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公開番号2024120382
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2023027138
出願日2023-02-24
発明の名称カバー、現金入金口及び現金処理装置
出願人グローリー株式会社
代理人個人,個人
主分類G07D 11/14 20190101AFI20240829BHJP(チェック装置)
要約【課題】現金処理装置の装置内へ現金入金口から液体が浸入することを防止する。
【解決手段】現金処理装置の現金入金口に現金を入金するための開口部を有する前記現金入金口のカバーを、上方からの入金口への液体の浸入を防止するための上面部と、上面部に受けて上面部に沿って流れた液体を受ける溝部とを含み、上面部は、上方から受けた液体を第1方向へ流す傾斜面を有し、溝部は、傾斜面に沿って第1方向へ流れた液体を受けて、第1方向とは異なる第2方向へ流して排出するように構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
現金処理装置の現金入金口に現金を入金するための開口部を有する前記現金入金口のカバーであって、
上方からの前記現金入金口への液体の浸入を防止するための上面部と、
前記上面部に受けて前記上面部に沿って流れた液体を受ける溝部と
を含み、
前記上面部は、上方から受けた液体を第1方向へ流す傾斜面を有し、
前記溝部は、前記傾斜面に沿って前記第1方向へ流れた液体を受けて、前記第1方向とは異なる第2方向へ流して排出する
ことを特徴とするカバー。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記上面部の傾斜面は、前記現金処理装置の周囲四側面のうち前記現金入金口が設けられている側面とは異なる側面の方向へ液体を流すように傾斜していることを特徴とする請求項1に記載のカバー。
【請求項3】
前記上面部の傾斜面は、前記現金処理装置の周囲四側面のうち、前記現金処理装置が現金を出金する出金口が設けられている側面とは異なる側面の方向へ液体を流すように傾斜していることを特徴とする請求項1に記載のカバー。
【請求項4】
前記溝部は、前記現金処理装置の周囲四側面のうち、前記現金入金口が設けられている側面の方向へ液体を流して排出することを特徴とする請求項1に記載のカバー。
【請求項5】
前記溝部は、複数箇所から液体を排出することを特徴とする請求項4に記載のカバー。
【請求項6】
前記溝部を含み前記現金処理装置に固定されたベースカバーと、
前記上面部を含み前記ベースカバーに対して着脱可能な上部カバーと
を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のカバー。
【請求項7】
前記ベースカバーの溝部は、前記現金入金口を三方から取り囲むコの字型に形成されていることを特徴とする請求項6に記載のカバー。
【請求項8】
前記ベースカバーの溝部は、前記現金入金口を三方から取り囲んで形成されており、残りの一方から液体を排出することを特徴とする請求項6に記載のカバー。
【請求項9】
前記ベースカバーの溝部は、前記現金処理装置の周囲四側面のうち前記現金入金口がある側面の方向へ液体を流し、該側面の幅方向における前記現金入金口外側の位置から、液体を排出することを特徴とする請求項6に記載のカバー。
【請求項10】
前記ベースカバーは、前記現金入金口の幅方向両外側2カ所の位置から液体を排出することを特徴とする請求項9に記載のカバー。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、現金処理装置の装置内への液体の浸入を防ぐためのカバー、概カバーを備える現金入金口、及びこれらを備える現金処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、客との取り引きが行われる店舗で取引金額を精算するために現金処理装置が利用されている。精算処理時には、客が支払う紙幣及び硬貨が現金処理装置に入金されて、客へ返す釣銭が現金処理装置から出金される。セルフ式及びセミセルフ式のチェックアウトカウンターが増加し、客が自ら現金を入金する現金処理装置も多く利用されている。このような現金処理装置で、客が誤って現金の入金口に現金以外の異物を投入してしまうことがある。例えば、コーヒーやジュース等の液体が入金口から現金処理装置の装置内に入ると、装置内部の清掃が必要になったり故障の原因となったりする可能性がある。
【0003】
特許文献1には、液体の浸入を防ぐ硬貨入金口が開示されている。この硬貨入金口は、上方から受けた液体を一方向へ流して底面に設けた排出口から排出する。硬貨入金口の上面は大きく2つの領域に分かれており、一方の領域に硬貨を装置内へと導く開口部が設けられ、他方の領域には斜面が形成されている。液体が、装置内へ続く開口部から離れる方向へ流れるように、斜面は開口部から離れるにつれて低くなるように形成されている。斜面を流れた液体が溜まる部分に、底面から液体を排出するための排出口が設けられている。硬貨入金口の開口部は、装置内へ液体が入らないようにカバーで覆われている。このカバーの上面にも斜面が形成されている。硬貨入金口の一方側でカバー上に受けた液体は、他方側にある斜面へ流れ落ち、そのまま斜面に沿って流れた後、排水口から排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第10453289号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来技術では、硬貨入金口の底面から液体を排出する排出口と、排出された液体を処理するための構成部とが必要となるため、従来装置へ適用するためには装置の改造や部品交換が必要になる。液体の量に対して排出口の排出性能が十分でないために斜面部分に液体を貯めきれず、溢れた液体が硬貨穴から装置内へ浸入してしまう可能性もある。
【0006】
本開示は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、その目的の1つは、現金処理装置内への液体の浸入を効果的に防止するためのカバー、概カバーを備える現金入金口、及びこれらを備える現金処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係るカバーは、現金処理装置の現金入金口に現金を入金するための開口部を有する前記現金入金口のカバーであって、上方からの前記現金入金口への液体の浸入を防止する上面部と、前記上面部に受けて前記上面部に沿って流れた液体を受ける溝部とを含み、前記上面部は、上方から受けた液体を第1方向へ流す傾斜面を有し、前記溝部は、前記傾斜面に沿って前記第1方向へ流れた液体を受けて、前記第1方向とは異なる第2方向へ流して排出する。
【0008】
上記構成において、前記上面部の傾斜面は、前記現金処理装置の周囲四側面のうち前記現金入金口が設けられている側面とは異なる側面の方向へ液体を流すように傾斜していてもよい。
【0009】
上記構成において、前記上面部の傾斜面は、前記現金処理装置の周囲四側面のうち、前記現金処理装置が現金を出金する出金口が設けられている側面とは異なる側面の方向へ液体を流すように傾斜していてもよい。
【0010】
上記構成において、前記溝部は、前記現金処理装置の周囲四側面のうち、前記現金入金口が設けられている側面の方向へ液体を流して排出してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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