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公開番号
2024155471
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023070210
出願日
2023-04-21
発明の名称
管理サーバのためのコンピュータプログラム、管理サーバ、及び、管理サーバによって実行される方法
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
G06Q
30/04 20120101AFI20241024BHJP(計算;計数)
要約
【課題】プリンタに関するサービスが提供される環境において、ユーザの利便性を向上させる技術を開示する。
【解決手段】管理サーバは、特定のユーザを識別する特定の識別情報に関連付けて、第1のサービスへの加入を示す第1の加入情報を請求サーバに記憶させ、特定の識別情報に関連付けて、第2のサービスへの加入を示す第2の加入情報を請求サーバに記憶させる。管理サーバは、所定の条件が満たされる場合に、特定の識別情報に関連付けて、特定のユーザのための割引情報を請求サーバに記憶させる。請求サーバは、第1の加入情報に従って第1のサービス料を特定のユーザに請求する際に、割引情報に応じた割引を実行可能であると共に、第2の加入情報に従って第2のサービス料を特定のユーザに請求する際に、割引情報に応じた割引を実行可能である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
管理サーバのためのコンピュータプログラムであって、
前記管理サーバのコンピュータを、以下の各部、即ち、
第1のプリンタのユーザである特定のユーザから、前記第1のプリンタのための第1のサービスに加入するための第1の指示が取得される場合に、前記特定のユーザを識別する特定の識別情報に関連付けて、前記第1のサービスへの加入を示す第1の加入情報を前記請求サーバに記憶させる第1の記憶制御部であって、前記請求サーバは、前記特定の識別情報に関連付けられている前記第1の加入情報に従って、前記第1のサービスの提供を受けるための予め決められている第1のサービス料を、前記特定の識別情報に対応する前記特定のユーザに請求可能である、前記第1の記憶制御部と、
第2のプリンタのユーザである前記特定のユーザから、前記第2のプリンタのための第2のサービスに加入するための第2の指示が取得される場合に、前記特定の識別情報に関連付けて、前記第2のサービスへの加入を示す第2の加入情報を前記請求サーバに記憶させる第2の記憶制御部であって、前記請求サーバは、前記特定の識別情報に関連付けられている前記第2の加入情報に従って、前記第2のサービスの提供を受けるための予め決められている第2のサービス料を、前記特定の識別情報に対応する前記特定のユーザに請求可能である、前記第2の記憶制御部と、
所定の条件が満たされる場合に、前記特定の識別情報に関連付けて、前記特定のユーザのための割引情報を前記請求サーバに記憶させる第3の記憶制御部であって、前記請求サーバは、前記特定の識別情報に関連付けられている前記第1の加入情報に従って前記第1のサービス料を前記特定のユーザに請求する際に、前記特定の識別情報に関連付けられている前記割引情報に応じた割引を実行可能であると共に、前記特定の識別情報に関連付けられている前記第2の加入情報に従って前記第2のサービス料を前記特定のユーザに請求する際に、前記特定の識別情報に関連付けられている前記割引情報に応じた割引を実行可能である、前記第3の記憶制御部と、
として機能させる、コンピュータプログラム。
続きを表示(約 2,800 文字)
【請求項2】
前記特定の識別情報に関連付けて前記割引情報が前記請求サーバに記憶される際に、前記割引情報は、第1の割引可能金額を示し、
前記請求サーバは、
前記第1の加入情報に従って前記第1のサービス料を前記特定のユーザに請求する際に、前記第1の割引可能金額が前記第1のサービス料よりも大きい場合に、前記第1のサービス料の全額の割引を実行し、前記割引情報によって示される割引可能金額を、前記第1の割引可能金額から、前記第1の割引可能金額と前記第1のサービス料との間の差分である第2の割引可能金額に変更し、
前記割引情報によって示される割引可能金額が前記第1の割引可能金額から前記第2の割引可能金額に変更された後に、前記第2の加入情報に従って前記第2のサービス料を前記特定のユーザに請求する際に、前記割引情報によって示される前記第2の割引可能金額が前記第2のサービス料よりも小さい場合に、前記第2の割引可能金額の割引を実行し、前記割引情報によって示される割引可能金額をゼロに変更する、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項3】
前記特定のユーザから前記第1の指示が取得される場合に、前記所定の条件が満たされる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項4】
前記第1の記憶制御部は、前記所定の条件が満たされる場合に、サービス料の割引に対応する所定のサービスプラン情報を前記請求サーバに送信することによって、前記特定の識別情報に関連付けて前記割引情報を前記請求サーバに記憶させる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項5】
前記第1の記憶制御部は、前記所定の条件が満たされる場合に、前記特定のユーザによって入力されたクーポンコードを前記請求サーバに送信することによって、前記特定の識別情報に関連付けて前記割引情報を前記請求サーバに記憶させる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項6】
前記第2のプリンタは、前記第1のプリンタと同じであり、
前記第2のサービスは、前記第1のサービスとは異なる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項7】
前記第2のプリンタは、前記第1のプリンタとは異なり、
前記第2のサービスは、前記第1のサービスと同じである、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項8】
管理サーバであって、
第1のプリンタのユーザである特定のユーザから、前記第1のプリンタのための第1のサービスに加入するための第1の指示が取得される場合に、前記特定のユーザを識別する特定の識別情報に関連付けて、前記第1のサービスへの加入を示す第1の加入情報を前記請求サーバに記憶させる第1の記憶制御部であって、前記請求サーバは、前記特定の識別情報に関連付けられている前記第1の加入情報に従って、前記第1のサービスの提供を受けるための予め決められている第1のサービス料を、前記特定の識別情報に対応する前記特定のユーザに請求可能である、前記第1の記憶制御部と、
第2のプリンタのユーザである前記特定のユーザから、前記第2のプリンタのための第2のサービスに加入するための第2の指示が取得される場合に、前記特定の識別情報に関連付けて、前記第2のサービスへの加入を示す第2の加入情報を前記請求サーバに記憶させる第2の記憶制御部であって、前記請求サーバは、前記特定の識別情報に関連付けられている前記第2の加入情報に従って、前記第2のサービスの提供を受けるための予め決められている第2のサービス料を、前記特定の識別情報に対応する前記特定のユーザに請求可能である、前記第2の記憶制御部と、
所定の条件が満たされる場合に、前記特定の識別情報に関連付けて、前記特定のユーザのための割引情報を前記請求サーバに記憶させる第3の記憶制御部であって、前記請求サーバは、前記特定の識別情報に関連付けられている前記第1の加入情報に従って前記第1のサービス料を前記特定のユーザに請求する際に、前記特定の識別情報に関連付けられている前記割引情報に応じた割引を実行可能であると共に、前記特定の識別情報に関連付けられている前記第2の加入情報に従って前記第2のサービス料を前記特定のユーザに請求する際に、前記特定の識別情報に関連付けられている前記割引情報に応じた割引を実行可能である、前記第3の記憶制御部と、
を備える、管理サーバ。
【請求項9】
管理サーバによって実行される方法であって、
第1のプリンタのユーザである特定のユーザから、前記第1のプリンタのための第1のサービスに加入するための第1の指示が取得される場合に、前記特定のユーザを識別する特定の識別情報に関連付けて、前記第1のサービスへの加入を示す第1の加入情報を前記請求サーバに記憶させる第1の記憶制御工程であって、前記請求サーバは、前記特定の識別情報に関連付けられている前記第1の加入情報に従って、前記第1のサービスの提供を受けるための予め決められている第1のサービス料を、前記特定の識別情報に対応する前記特定のユーザに請求可能である、前記第1の記憶制御工程と、
第2のプリンタのユーザである前記特定のユーザから、前記第2のプリンタのための第2のサービスに加入するための第2の指示が取得される場合に、前記特定の識別情報に関連付けて、前記第2のサービスへの加入を示す第2の加入情報を前記請求サーバに記憶させる第2の記憶制御工程であって、前記請求サーバは、前記特定の識別情報に関連付けられている前記第2の加入情報に従って、前記第2のサービスの提供を受けるための予め決められている第2のサービス料を、前記特定の識別情報に対応する前記特定のユーザに請求可能である、前記第2の記憶制御工程と、
所定の条件が満たされる場合に、前記特定の識別情報に関連付けて、前記特定のユーザのための割引情報を前記請求サーバに記憶させる第3の記憶制御工程であって、前記請求サーバは、前記特定の識別情報に関連付けられている前記第1の加入情報に従って前記第1のサービス料を前記特定のユーザに請求する際に、前記特定の識別情報に関連付けられている前記割引情報に応じた割引を実行可能であると共に、前記特定の識別情報に関連付けられている前記第2の加入情報に従って前記第2のサービス料を前記特定のユーザに請求する際に、前記特定の識別情報に関連付けられている前記割引情報に応じた割引を実行可能である、前記第3の記憶制御工程と、
を備える、方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、プリンタに関する管理サーバに関する技術を開示する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、プリンタとPCと情報管理サーバとを備える通信システムが開示されている。プリンタは、定額印刷処理が実行される毎に、印刷枚数に関する印刷情報を記憶し、印刷情報を情報管理サーバに送信する。情報管理サーバは、プリンタから印刷情報を受信する場合に、印刷情報を管理する。情報管理サーバは、プリンタから受信される印刷情報を利用して、定額印刷処理のサービスを提供する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-49767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本明細書では、プリンタに関するサービスが提供される環境において、ユーザの利便性を向上させる技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、管理サーバのためのコンピュータプログラムを開示する。当該コンピュータプログラムは、前記管理サーバのコンピュータを、以下の各部、即ち、第1のプリンタのユーザである特定のユーザから、前記第1のプリンタのための第1のサービスに加入するための第1の指示が取得される場合に、前記特定のユーザを識別する特定の識別情報に関連付けて、前記第1のサービスへの加入を示す第1の加入情報を前記請求サーバに記憶させる第1の記憶制御部であって、前記請求サーバは、前記特定の識別情報に関連付けられている前記第1の加入情報に従って、前記第1のサービスの提供を受けるための予め決められている第1のサービス料を、前記特定の識別情報に対応する前記特定のユーザに請求可能である、前記第1の記憶制御部と、第2のプリンタのユーザである前記特定のユーザから、前記第2のプリンタのための第2のサービスに加入するための第2の指示が取得される場合に、前記特定の識別情報に関連付けて、前記第2のサービスへの加入を示す第2の加入情報を前記請求サーバに記憶させる第2の記憶制御部であって、前記請求サーバは、前記特定の識別情報に関連付けられている前記第2の加入情報に従って、前記第2のサービスの提供を受けるための予め決められている第2のサービス料を、前記特定の識別情報に対応する前記特定のユーザに請求可能である、前記第2の記憶制御部と、所定の条件が満たされる場合に、前記特定の識別情報に関連付けて、前記特定のユーザのための割引情報を前記請求サーバに記憶させる第3の記憶制御部であって、前記請求サーバは、前記特定の識別情報に関連付けられている前記第1の加入情報に従って前記第1のサービス料を請求する際に、前記特定の識別情報に関連付けられている前記割引情報に応じた割引を実行可能であると共に、前記特定の識別情報に関連付けられている前記第2の加入情報に従って前記特定のユーザに請求する際に、前記特定の識別情報に関連付けられている前記割引情報に応じた割引を実行可能である、前記第3の記憶制御部と、として機能させてもよい。
【0006】
上記の構成によると、管理サーバは、特定の識別情報に関連付けて、特定のユーザのための割引情報を請求サーバに記憶させる。このために、請求サーバは、第1のサービス料及び第2のサービス料のそれぞれを特定のユーザに請求する際に、上記の割引情報に応じた割引を実行可能である。従って、ユーザの利便性が向上する。
【0007】
上記のコンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体、上記のコンピュータプログラムによって実現される管理サーバ、及び、管理サーバによって実行される方法も、新規で有用である。また、管理サーバと他のデバイス(例えば請求サーバ)とを含む通信システムも、新規で有用である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
通信システムの構成を示す。
各テーブルの一例を示す。
各デバイスによって実行される処理のシーケンス図を示す。
図3の続きのシーケンス図を示す。
請求処理のフローチャートを示す。
第2実施例のシーケンス図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施例)
(通信システム2の構成:図1)
図1に示されるように、通信システム2は、プリンタ10,50と、端末装置60と、管理サーバ100と、請求サーバ200と、を備える。各プリンタ10,50及び端末装置60は、LAN(Local Area Networkの略)4に接続されており、LAN4を介して相互に通信可能である。本実施例では、各プリンタ10,50及び端末装置60は、同じユーザによって利用される。端末装置60は、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、タブレットPC等の可搬型の端末装置である。LAN4は、インターネット6に接続されている。管理サーバ100及び請求サーバ200は、インターネット6に接続されている。
【0010】
(プリンタ10,50の構成)
各プリンタ10,50は、印刷機能を実行可能な周辺装置(即ちPC等の周辺装置)である。各プリンタ10,50は、印刷機能に加えて、スキャン機能、FAX機能等を実行可能な多機能機であってもよい。プリンタ10にはシリアル番号「SN1」が割り当てられており、プリンタ50にはシリアル番号「SN2」が割り当てられている。シリアル番号は、プリンタの製造時に割り当てられる識別番号である。
(【0011】以降は省略されています)
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