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公開番号2024121412
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023028513
出願日2023-02-27
発明の名称駐車案内装置、駐車場管理システム、駐車案内方法、及び、プログラム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人クロスボーダー特許事務所
主分類G08G 1/14 20060101AFI20240830BHJP(信号)
要約【課題】駐車スペースに効率よく駐車できる駐車案内装置を提案する。
【解決手段】車両500が撮影された車両画像から前記車両500の識別子を認識する車両認識部101と、駐車場200の使用状態から空いている駐車スペースを判定する空スペース判定部102と、前記空スペース判定部102が判定した前記駐車スペースに基づいて、前記車両500を駐車する駐車スペースを割り当てる割り当て部103と、前記車両認識部101が認識した前記識別子を含む投影情報を作成して、前記割り当て部103が割り当てた前記駐車スペースに投影することを指示する識別子投影部104とを備えた。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
車両が撮影された車両画像から前記車両の識別子を認識する車両認識部と、
駐車場の使用状態から空いている駐車スペースを判定する空スペース判定部と、
前記空スペース判定部が判定した前記駐車スペースに基づいて、前記車両を駐車する駐車スペースを割り当てる割り当て部と、
前記車両認識部が認識した前記識別子を含む投影情報を作成して、前記割り当て部が割り当てた前記駐車スペースに投影することを指示する識別子投影部と
を備えた駐車案内装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記駐車スペースのスペースサイズを登録した駐車場ファイルを記憶し、
前記車両認識部は、前記車両画像から車両形状を認識し、
前記割り当て部は、前記車両形状と前記スペースサイズとに基づいて前記駐車スペースを割り当てる請求項１に記載の駐車案内装置。
【請求項３】
車両の識別子と駐車スペースと対応させて登録した予約ファイルを記憶し、
前記割り当て部は、前記車両認識部が認識した識別子が前記予約ファイルに登録した識別子と同じ識別子である場合、前記識別子に対応する駐車スペースを割り当てる請求項１又は２に記載の駐車案内装置。
【請求項４】
駐車場の地図情報を登録した地図ファイルを記憶し、
前記地図情報に基づいて、前記車両の位置から前記駐車スペースまでの経路を決定する経路決定部と、
前記経路決定部が決定した経路を知らせる誘導情報を作成して、前記誘導情報を前記経路の路面に投影することを指示する誘導投影部と
を有する請求項１又は２に記載の駐車案内装置。
【請求項５】
駐車場の監視画像を受信して、前記駐車場にある障害物を判定する監視部を有し、
前記経路決定部は、前記障害物に基づいて前記車両の現在位置から前記駐車スペースまでの経路を決定する請求項４に記載の駐車案内装置。
【請求項６】
車両を撮影して車両画像を取得する撮像カメラと、
前記車両画像から前記車両の識別子を取得し、前記車両を駐車する駐車スペースを割り当てる駐車案内装置と、
前記駐車案内装置が割り当てた前記駐車スペースに前記車両の前記識別子を投影する投影カメラと
を備えた駐車場管理システム。
【請求項７】
車両認識部が、車両が撮影された車両画像から前記車両の識別子を認識し、
空スペース判定部が、駐車場の使用状態から空いている駐車スペースを判定し、
割り当て部が、前記空スペース判定部が判定した前記駐車スペースに基づいて、前記車両を駐車する駐車スペースを割り当て、
識別子投影部が、前記車両認識部が認識した前記識別子を含む投影情報を作成して、前記割り当て部が割り当てた前記駐車スペースに投影することを指示する駐車案内方法。
【請求項８】
コンピュータに、
車両が撮影された車両画像から前記車両の識別子を認識する車両認識処理と、
駐車場の使用状態から空いている駐車スペースを判定する空スペース判定処理と、
前記空スペース判定処理が判定した前記駐車スペースに基づいて、前記車両を駐車する駐車スペースを割り当てる割り当て処理と、
前記車両認識処理が認識した前記識別子を含む投影情報を作成して、前記割り当て処理が割り当てた前記駐車スペースに投影することを指示する識別子投影処理と
を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、駐車案内装置、駐車場管理システム、駐車案内方法、及び、プログラムに関するものである。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
駐車場では駐車スペース不足のために駐車スペースが見つからないことがある。その場合、駐車場内を何周もすることになり、顧客満足度が落ちることとなる。
駐車場管理システムとしては、満空ランプにて車両を誘導する仕組みもある。しかし、センサの感度不良があったり、駐車しようとしたスペースに先行車が先に駐車するケースがあり効率的とは言えない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－１７５０７５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本開示は、駐車スペースに効率よく駐車できる駐車案内装置を提案する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示に係る駐車案内装置は、
車両が撮影された車両画像から前記車両の識別子を認識する車両認識部と、
駐車場の使用状態から空いている駐車スペースを判定する空スペース判定部と、
前記空スペース判定部が判定した前記駐車スペースに基づいて、前記車両を駐車する駐車スペースを割り当てる割り当て部と、
前記車両認識部が認識した前記識別子を含む投影情報を作成して、前記割り当て部が割り当てた前記駐車スペースに投影することを指示する識別子投影部と
を備えた。
【発明の効果】
【０００６】
本開示では、識別子投影部が、車両の識別子を含む投影情報を駐車スペースに投影するので、駐車スペースに他の車両が駐車することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
実施の形態１の駐車場管理システム８００の構成図である。
実施の形態１の駐車案内装置１００のハードウェア構成図である。
実施の形態１の駐車案内装置１００の構成図である。
実施の形態１の駐車場ファイル１１２を示す図である。
実施の形態１の予約ファイル１１３を示す図である。
実施の形態１の地図ファイル１１４を示す図である。
実施の形態１の駐車案内装置１００の車両入場時の動作フローチャートである。
実施の形態１の投影装置２３による投影画像を示す図である。
実施の形態１の駐車案内装置１００の車両移動時の動作フローチャートである。
実施の形態１の駐車案内装置１００の車両入庫時の動作フローチャートである。
実施の形態１の投影装置２３による投影画像を示す図である。
実施の形態１の誘導装置２４による誘導画像を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本開示の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一又は相当する部分については、その説明を適宜省略又は簡略化する。
【０００９】
実施の形態１．
＊＊＊構成の説明＊＊＊
図１は、本実施の形態に係る駐車場管理システム８００の構成例を示す。
【００１０】
駐車場管理システム８００において、駐車場２００には複数の駐車スペース２０１が設けられている。
各駐車スペース２０１は、車両５００が駐車するための駐車区画である。
図１には図示されていないが、駐車スペース２０１の床面には、１，２，３，・・・という駐車スペースＩＤが記されているものとする。
（【００１１】以降は省略されています）

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