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公開番号
2024122353
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023029854
出願日
2023-02-28
発明の名称
エア抜き装置及びエア抜き方法
出願人
カヤバ株式会社
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
F16K
17/06 20060101AFI20240902BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】電磁リリーフ弁内のエア抜きを行うためのエア抜き装置及びエア抜き方法を提供する。
【解決手段】エア抜き装置30は、弁体が閉弁している逆比例型の電磁リリーフ弁100に対して、ポート76hあるいは低圧側の通路からスプリング室77内に作動液を供給するポンプEPを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
逆比例タイプの電磁リリーフ弁内のエアを抜くためのエア抜き装置であって、
前記電磁リリーフ弁は、
高圧側の通路と低圧側の通路とを連通または遮断する弁体と、
前記弁体を閉弁方向に付勢する付勢部と、を備え、
前記付勢部は、
前記弁体に当接するロッドが固定されたプランジャと、
前記プランジャを介して前記弁体を閉弁方向に付勢する付勢部材と、
電流が印加されると前記付勢部材の付勢力に対向する反力を前記プランジャに付与するコイルと、
前記プランジャを挟んで前記弁体と反対側に設けられ、前記付勢部材が収容される付勢部材室と、
前記付勢部材室と大気とを連通するポートと、を有し、
前記エア抜き装置は、
前記弁体が閉弁している前記電磁リリーフ弁に対して、前記ポートあるいは前記低圧側の通路から前記付勢部材室内に作動液を供給するポンプを備えることを特徴とするエア抜き装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
請求項1に記載されたエア抜き装置であって、
前記電磁リリーフ弁は、前記弁体を収容するバルブハウジングをさらに備え、
前記エア抜き装置は、前記バルブハウジングが着脱自在に取り付けられ、前記低圧側の通路に連通する通路が形成されたアダプタをさらに備えることを特徴とするエア抜き装置。
【請求項3】
請求項2に記載されたエア抜き装置であって、
前記アダプタと前記電磁リリーフ弁とは、迅速継手によって接続されることを特徴とするエア抜き装置。
【請求項4】
請求項1または2に記載されたエア抜き装置であって、
前記電磁リリーフ弁から排出された作動液が流れる排出通路を有し、
前記排出通路は、前記排出通路の内部を流れる作動液を視認できるように少なくとも一部が透明の部材によって形成されていることを特徴とするエア抜き装置。
【請求項5】
逆比例タイプの電磁リリーフ弁内のエアを抜くためのエア抜き方法であって、
前記電磁リリーフ弁は、
高圧側の通路と低圧側の通路とを連通または遮断する弁体と、
前記弁体を閉弁方向に付勢する付勢部と、を備え、
前記付勢部は、
前記弁体に当接するロッドが固定されたプランジャと、
前記プランジャを介して前記弁体を閉弁方向に付勢する付勢部材と、
電流が印加されると前記付勢部材の付勢力に対向する反力を前記プランジャに付与するコイルと、
前記プランジャを挟んで前記弁体と反対側に設けられ、前記付勢部材が収容される付勢部材室と、
前記付勢部材室と大気とを連通するポートと、を有し、
前記ポートから前記付勢部材室に作動液を供給して前記低圧側の通路から前記電磁リリーフ弁の外部に作動液を排出する、あるいは、前記低圧側の通路から前記付勢部材室に作動液を供給して前記ポートから前記電磁リリーフ弁の外部に作動液を排出することを特徴とするエア抜き方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁リリーフ弁のエア抜き装置及び電磁リリーフ弁のエア抜き方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、高圧通路内の作動油の圧力が設定圧に達すると開弁し、高圧通路から低圧通路へ作動油を逃がすことにより、高圧通路内の作動油の圧力が異常に高圧となることを防止する電磁リリーフ弁が開示されている。
【0003】
特許文献1に記載の電磁リリーフ弁は、設定圧を変更することを可能にするソレノイド部を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-12406号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の電磁リリーフ弁は、出荷時に検査を行った後、搬送され、その後、バルブブロックなどの油圧機器に取り付けられる。特許文献1に記載の電磁リリーフ弁では、搬送中の振動などの影響により、弁内部にエアが混入することがある。
【0006】
例えば、ソレノイド部のプランジャを付勢するスプリングが収容されるスプリング室にエアが混入してしまうと、プランジャの移動に伴いエアが膨張及び収縮して、電磁リリーフ弁の作動が不安定になる。
【0007】
このため、電磁リリーフ弁を油圧機器に取り付ける直前に電磁リリーフ弁内のエア抜きを行うことが好ましい。
【0008】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単に電磁リリーフ弁内のエア抜きを行うためのエア抜き装置及びエア抜き方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、逆比例タイプの電磁リリーフ弁内のエアを抜くためのエア抜き装置であって、電磁リリーフ弁は、高圧側の通路と低圧側の通路とを連通または遮断する弁体と、弁体を閉弁方向に付勢する付勢部と、を備え、付勢部は、弁体に当接するロッドが固定されたプランジャと、プランジャを介して弁体を閉弁方向に付勢する付勢部材と、電流が印加されると付勢部材の付勢力に対向する反力をプランジャに付与するコイルと、プランジャを挟んで弁体と反対側に設けられ、付勢部材が収容される付勢部材室と、付勢部材室と大気とを連通するポートと、を有し、エア抜き装置は、弁体が閉弁している電磁リリーフ弁に対して、ポートあるいは低圧側の通路から付勢部材室内に作動液を供給するポンプを備えることを特徴とする。
【0010】
この発明では、ポンプから吐出された作動液が電磁リリーフ弁内を通過することにより、電磁リリーフ弁内に溜まっているエアが作動液とともに、電磁リリーフ弁の外部に排出される。
(【0011】以降は省略されています)
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