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公開番号2024176829
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023095649
出願日2023-06-09
発明の名称媒体投入装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G07D 11/14 20190101AFI20241212BHJP(チェック装置)
要約【課題】媒体の投入に掛かる時間を軽減する。
【解決手段】開口部を有し、前記開口部に投入された媒体を収容する容器部と、前記媒体が通過する媒体通過口を有し、前記開口部に設けられるカバー部と、を備え、前記カバー部は、前記開口部の縁に沿って設けられる第1の部材と、水平方向に対して傾斜する傾斜面を有する第2の部材と、を備え、前記傾斜面は、前記媒体との接触により前記媒体を前記容器部の内部にガイドし、前記媒体通過口は、前記傾斜面と前記第1の部材との隙間によって形成される、媒体投入装置が提供される。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
開口部を有し、前記開口部に投入された媒体を収容する容器部と、
前記媒体が通過する媒体通過口を有し、前記開口部に設けられるカバー部と、
を備え、
前記カバー部は、
前記開口部の縁に沿って設けられる第1の部材と、
水平方向に対して傾斜する傾斜面を有する第2の部材と、
を備え、
前記傾斜面は、前記媒体との接触により前記媒体を前記容器部の内部にガイドし、
前記媒体通過口は、前記傾斜面と前記第1の部材との隙間によって形成される、
媒体投入装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記媒体投入装置は、
前記容器部の底部に設けられ、前記媒体と接触しながら所定の動作を行うことにより前記媒体を前記容器部の外部に搬送する動作部を備える、
請求項1に記載の媒体投入装置。
【請求項3】
前記媒体投入装置は、
前記第2の部材を前記第1の部材に固定する固定部材を備える、
請求項1に記載の媒体投入装置。
【請求項4】
前記固定部材の上面は、中央部から端部に向けて連続的に低くなる平面または曲面を有する、
請求項3に記載の媒体投入装置。
【請求項5】
前記第2の部材は、錐台形状部材を含み、
前記傾斜面は、前記錐台形状部材の側面である、
請求項1に記載の媒体投入装置。
【請求項6】
前記錐台形状部材は、円錐台である、
請求項5に記載の媒体投入装置。
【請求項7】
前記錐台形状部材は、四角錐台である、
請求項5に記載の媒体投入装置。
【請求項8】
前記傾斜面と前記第1の部材との離間距離は、前記媒体の厚さ以上である、
請求項1に記載の媒体投入装置。
【請求項9】
前記離間距離は、2.5cm以下である、
請求項8に記載の媒体投入装置。
【請求項10】
前記離間距離は、前記媒体の厚さの3倍未満である、
請求項8に記載の媒体投入装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体投入装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、媒体が投入される装置である媒体投入装置が知られている。例えば、特許文献1には、媒体投入装置の例が開示されている。特許文献2には、媒体投入装置の他の例が開示されている。
【0003】
媒体投入装置は、媒体が収容される容器部を有するとともに、容器部の開口部分に取り付けられるカバー部を有する。一般的には、特許文献1および特許文献2にも開示されているように、カバー部は1枚の媒体が通過可能な媒体投入口を有している。そのため、使用者は、媒体を1枚ずつ媒体投入口に通すことにより、媒体を1枚ずつ容器部に収容させることができる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
特開2016-76023号公報
特開2022-84446号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、媒体投入装置に1枚ずつしか媒体が投入されない場合には、媒体投入装置への媒体の投入に多くの時間が掛かってしまう。
【0006】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、媒体の投入に掛かる時間を軽減することが可能な、新規かつ改良された技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、開口部を有し、前記開口部に投入された媒体を収容する容器部と、前記媒体が通過する媒体通過口を有し、前記開口部に設けられるカバー部と、を備え、前記カバー部は、前記開口部の縁に沿って設けられる第1の部材と、水平方向に対して傾斜する傾斜面を有する第2の部材と、を備え、前記傾斜面は、前記媒体との接触により前記媒体を前記容器部の内部にガイドし、前記媒体通過口は、前記傾斜面と前記第1の部材との隙間によって形成される、媒体投入装置が提供される。
【0008】
前記媒体投入装置は、前記容器部の底部に設けられ、前記媒体と接触しながら所定の動作を行うことにより前記媒体を前記容器部の外部に搬送する動作部を備えてもよい。
【0009】
前記媒体投入装置は、前記第2の部材を前記第1の部材に固定する固定部材を備えてもよい。
【0010】
前記固定部材の上面は、中央部から端部に向けて連続的に低くなる平面または曲面を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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