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公開番号2024122654
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023030316
出願日2023-02-28
発明の名称加熱ユニット
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20240902BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ケーブルと、ホルダの支持壁との接触を抑制できる加熱ユニットを提供する。
【解決手段】加熱ユニットは、長手方向に延びた基板および基板に配置される抵抗発熱体を有するヒータと、ヒータの周りを回転する無端状のベルトと、ヒータの温度を検知可能であり、基板の厚み方向においてヒータと対向する温度検知素子60と、温度検知素子60に接続されたケーブル70と、ヒータと温度検知素子60を支持するホルダ30と、ケーブル70を保持するケーブルガイド200とを備える。ホルダ30は、ヒータを支持する支持壁31を有する。ケーブルガイド200は、ケーブル70の少なくとも一部と支持壁31との間に配置された隔壁230(231~236)を有する。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
第1面および前記第1面と反対側の面である第2面を有するヒータであって、長手方向に延びた基板と、前記基板に配置される抵抗発熱体と、を有するヒータと、
前記ヒータの周りを回転する無端状のベルトであって、内周面が前記ヒータの前記第1面と接触するベルトと、
前記ヒータの温度を検知可能な温度検知素子であって、前記ヒータの前記第2面に直交する、前記基板の厚み方向において前記ヒータの前記第2面と対向する温度検知素子と、
前記温度検知素子に接続されたケーブルと、
前記ヒータと前記温度検知素子を支持するホルダであって、前記ヒータの前記第2面を支持する支持壁を有するホルダと、
前記ケーブルを保持するケーブルガイドであって、前記ケーブルの少なくとも一部と前記支持壁との間に配置された隔壁を有するケーブルガイドと、を備えることを特徴とする加熱ユニット。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記隔壁は、前記長手方向において、少なくとも前記抵抗発熱体が配置された発熱領域に対応して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の加熱ユニット。
【請求項3】
前記ケーブルガイドは、前記長手方向における少なくとも前記発熱領域において、前記ケーブルを前記支持壁から離間させた状態で保持していることを特徴とする請求項2に記載の加熱ユニット。
【請求項4】
前記長手方向において、前記ケーブルガイドの両端部は、前記発熱領域の外側に位置し、前記ケーブルを前記支持壁から離間させた状態で保持していることを特徴とする請求項3に記載の加熱ユニット。
【請求項5】
前記温度検知素子は、第1温度検知素子と、第2温度検知素子とを含み、
加熱ユニットは、前記第1温度検知素子を前記ヒータに向けて付勢する第1付勢部材を備え、
前記ケーブルガイドは、前記第2温度検知素子に接続されたケーブルを、前記厚み方向において、前記第1付勢部材の、前記支持壁が位置する側とは反対側を通した状態で保持していることを特徴とする請求項1に記載の加熱ユニット。
【請求項6】
前記温度検知素子を前記ヒータに向けて付勢する圧縮コイルばねと、
前記厚み方向において、前記ホルダを、前記ヒータが位置する側と反対側から支持するステイであって、前記ホルダよりも剛性の高いステイと、を備え、
前記圧縮コイルばねは、前記ステイと前記温度検知素子との間に配置され、片方の端が前記ステイに接触しており、
前記ケーブルガイドは、前記圧縮コイルばねを通す貫通孔を有することを特徴とする請求項1に記載の加熱ユニット。
【請求項7】
前記温度検知素子は、サーミスタと、サーモスタットとを含み、
前記ヒータは、前記抵抗発熱体と導通する給電端子であって、コネクタが接続される給電端子を有し、
前記サーミスタに接続されたケーブルは、前記サーミスタから前記長手方向の一方に向けて延び、
前記サーモスタットに接続されたケーブルは、前記サーモスタットから前記長手方向の他方に向けて延び、
前記給電端子は、前記ヒータの、前記長手方向における他方の端部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の加熱ユニット。
【請求項8】
前記厚み方向において、前記ホルダを、前記ヒータが位置する側と反対側から支持するステイを備え、
前記ケーブルガイドは、前記厚み方向において前記ケーブルと前記ステイとの間に配置されたケーブル規制部であって、前記厚み方向における前記ケーブルの前記ステイに近づく方向への移動を規制するケーブル規制部を有することを特徴とする請求項1に記載の加熱ユニット。
【請求項9】
前記ケーブルガイドは、複数の前記ケーブル規制部を有し、
複数の前記ケーブル規制部は、前記厚み方向から見て、前記長手方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項8に記載の加熱ユニット。
【請求項10】
前記厚み方向において、前記ホルダを、前記ヒータが位置する側と反対側から支持するステイであって、前記ホルダよりも剛性の高いステイを備え、
前記ケーブルガイドは、前記厚み方向において前記ステイに当接可能なステイ当接部であって、前記厚み方向において前記ステイに向けて突出するステイ当接部を有することを特徴とする請求項1に記載の加熱ユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置の定着装置などに用いられる加熱ユニットに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、加熱ユニットとして、面状のヒータと、ヒータの周りを回転する無端状のベルトと、ヒータの温度を検出する温度センサと、温度センサに接続されたケーブルと、ヒータを保持するホルダとを備えるものが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-091433号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、加熱ユニットにおいては、ホルダの、ヒータを支持する支持壁が高温になるため、ケーブルと、ホルダの支持壁とがなるべく接触しないことが望ましい。
【0005】
そこで、ケーブルと、ホルダの支持壁との接触を抑制できる加熱ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
加熱ユニットは、ヒータと、ベルトと、温度検知素子と、ケーブルと、ホルダと、ケーブルガイドと、を備える。
ヒータは、第1面および第1面と反対側の面である第2面を有するヒータであって、長手方向に延びた基板と、基板に配置される抵抗発熱体と、を有する。
ベルトは、ヒータの周りを回転する無端状のベルトであって、内周面がヒータの第1面と接触する。
温度検知素子は、ヒータの温度を検知可能な温度検知素子であって、ヒータの第2面に直交する、基板の厚み方向においてヒータの第2面と対向する。
ケーブルは、温度検知素子に接続されている。
ホルダは、ヒータと温度検知素子を支持するホルダであって、ヒータの第2面を支持する支持壁を有する。
ケーブルガイドは、ケーブルを保持するケーブルガイドであって、ケーブルの少なくとも一部と支持壁との間に配置された隔壁を有する。
【0007】
ケーブルを保持するケーブルガイドが、ケーブルの少なくとも一部と支持壁との間に配置された隔壁を有することで、ケーブルと、ホルダの支持壁との接触を抑制できる。
【0008】
隔壁は、長手方向において、少なくとも抵抗発熱体が配置された発熱領域に対応して配置されている構成であってもよい。
【0009】
隔壁がヒータの発熱領域に対応して配置されていることで、ケーブルと、支持壁の高温となりやすい部分との接触を抑制できる。
【0010】
ケーブルガイドは、長手方向における少なくとも発熱領域において、ケーブルを支持壁から離間させた状態で保持している構成であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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