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公開番号2024155016
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023069353
出願日2023-04-20
発明の名称起立補助装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人大島特許事務所
主分類A61G 7/12 20060101AFI20241024BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】ユーザの姿勢の安定性を高めつつ、起立動作の屈曲相においてユーザの上半身の自然な前傾を促す。
【解決手段】起立補助装置1は、昇降可能に設けられる支柱6と、ユーザUの両腕を支えるべく支柱6に設けられる腕支持部7と、を備え、腕支持部7は、ユーザUの一方の腕を支えるべく前方に向かって延びる第1支持部68と、ユーザUの他方の腕を支えるべく第1支持部68から横方向に向かって延びる第2支持部69と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの起立動作を補助するための起立補助装置であって、
昇降可能に設けられる支柱と、
ユーザの両腕を支えるべく前記支柱に設けられる腕支持部と、を備え、
前記腕支持部は、
ユーザの一方の腕を支えるべく前方に向かって延びる第1支持部と、
ユーザの他方の腕を支えるべく前記第1支持部から横方向に向かって延びる第2支持部と、を備える起立補助装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記第1支持部の中心線と前記第2支持部の中心線は、平面視において直交している請求項1に記載の起立補助装置。
【請求項3】
前記第2支持部の少なくとも一部は、横方向に向かって延びる使用位置と、前方に向かって延びる非使用位置と、の間で前記第1支持部に対して回転可能に設けられている請求項1又は2に記載の起立補助装置。
【請求項4】
前記第1支持部は、
前後方向に延びる第1延出部と、
前記第1延出部の前端部に設けられる第1グリップと、
前記第1延出部の後端部に設けられる第1肘当てと、を備え、
前記第2支持部は、
左右方向に延びる第2延出部と、
前記第2延出部の前記第1支持部側の端部に設けられる第2グリップと、
前記第2延出部の前記第1支持部とは反対側の端部に設けられる第2肘当てと、を備えている請求項1又は2に記載の起立補助装置。
【請求項5】
前記第2グリップは、前記第1グリップよりも後方に位置している請求項4に記載の起立補助装置。
【請求項6】
前記第1グリップは、上方に向かって前方に傾斜しており、
前記第2グリップは、上方に向かって前記第1支持部側に傾斜している請求項4に記載の起立補助装置。
【請求項7】
前記第1グリップには、前記支柱の上昇操作及び下降操作を受け付ける操作部が設けられている請求項4に記載の起立補助装置。
【請求項8】
前記第1肘当ては、前側が開かれ、後側が閉じられた上向きの第1凹部を形成し、
前記第2肘当ては、左右両側が開かれた上向きの第2凹部を形成している請求項4に記載の起立補助装置。
【請求項9】
前記第1延出部の前部は、前記支柱の上端部に取り付けられており、
前記第2延出部は、前記第1延出部の前部から横方向に向かって延びている請求項4に記載の起立補助装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザの起立動作を補助するための起立補助装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、人間の動作の訓練又は補助に関する研究開発が注目されている。特に、人間の起立動作に関するデータ等を取得し、人間の起立動作を補助するための研究開発が盛んに行われている。
【0003】
例えば、特許文献1には、被介助者の体の一部を支えて、被介助者の起立および着座を補助する起立補助装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9―327485号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般的に、人間の起立動作は、上半身を前傾させる屈曲相と、臀部をシートから離間させる離殿相と、上半身を起こしながら両足を伸ばす伸展相と、によって構成されている。特許文献1の起立補助装置は、コの字型ハンドルで被介助者の両脇を支持して起立動作を補助しているため、起立動作の屈曲相において被介助者の上半身の自然な前傾を促すことができない虞がある。
【0006】
本発明は、以上の背景に鑑み、ユーザの姿勢の安定性を高めつつ、起立動作の屈曲相においてユーザの上半身の自然な前傾を促すことが可能な起立補助装置を提供することを課題とする。延いては、人間の動作の訓練又は補助に関する研究開発に寄与することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明のある態様は、ユーザ(U)の起立動作を補助するための起立補助装置(1)であって、昇降可能に設けられる支柱(6)と、ユーザの両腕を支えるべく前記支柱に設けられる腕支持部(7)と、を備え、前記腕支持部は、ユーザの一方の腕を支えるべく前方に向かって延びる第1支持部(68)と、ユーザの他方の腕を支えるべく前記第1支持部から横方向に向かって延びる第2支持部(69)と、を備える。
【0008】
この態様によれば、ユーザが第1、第2支持部に両腕を置くことで、ユーザの上半身が前傾し、起立動作の屈曲相が完了する。このように、起立動作の屈曲相においてユーザの上半身の自然な前傾を促すことができるため、起立動作を適切に補助することができる。また、第1支持部がユーザの一方の腕を縦方向に支え、第2支持部がユーザの他方の腕を横方向に支える。このように、第1、第2支持部がユーザの両腕を縦横両方向に支えることで、ユーザの姿勢の安定性を高めることができる。
【0009】
上記の態様において、前記第1支持部の中心線(L1)と前記第2支持部の中心線(L2)は、平面視において直交していても良い。
【0010】
この態様によれば、第1支持部と第2支持部を互いに適切な角度で配置することができる。そのため、起立動作の屈曲相においてユーザの上半身を適切な角度で前傾させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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