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公開番号2024155424
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023070125
出願日2023-04-21
発明の名称棒金収納装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G07D 11/00 20190101AFI20241024BHJP(チェック装置)
要約【課題】硬貨状媒体の枚数が異なる棒金の操作性を向上させることを可能とする。
【解決手段】棒金を収納する棒金収納空間と、前記棒金収納空間に前記棒金を挿抜する挿抜口と、を有する棒金トレイを備え、前記棒金収納空間は、前記棒金が収納された状態で、前記棒金の側面に対向する側部と、前記収納空間の底側に位置し、前記棒金の片面に対向する底部と、により形成され、前記側部は、前記挿抜口から前記底部の方向に押し込み可能な押込機構を有する、棒金収納装置。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
棒金を収納する棒金収納空間と、前記棒金収納空間に前記棒金を挿抜する挿抜口と、を有する棒金トレイを備え、
前記棒金収納空間は、前記棒金が収納された状態で、前記棒金の側面に対向する側部と、前記収納空間の底側に位置し、前記棒金の片面に対向する底部と、により形成され、
前記側部は、前記挿抜口から前記底部の方向に押し込み可能な押込機構を有する、
棒金収納装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記押込機構は、弾性部材により保持される、請求項1に記載の棒金収納装置。
【請求項3】
前記弾性部材は、前記押込機構と前記底部との間に設けられる、請求項2に記載の棒金収納装置。
【請求項4】
前記押込機構は、個別に押し込み可能な複数の部材から成る、請求項1に記載の棒金収納装置。
【請求項5】
前記棒金トレイは、前記押込機構を支持する支持部をさらに有する、請求項1に記載の棒金収納装置。
【請求項6】
前記支持部は、前記押込機構の内側に設けられ、前記押込機構の内周面に沿う形状の支持部材である、請求項5に記載の棒金収納装置。
【請求項7】
前記押込機構は、前記底部の周囲に設けられた溝に前記押込機構の下部が入り込むよう設けられ、
前記支持部は、前記溝を形成する側面である、請求項5に記載の棒金収納装置。
【請求項8】
前記支持部は、前記底部に固定された支持部材であり、
前記支持部材の外周に、前記押込機構を保持する弾性部材が設けられ、
前記押込機構は、前記支持部材に嵌め合うよう設けられる、
請求項5に記載の棒金収納装置。
【請求項9】
前記支持部は、前記側部の挿抜口側である上方に設けられた凹み部内に固定される支持部材であり、
前記支持部材の外周に、前記押込機構を保持する弾性部材が設けられ、
前記押込機構は、前記凹み部内において、前記支持部材に嵌め合うよう設けられる、
請求項5に記載の棒金収納装置。
【請求項10】
前記棒金収納装置は、
前記棒金収納空間に対応する位置に設けられる、棒金の有無に応じて出力が変化するセンサをさらに備え、
前記支持部は、前記押込機構の棒金収納空間側の面の一部を支持し、前記センサが設けられる箇所は支持しない、
請求項5に記載の棒金収納装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、棒金収納装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、小売店やスーパーマーケットなどの流通施設および商業施設において、売上金を入金し、釣銭準備金を出金する現金処理装置が設置されている。現金処理装置の一例として、同一金種の所定枚数の硬貨を棒状に包装して得られる棒金の収納機能を備える現金処理装置も知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、棒金収納部を備え、当該棒金収納部に収納される棒金の有無を、センサを用いて判定する現金収納装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-42256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、通常、棒金収納部は、収納される棒金に含まれる硬貨の枚数が一定の枚数(例えば50枚)であることを想定した形状となっているが、棒金に含まれる硬貨の枚数はこれに限られず、同じ金種で硬貨の枚数が異なる棒金(例えば20枚)も存在し得る。上記特許文献1では、現金収納装置において、硬貨の枚数が異なる棒金を併用することは考慮されていない。
【0006】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、硬貨状媒体の枚数が異なる棒金の操作性を向上させることが可能な、新規かつ改良された棒金収納装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、棒金を収納する棒金収納空間と、前記棒金収納空間に前記棒金を挿抜する挿抜口と、を有する棒金トレイを備え、前記棒金収納空間は、前記棒金が収納された状態で、前記棒金の側面に対向する側部と、前記収納空間の底側に位置し、前記棒金の片面に対向する底部と、により形成され、前記側部は、前記挿抜口から前記底部の方向に押し込み可能な押込機構を有する、棒金収納装置が提供される。
【0008】
前記押込機構は、弾性部材により保持されてもよい。
【0009】
前記弾性部材は、前記押込機構と前記底部との間に設けられてもよい。
【0010】
前記押込機構は、個別に押し込み可能な複数の部材から成ってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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