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公開番号2024123520
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023031003
出願日2023-03-01
発明の名称情報処理装置、及びプログラム
出願人株式会社TSグループ
代理人個人,個人
主分類G09B 19/00 20060101AFI20240905BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】受験者の能力をより幅広く確認するのが可能な情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置1は、試験装置として実現されている。この試験装置は、端末3を通し、第1言語による設問文のディスプレイ4への表示、及び第2言語による設問文のヘッドセット5による音声出力を行わせる。解答としては、ヘッドセット5への音声入力による口述、タッチパネル41への操作、及びカメラ6により動画撮影される動作のうちの何れかを可能とさせる。口述し難い知識、及び口述では確認が困難な技能も、タッチパネル41への操作、或いは動画撮影される動作から、より適切に確認することが可能となる。結果、受験者の能力をより幅広く確認できることとなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定の第1言語で記憶された試験の設問を表示させる設問表示処理手段と、
前記設問を前記所定の第1言語以外の所定の第2言語で読み上げ出力させる設問読み上げ処理手段と、
前記設問に対する受験者の解答を採点する採点手段と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記採点手段は、前記受験者が口述した内容を表す音声情報を取得する音声情報取得手段、を有し、
前記採点手段は、前記設問が口述での解答であった場合に、前記音声情報取得手段により取得される前記音声信号を用いて、前記受験者が口述した内容を音声認識して採点する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記設問が前記所定の第1言語での前記口述による解答であった場合に、前記採点手段は、前記受験者が前記所定の第1言語で口述した内容を音声認識して採点する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記採点手段は、前記受験者の動作を表す動作情報を取得する動作情報取得手段、を有し、
前記採点手段は、前記設問が前記受験者の動作による解答であった場合に、前記動作情報取得手段により取得される前記動作情報を用いて、前記受験者が行った前記動作を解析して採点する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記設問が前記受験者の動作による解答であった場合に、前記採点手段は、前記動作情報により、前記受験者のジェスチャー、及び前記設問表示処理手段により表示装置上に表示される画像に対する操作のうちの少なくとも一方を解析により認識して採点する、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記採点手段は、前記設問表示処理手段による前記設問の表示から前記受験者が前記解答を行うまでの経過時間を計時する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記設問表示処理手段は、前記設問に対して前記受験者が正しい解答を行ったと前記採点手段が採点することを条件に、次の設問を表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記条件が設定される前記設問と前記次の設問とは、所定の関係が存在するものである、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
情報処理装置に、
所定の第1言語で記憶された試験の設問を表示させ、
前記設問を前記所定の第1言語以外の所定の第2言語で読み上げ出力させ、
前記設問に対する受験者の解答を採点させる、
処理を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
受験者、例えば学習者の口述音声を音声認識し、自動的に採点することが行われている。学習者にとって他国言語で口述音声を発音させ、自動的に採点することも行われている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6674706号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
口述は、人とのコミュニケーションに最も用いられる。人が有している知識の大部分は、口述により確認することができる。しかし、知識であっても、口述するのが困難なものも存在する。また、試験で確認を望む受験者の能力は、知識だけであるとは限らない。例えば技能は、口述では確認するのが困難な能力である。このようなこともあり、受験者の能力は、より幅広く確認できるようにすることも望ましいと考えられる。
【0005】
本発明は、受験者の能力をより幅広く確認するのが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様の情報処理装置は、所定の第1言語で記憶された試験の設問を表示させる設問表示処理手段と、設問を所定の第1言語以外の所定の第2言語で読み上げ出力させる設問読み上げ処理手段と、設問に対する受験者の解答を採点する採点手段と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明では、受験者の能力をより幅広く確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る情報処理装置による職人技能試験方法の例を説明する図である。
設問の例を説明する図である。
本発明の情報処理装置の一実施形態に係る試験装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
本発明の情報処理装置の一実施形態に係る試験装置上に実現される機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
試験実施採点処理の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施形態は、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。本発明の技術的範囲には、様々な変形例も含まれる。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置による職人技能試験方法の例を説明する図である。
図1では、情報処理装置1は、試験装置として実現されている。この試験装置は、例えば職人として作業をする作業者を受験者とし、受験者の能力を評価する試験のためのものである。評価する能力は、知識、及び技能である。試験装置は、知識、及び技能の評価を通して、職人として必要なコミュニケーション力を有しているか否かを確認可能にする。以降、情報処理装置1は、「試験装置1」とも表記する。
(【0011】以降は省略されています)

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