが出力する識別用の信号に基づいてバッテリの種別を判定する方法もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2015/133068号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、バッテリに抵抗やICチップなどの部品を取り付ける必要があるためコストがかかる。また、これらの部品を模造されてしまうと、意図しないバッテリに取り付けられて、バッテリの種別を正しく識別することができなくなってしまう。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、識別用の部品を取り付けることなくバッテリの種別を識別することができるバッテリ識別装置、バッテリ識別方法、プログラム、および記憶媒体を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係るバッテリ識別装置、バッテリ識別方法、プログラム、および記憶媒体は、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係るバッテリ識別装置は、電極が捲回された捲回体を有する筒状のバッテリの識別装置であって、前記バッテリに電流を印加する電流印加部と、前記電流の印加によって発生した磁場を測定する磁場測定部と、前記磁場測定部によって測定された磁場の測定結果と、バッテリの種別に紐づけられた磁場情報とを比較することにより判定される前記バッテリの種別を取得する取得部と、を備える。
【0007】
(2):上記(1)の態様において、前記磁場測定部は、前記バッテリの側面に対して相対的に移動しながら前記バッテリの表面付近の磁場を測定するセンサを備えるものである。
【0008】
(3):上記(2)の態様において、前記磁場測定部は、前記筒状のバッテリの両端面を通る軸を回転軸として前記バッテリを回転させる回転機構を備え、前記センサは、前記回転機構により前記バッテリの側面に対して周方向に相対的に移動しながら磁場を測定するものである。
【0009】
(4):上記(3)の態様において、前記回転軸は、前記バッテリの一方の端面の中心と、前記バッテリの他方の端面の中心とを通るものである。
【0010】
(5):上記(3)の態様において、前記センサは、前記回転軸に対して平行に移動しながら磁場を測定するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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