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公開番号
2024122809
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023030579
出願日
2023-02-28
発明の名称
生体情報取得装置
出願人
国立大学法人神戸大学
,
旭光電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61B
5/08 20060101AFI20240902BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 容易に装着できる生体情報取得装置の提供。
【解決手段】 生体情報取得装置100は、被験者の顔において、少なくとも鼻から顎までを被覆する被覆部110a、被覆部110aを顔の所定の位置に固定する固定部110b、被覆部110aの被験者の顔側に配置され、被験者の呼吸を計測する呼吸計測部131、被験者の顔の所定の位置に配置され、脈拍、及び/又は、酸素飽和度を計測する脈拍・酸素飽和度計測部132、呼吸計測部131が計測した呼吸に関する呼吸情報、及び/又は、脈拍・酸素飽和度計測部132が計測した脈拍、及び/又は、酸素飽和度に関する脈拍・酸素飽和度情報を、外部の通信機器に送信する通信部134、呼吸計測部から呼吸情報を取得し、脈拍・酸素飽和度計測部から脈拍・酸素飽和度情報を取得し、取得した呼吸情報、及び/又は、脈拍・酸素飽和度情報を、通信部を介して、外部機器に送信する制御部135、を有する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被験者の生体情報を取得する生体情報取得装置であって、
前記被験者の顔において、少なくとも鼻から顎までを被覆する被覆部、
前記被覆部を前記顔の所定の位置に固定する固定部、
前記被覆部の前記被験者の前記顔側に配置され、前記被験者の呼吸を計測する呼吸計測部、
前記被験者の前記顔の所定の位置に配置され、脈拍、及び/又は、酸素飽和度を計測する脈拍・酸素飽和度計測部、
前記呼吸計測部が計測した呼吸に関する呼吸情報、及び/又は、前記脈拍・酸素飽和度計測部が計測した脈拍、及び/又は、酸素飽和度に関する脈拍・酸素飽和度情報を、外部の通信機器に送信する通信部、
前記呼吸計測部から前記呼吸情報を取得し、前記脈拍・酸素飽和度計測部から前記脈拍・酸素飽和度情報を取得し、取得した前記呼吸情報、及び/又は、前記脈拍・酸素飽和度情報を、前記通信部を介して、前記外部機器に送信する制御部、
を有する生体情報取得装置。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
請求項1に係る生体情報取得装置において、
前記呼吸計測部は、
前記被験者の鼻気流を計測すること、
を特徴とする生体情報取得装置。
【請求項3】
請求項1に係る生体情報取得装置において、
前記呼吸計測部は、
前記被験者の呼気流を計測すること、
を特徴とする生体情報取得装置。
【請求項4】
請求項2、又は、請求項3に係る生体情報取得装置において、
前記呼吸計測部は、
サーミスタを有すること、
を特徴とする生体情報取得装置。
【請求項5】
請求項1に係る生体情報取得装置において、さらに、
前記脈拍・酸素飽和度計測部の配置位置を調整する位置調整部、
を有する生体情報取得装置。
【請求項6】
請求項1に係る生体情報取得装置において、
前記被覆部は、
不織布を用いて形成されること、
を特徴とする生体情報取得装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生体情報取得装置に関し、特に、睡眠時無呼吸症候群の該当性を判断するために必要な情報を簡単に取得できるものに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の生体情報取得装置について、図8に示す機能付きマスク1を用いて説明する。図8に示す機能付きマスク1は、本体部11と、機能装置2と、を備える。本体部11は、使用者A1の鼻及び口のうちの少なくとも一方を覆い、空気の通過を許容する。機能装置2は、本体部11に設けられて、使用者A1の生体情報を測定する測定部21を有する。本体部11には、所定の粒子径よりも大きい粒子径を有する粒子の通過を規制する衛生部12が着脱可能である。これにより、清潔性を保ちつつ、使用者の体調を管理しやすくする。
【0003】
測定部21は、使用者A1の生体情報を測定する。より詳しく言えば、測定部21は、 使用者A1が機能付きマスク1を着用した状態において、使用者A1の生体情報を測定する。ここで、生体情報は、使用者A1の身体に関係する情報である。一例として、測定部21は、使用者A1の体温、使用者A1の皮膚から発せられる汗及び匂いの成分、並びに 使用者A1の発する呼気の成分のうちの少なくとも1つを生体情報として測定する。実施の形態では、測定部21の測定結果は、一時的に記憶部25に記憶される。
【0004】
例えば、測定部21は、赤外線式の温度センサを有している場合、使用者A1の顔の表面から放射される赤外線量を測定することにより、使用者A1の体温(ここでは、使用者A1の顔の表面温度)を測定することが可能である。また、例えば、測定部21は、ケミカルセンサを有している場合、使用者A1の皮膚から発せられる汗の成分を測定することが可能である。また、例えば、測定部21は、半導体式又は電気化学式のガスセンサを有している場合、使用者A1の皮膚から発せられる匂いの成分、又は使用者A1の発する呼気の成分を測定することが可能である。なお、ガスセンサにて測定可能なガス成分は、1種類に限らず、複数種類であってもよい(以上、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-83239号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述の機能付きマスク1には、以下に示すような改善すべき点がある。前述の機能付きマスク1では、取得する生体情報としては、汗及び匂いの成分、並びに 使用者A1の発する呼気の成分等、記載の生体情報以外の生体情報については、どのような生体情報を、どのようなセンサ等の生体情報取得部を用いて、取得するのかについては、記載がない。このため、呼吸の有無や脈拍、酸素飽和度といった生体情報の取得に用いることができない、という改善すべき点がある。
【0007】
また、前述の機能付きマスク1を用いて、特定の疾患、例えば、睡眠時無呼吸症候群の該当性の判断に使用しようとする場合、どのような生体情報を、どのようなセンサ等の生体情報取得部を用いて、取得するのかについては、記載がない。このため、機能付きマスク1を睡眠時無呼吸症候群の該当性の判断に用いることができない、という改善すべき点がある。
【0008】
また、睡眠時無呼吸症候群の検査に使用しようとする場合、どのような生体情報を、どのようなセンサ等の生体情報取得部を用いて、取得するのかが分かっていたとしても、どのようにその生体情報取得部を配置するのか等、具体的な構成については開示されていない。この点からも、機能付きマスク1を睡眠時無呼吸症候群の該当性の判断に用いることができない、という改善すべき点がある。
【0009】
そこで、本発明は、容易に装着できる生体情報取得装置を提供することを目的とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明における課題を解決するための手段及び発明の効果を以下に示す。
(【0011】以降は省略されています)
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