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公開番号2025136541
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024035192
出願日2024-03-07
発明の名称プログラム、携帯端末、システム、サーバ及び報知方法
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人
主分類G07G 1/12 20060101AFI20250911BHJP(チェック装置)
要約【課題】顧客自ら商品を登録するシステムをより好適に実施する。
【解決手段】売り場にて商品をカゴに確保する際に操作する携帯端末をコンピュータとして機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、購入する商品の登録操作、購入する商品の数量変更操作又は商品の購入取消操作を受け付ける操作受付手段、商品のカゴへの投入又は商品のカゴからの取り出しについて認識する認識手段、前記操作受付手段が受け付ける操作内容と前記認識手段が認識する認識内容とが整合しないことについて報知する報知手段として機能させ、前記報知手段は、所定の条件が成立する迄の間は、前記操作内容と前記認識内容とが整合しないことについて報知しない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
売り場にて商品をカゴに確保する際に操作する携帯端末をコンピュータとして機能させるためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
購入する商品の登録操作、購入する商品の数量変更操作又は商品の購入取消操作を受け付ける操作受付手段、
商品のカゴへの投入又は商品のカゴからの取り出しについて認識する認識手段、
前記操作受付手段が受け付ける操作内容と前記認識手段が認識する認識内容とが整合しないことについて報知する報知手段
として機能させ、
前記報知手段は、
所定の条件が成立する迄の間は、前記操作内容と前記認識内容とが整合しないことについて報知しないことを特徴とするプログラム。
続きを表示(約 2,400 文字)【請求項2】
前記操作受付手段は、
所定の操作に基づいて表示される特定の画面を介して前記数量変更操作又は前記購入取消操作を受け付け可能であり、
前記報知手段は、
少なくとも前記画面の表示中は、前記数量変更操作又は前記購入取消操作の操作内容と前記認識内容とが整合しないことについて報知しないことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記操作受付手段は、
所定の操作に基づいて表示される特定の画面に配置された商品ボタンの操作によって前記登録操作を受け付け可能であり、
前記報知手段は、
少なくとも前記画面の表示中は、前記登録操作の操作内容と前記認識内容とが整合しないことについて報知しないことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
カゴを載置する計量部を備える外部の装置から前記計量部による計量情報を取得する取得手段
として機能させ、
前記認識手段は、
前記取得手段によって取得される前記計量情報に基づいて商品のカゴへの投入又は商品のカゴからの取り出しについて認識することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
カゴ内を撮像する撮像手段
として機能させ、
前記認識手段は、
前記撮像手段による撮像画像に基づいて商品のカゴへの投入又は商品のカゴからの取り出しについて認識することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
売り場にて商品をカゴに確保する際に操作する携帯端末であって、
購入する商品の登録操作、購入する商品の数量変更操作又は商品の購入取消操作を受け付ける操作受付手段と、
商品のカゴへの投入又は商品のカゴからの取り出しについて認識する認識手段、
前記操作受付手段が受け付ける操作内容と前記認識手段が認識する認識内容とが整合しないことについて報知する報知手段と
を備え、
前記報知手段は、
所定の条件が成立する迄の間は、前記操作内容と前記認識内容とが整合しないことについて報知しないことを特徴とする携帯端末。
【請求項7】
売り場にて商品をカゴに確保する際に操作する携帯端末を含むシステムであって、
購入する商品の登録操作、購入する商品の数量変更操作又は商品の購入取消操作を受け付ける操作受付部と、
商品のカゴへの投入又は商品のカゴからの取り出しについて認識する認識部と、
前記操作受付部が受け付ける操作内容と前記認識部が認識する認識内容とが整合しないことについて報知する報知部と
を備え、
前記報知部は、
所定の条件が成立する迄の間は、前記操作内容と前記認識内容とが整合しないことについて報知しないことを特徴とするシステム。
【請求項8】
売り場にて商品をカゴに確保する際に操作する携帯端末を含むシステムをコンピュータとして機能させるためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
購入する商品の登録操作、購入する商品の数量変更操作又は商品の購入取消操作を受け付ける操作受付手段、
商品のカゴへの投入又は商品のカゴからの取り出しについて認識する認識手段、
前記操作受付手段が受け付ける操作内容と前記認識手段が認識する認識内容とが整合しないことについて報知する報知手段
として機能させ、
前記報知手段は、
所定の条件が成立する迄の間は、前記操作内容と前記認識内容とが整合しないことについて報知しないことを特徴とするプログラム。
【請求項9】
売り場にて商品をカゴに確保する際に操作する携帯端末と通信可能なサーバであって、
前記携帯端末から、商品登録操作、商品数量変更操作、又は、商品取消操作の操作情報を受信する操作情報受信手段と、
前記携帯端末から、商品のカゴへの投入、又は、商品のカゴからの取り出しに関する認識情報を受信する認識情報受信手段と、
前記操作情報受信手段によって受信した前記操作情報と、前記認識情報受信手段によって受信した前記認識情報と、が整合するか否かを判断する判断手段と、
前記携帯端末に、前記操作情報と前記認識情報とが整合しないことに応じた情報を報知させるための報知制御情報を送信する報知制御情報送信手段と
を備え、
前記報知制御情報送信手段は、
所定の条件が成立した後に前記携帯端末に前記報知制御情報を送信することを特徴とするサーバ。
【請求項10】
売り場にて商品をカゴに確保する際に操作する携帯端末と通信可能なサーバをコンピュータとして機能させるためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記携帯端末から、商品登録操作、商品数量変更操作、又は、商品取消操作の操作情報を受信する操作情報受信手段、
前記携帯端末から、商品のカゴへの投入、又は、商品のカゴからの取り出しに関する認識情報を受信する認識情報受信手段、
前記操作情報受信手段によって受信した前記操作情報と、前記認識情報受信手段によって受信した前記認識情報とが整合するか否かを判断する判断手段、
前記携帯端末に、前記操作情報と前記認識情報とが整合しないことに応じた情報を報知させるための報知制御情報を送信する報知制御情報送信手段
として機能させ、
前記報知制御情報送信手段は、
所定の条件が成立した後に前記携帯端末に前記報知制御情報を送信することを特徴とするプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、携帯端末、システム、サーバ及び報知方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
商品をスキャンせずに袋に投入するとエラーを報知する秤付きのセルフ端末が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、ショッピングカートを用いて商品陳列エリアにて顧客自ら商品を登録するシステムにおいてショッピングカートに秤を設けショッピングカートへの商品の不正な投入を検出する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-238264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、商品陳列エリアにて顧客自ら商品を登録するシステムには改善の余地がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、商品陳列エリアにて顧客自ら商品を登録するシステムをより好適に実施可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するための一態様であるプログラムは、売り場にて商品をカゴに確保する際に操作する携帯端末をコンピュータとして機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、購入する商品の登録操作、購入する商品の数量変更操作又は商品の購入取消操作を受け付ける操作受付手段、商品のカゴへの投入又は商品のカゴからの取り出しについて認識する認識手段、前記操作受付手段が受け付ける操作内容と前記認識手段が認識する認識内容とが整合しないことについて報知する報知手段として機能させ、前記報知手段は、所定の条件が成立する迄の間は、前記操作内容と前記認識内容とが整合しないことについて報知しないことを特徴とするプログラムである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
販売システムを説明するためのネットワークの概念図である。
カートについて説明する説明図である。
携帯端末の表示例である。
携帯端末の表示例である。
携帯端末の表示例である。
携帯端末の表示例である。
種々の状況と不正等との関係について説明する説明図である。
種々の状況と不正等との関係について説明する説明図である。
種々の状況と不正等との関係について説明する説明図である。
種々の状況と不正等との関係について説明する説明図である。
種々の状況と不正等との関係について説明する説明図である。
種々の状況と不正等との関係について説明する説明図である。
種々の状況と不正等との関係について説明する説明図である。
種々の状況と不正等との関係について説明する説明図である。
種々の状況と不正等との関係について説明する説明図である。
種々の状況と不正等との関係について説明する説明図である。
携帯端末の動作の一例を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本実施形態の販売システム1を説明するためのネットワークの概念図である。図1に示す販売システム1は、本部サーバ10、クラウドサーバ20、ストアコントローラ30、取引状況管理装置40、精算装置50、携帯端末60を含む。
【0009】
販売システム1は、種々の業態(スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア、ホームセンタ、家電量販店等)に導入可能である。ストアコントローラ30、取引状況管理装置40、精算装置50は、店舗内(商品陳列エリア、会計エリア、バックヤード、事務所等)に設置される。これらは、LAN19(有線でも無線でもよい)を介して通信可能である。本部サーバ10及びクラウドサーバ20は、店舗外(例えば、本社やデータセンタ等)に設置される。店舗内に設置されている装置(ストアコントローラ30、取引状況管理装置40、精算装置50)と店舗外に設置されている装置(本部サーバ10、クラウドサーバ20)とは、通信(直接的に通信、又は、ストアコントローラ30を介して通信)可能である。
【0010】
また、店舗内には、店舗側が用意したショッピングカート(以下、単に「カート」と称する)70が存在する。また、店舗内には、来店した顧客の所有物である携帯端末60が存在する。携帯端末60は、カート70への取り付け(セット)が可能である。携帯端末60とカート70とは、無線通信(例えば、Bluetooth(登録商標。以下同様))により通信可能である。図1において、カート70の内側に示した携帯端末60は、カート70に取り付けられた状態の携帯端末60を表している。携帯端末60とクラウドサーバ20とは、通信(直接的に通信、又は、ストアコントローラ30を介して通信)可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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