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公開番号
2024122442
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023029977
出願日
2023-02-28
発明の名称
シート給送装置、及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
B65H
3/48 20060101AFI20240902BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】種別検知部によりシートの種別を検知する第1モードにあって、1枚目のシートの給送が遅くなることの防止を図ること。
【解決手段】シート給送装置は、複数のシートを支持する支持部と、支持部に支持されたシートを給送する給送部と、支持部に支持された複数のシートにエアを吹き付けてシートを捌く捌き部と、給送部により給送されたシートの種別を検知する種別検知部と、シートの種別に応じて捌き部によるエアの吹き付け動作を制御する制御部と、を備え、制御部は、シートの給送を行いつつ、支持部に支持されたシートの種別を種別検知部により検知して設定する第1モードを実行可能であり、第1モードの実行によってシートの給送を開始する際に実行するエアの吹き付け動作を設定する設定処理(S2)を実行する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のシートを支持する支持部と、
前記支持部に支持されたシートを給送する給送部と、
前記支持部に支持された複数のシートにエアを吹き付けてシートを捌く捌き部と、
前記給送部により給送されたシートの種別を検知する種別検知部と、
シートの種別に応じて前記捌き部によるエアの吹き付け動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
シートの給送を行いつつ、前記支持部に支持されたシートの種別を前記種別検知部により検知して設定する第1モードを実行可能であり、
前記第1モードの実行によってシートの給送を開始する際に実行する前記エアの吹き付け動作、を設定する設定処理を実行する、
ことを特徴とするシート給送装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記支持部に支持されたシートの種別の情報を入力する種別入力部を備え、
前記制御部は、
前記第1モードと、
前記支持部に支持されたシートの種別を前記種別入力部により入力された情報により設定し、給送を実行する第2モードと、を選択的に実行可能であり、
前記第1モードと前記第2モードとの何れかを選択する選択処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記選択処理を実行する前に、前記設定処理を実行する、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
【請求項4】
前記制御部は、電源が投入された際に、前記設定処理を実行する、
ことを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記選択処理により前記第1モードが選択された際に、前記設定処理を実行可能である、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
【請求項6】
前記支持部にシートが支持されたことを検知するシート検知部を備え、
前記制御部は、前記第1モードが選択され、かつ前記シート検知部により前記支持部にシートが支持されたことを検知した際に、前記設定処理を実行する、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記第1モードが選択され、かつ前記給送部による給送開始が指示された際に、前記設定処理を実行する、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記設定処理において前記エアの吹き付け動作を、駆動状態又は非駆動状態に選択可能であり、
前記第1モードの実行により複数のシートの給送を開始する際に、前記エアの吹き付け動作が前記非駆動状態に設定されていた場合であって、前記種別検知部により検知されたシートの種別が前記エアの吹き付け動作の駆動が必要な種別であるときは、前記エアの吹き付け動作を前記非駆動状態から前記駆動状態に切換える、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
【請求項9】
請求項1乃至8の何れか1項に記載のシート給送装置と、
前記シート給送装置により給送されたシートに画像を形成する画像形成部と、を備えた、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
前記シート給送装置は、前記支持部にシートを手差し可能な手差し給送部である、
ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、支持部に支持された複数のシートにエアを吹き付けて捌く捌き部を備えたシート給送装置、及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置には、シートに画像を形成する画像形成部にシートを給送するシート給送装置として、手差しトレイや給紙カセット等が備えられ、或いは給送デッキ等が外付けされている。また、近年、多様な種類のシートに画像を形成する要望が増え、コート紙のような表面が平滑なシートが用いられることがある。このような表面が平滑なシートからなるシート束が上記のようなシート給送装置にセットされると、シート同士の密着力が高いため、シートの分離ができずに給送不良を生じる虞がある。そのため、セットされたシート束にエアを吹き付けてシートを浮上させてシートを捌く、所謂エア捌きを行うものが提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
一方、多様な種類のシートが用いられるため、シートの種別を検知するメディア検知センサを備えた画像形成装置も提案されている(特許文献2参照)。このようなメディア検知センサでシートの種別を検知(判別)するものにおいては、検知したシートの種別の特性に応じて、シート搬送速度の設定、現像・転写の出力調整、定着温度の調整等の画像形成プロセスの動作条件を設定する。これにより、シートの種別に応じた最適な画像形成を行おうとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平4-23747号公報
特開2022-62122号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、例えばシート給送装置にシートの交換等でシート束をセットした場合や、省電力モード等から電源を投入し直して復帰した場合等にあっては、シート給送装置にセットされたシートの種別が不明となる。このような場合に、上記特許文献2のようにメディア検知センサを用いてシートの種別を検知するものでは、1枚目のシートを給送してメディア検知センサで検知するまでシートの種別を検知することはできない。
【0006】
上記特許文献1のようにエア捌きを行うものにあっては、普通紙のようなシート同士の密着力が高くないシートではエア捌きを行う必要は無いが、コート紙のような表面が平滑なシートであればエア捌きを行う必要がある。そのため、シートの種別に応じて、エア捌きの実行の可否を判別したいが、上記特許文献2のようにメディア検知センサによりシートの種別を検知するものでは、1枚目のシートについてシートの種別が判別できないという問題がある。そこで、コート紙のような表面が平滑なシートである場合、エア捌きを行わないとシートの給送が不能となる虞があるため、シートの種別が不明な場合にはエア捌きを行うように構成しておくことも考えられる。しかしながら、このようにエア捌きを一律に行うと、エア捌きが不要なシート同士の密着力が高くないシートに対してもエア捌きを行ってしまう。このため、1枚目のシートの給送が遅くなり、所謂FCOT(First Copy Output Time)が低下してしまうという問題がある。
【0007】
そこで本発明は、種別検知部によりシートの種別を検知する第1モードにあって、1枚目のシートの給送が遅くなることの防止を図ることが可能なシート給送装置、及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、複数のシートを支持する支持部と、前記支持部に支持されたシートを給送する給送部と、前記支持部に支持された複数のシートにエアを吹き付けてシートを捌く捌き部と、前記給送部により給送されたシートの種別を検知する種別検知部と、シートの種別に応じて前記捌き部によるエアの吹き付け動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、シートの給送を行いつつ、前記支持部に支持されたシートの種別を前記種別検知部により検知して設定する第1モードを実行可能であり、前記第1モードの実行によってシートの給送を開始する際に実行する前記エアの吹き付け動作、を設定する設定処理を実行する、ことを特徴とするシート給送装置である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、種別検知部によりシートの種別を検知する第1モードにあって、1枚目のシートの給送が遅くなることの防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施の形態に係る画像形成システムの概略構成を示す図である。
第1の実施の形態に係る画像形成システムの制御系を示すブロック図である。
第1の実施の形態に係る手差し給送部の構成を示す模式図である。
第1の実施の形態に係る手差し給送部でエア吹き付け動作を行った状態を示す模式図である。
第1の実施の形態に係るメディア検知センサの構成を示す模式図である。
第1の実施の形態に係る電源ON時の処理を示すフローチャートである。
第1の実施の形態に係る捌き設定の処理を示すフローチャートである。
第1の実施の形態に係るエア吹き付け動作の設定画面を示す図である。
第1の実施の形態に係る給紙トレイにシートがセットされた場合の処理を示すフローチャートである。
第1の形態に係るメディア情報の設定処理を示すフローチャートである。
第1の実施の形態に係るメディア情報決定方法の設定画面を示す図である。
第1の実施の形態に係る用紙の厚さの設定画面を示す図である。
第1の実施の形態に係る用紙の表面性の設定画面を示す図である。
第1の実施の形態に係るジョブが投入された場合の処理の一部を示すフローチャートである。
第1の実施の形態に係るジョブが投入された場合の処理の続きを示すフローチャートである。
第1の実施の形態に係る捌き処理を示すフローチャートである。
第2の形態に係るメディア情報の設定処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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