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公開番号2025160017
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-22
出願番号2024062960
出願日2024-04-09
発明の名称販売データ処理装置
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人
主分類G07G 1/12 20060101AFI20251015BHJP(チェック装置)
要約【課題】効率よく顧客を監視すること。
【解決手段】顧客が操作する販売データ処理装置は、音制御手段と、エラー検出手段と、を備える。前記音制御手段は、顧客の精算完了までの操作に関する音を出力する。前記音制御手段は、顧客の操作において通常とは異なる前記操作に係る事象が発生した場合、前記音を通常の操作時の音量よりも大きな音量に変更する。前記エラー検出手段は、前記異なる事象として前記操作に係るエラーを検出する。前記音制御手段は、前記エラー検出手段による前記エラーの検出結果に基づいて、前記音量を変更する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
顧客が操作する販売データ処理装置であって、
顧客の精算完了までの操作に関する音を出力する音制御手段を備え、
前記音制御手段は、顧客の操作において通常とは異なる前記操作に係る事象が発生した場合、前記音を通常の操作時の音量よりも大きな音量に変更する、
ことを特徴とする販売データ処理装置。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記異なる事象として前記操作に係るエラーを検出するエラー検出手段を備え、
前記音制御手段は、前記エラー検出手段による前記エラーの検出結果に基づいて、前記音量を変更する、
ことを特徴とする請求項１に記載の販売データ処理装置。
【請求項３】
各種コードを読み取り可能な読取手段を備え、
前記エラーは、前記読取手段による商品コードまたはクーポンコードの読取が行われない読取エラーを含み、
前記音制御手段は、前記読取エラーが検出された場合に、前記音量を変更する、
ことを特徴とする請求項２に記載の販売データ処理装置。
【請求項４】
商品を登録する商品登録手段と、
商品登録された商品の重量を計量する計量手段を備え、
前記エラーは、登録された商品の重量と、前記計量手段での計量後の商品の重量との比較結果が相違する重量エラーを含み、
前記音制御手段は、前記重量エラーが検出された場合に、前記音量を変更する、
ことを特徴とする請求項２に記載の販売データ処理装置。
【請求項５】
商品を登録する商品登録手段と、
前記異なる事象として前記商品登録手段により登録された商品が特定の商品であるか否かを判定する判定手段を備え、
前記音制御手段は、前記判定手段によって前記特定の商品であると判定された場合に、前記音量を変更する、
ことを特徴とする請求項１に記載の販売データ処理装置。
【請求項６】
前記異なる事象として登録された商品を取消す取消操作を検出する検出手段を備え、
前記音制御手段は、前記検出手段によって前記取消操作が検出された場合に、前記音量を変更する、
ことを特徴とする請求項１に記載の販売データ処理装置。
【請求項７】
前記音制御手段は、前記エラーが検出された回数に応じて前記音量を変更する、
ことを特徴とする請求項２から４のいずれか一項に記載の販売データ処理装置。
【請求項８】
顧客が自ら精算を行う第１モードと、店員が商品を登録する第２モードとを含む複数のモードのうちいずれかのモードに制御するモード制御手段を備え、
前記音制御手段は、前記第１モードにおいて前記事象が発生した場合、前記音量を変更し、前記第２モードにおいて前記事象が発生しても、前記音量を変更しない、
ことを特徴とする請求項１または２に記載の販売データ処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、販売データ処理装置に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、店舗では、顧客によって商品の登録が行われるセルフレジが普及している（例えば、特許文献１参照。）。セルフレジを備える店舗では、顧客を監視するための監視装置が設けられる。監視装置には、監視店員が配置される。監視店員は、監視装置の画面を介して顧客を監視する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－０１７０７５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来技術では、監視店員は監視画面から顧客の状況を確認するため、例えば、監視画面から目を外している場合には、各登録精算装置の状況を把握できないことがあり、よって、効率よく顧客を監視できないことがある、という問題があった。
【０００５】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、効率よく顧客を監視することができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様である販売データ処理装置は、顧客が操作する販売データ処理装置であって、顧客の精算完了までの操作に関する音を出力する音制御手段を備え、前記音制御手段は、顧客の操作において通常とは異なる前記操作に係る事象が発生した場合、前記音を通常の操作時の音量よりも大きな音量に変更する、ことを特徴とする販売データ処理装置である。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本実施形態に係る販売データ処理システムのネットワーク構成の一例を示す図である。
客側から見た登録精算装置の外観の一例を示す図である。
登録精算装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
登録精算装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
フルセルフモードの登録精算装置が行う販売データ処理の一例を示すフローチャートである。
フルセルフモードの登録精算装置が行う販売データ処理の一例を示すフローチャートである。
フルセルフモードにおいて客側表示部に表示される通知画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
（実施形態）
（販売データ処理システムＳｔのネットワーク構成）
図１は、本実施形態に係る販売データ処理システムＳｔのネットワーク構成の一例を示す図である。販売データ処理システムＳｔは、各種店舗に導入される。各種店舗は、例えば、小売店や飲食店などである。小売店は、例えば、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア、ディスカウントストア、百貨店、各種用品店などである。飲食店は、ファーストフード、レストラン、居酒屋、喫茶店、食堂、フードコートなどである。
【０００９】
図１に示す販売データ処理システムＳｔは、ストアコントローラ１０と、取引状況管理装置１１と、登録精算装置２０とを備える。各装置は、ＬＡＮ５５を介して通信可能に接続されている。各装置は、ＣＰＵ（Central Processing Unit）、ＲＯＭ（Read Only Memory）、ＲＡＭ（Random Access Memory）、通信部などを備えたコンピュータ装置である。
【００１０】
ストアコントローラ１０は、取引に必要な各種情報を記憶する。各種情報は、商品マスタを含む。商品マスタは、各商品の商品識別情報（例えばＪＡＮ（Japanese Article Number）コード）、商品名、販売価格などの商品情報を格納するファイルである。また、商品マスタは、計量が必要な商品（計量対象商品）の商品識別情報、商品名、計量対象商品の単価などを含む。また、ストアコントローラ１０は、商品マスタのほかにも、在庫状況、販売履歴、入出金記録などの各種の情報を記憶する。また、ストアコントローラ１０は、特売に関する情報や会員情報を記憶してもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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