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公開番号
2025142015
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2025117839,2020192481
出願日
2025-07-14,2020-11-19
発明の名称
炭酸水製造装置
出願人
株式会社デジアイズ
,
株式会社寺岡精工
代理人
IAT弁理士法人
主分類
B01F
21/00 20220101AFI20250919BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】装置全体を大型化しなくとも、炭酸水を効率的に製造する。
【解決手段】本発明の炭酸水製造装置は、原水を濾過して生成された透過水に炭酸ガスを攪拌混合させて炭酸水を生成する炭酸水生成手段と、前記炭酸水生成手段で生成された炭酸水を注水する注水手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
原水を濾過して生成された透過水を冷却手段によって冷却し、前記透過水に炭酸ガスを攪拌混合させて炭酸水を生成する炭酸水生成手段と、
前記炭酸水生成手段で生成された前記炭酸水を注水する注水手段と、
タッチパネルに表示される複数の炭酸強度から、ユーザが希望する前記炭酸水の前記炭酸強度を受け付ける受付手段と、
を備え、
前記炭酸水生成手段は、
前記冷却手段によって冷却された前記透過水を貯水する冷却水貯水手段と、
前記冷却水貯水手段に貯水される前記透過水に前記炭酸ガスを供給するガス供給手段と、
前記冷却水貯水手段の内部を洗浄する内部洗浄手段と、
を有し、
前記内部洗浄手段は、前記受付手段によって前記炭酸強度が受け付けられたとき、前記冷却水貯水手段の下方に設けられ前記透過水を前記内部に噴射する噴射ノズルによって前記内部を洗浄し、
前記炭酸水生成手段は、前記受付手段により受付けられた前記炭酸強度に応じた時間だけ前記炭酸ガスを前記冷却水貯水手段内の前記透過水に攪拌混合させて前記炭酸水を生成する
ことを特徴とする炭酸水製造装置。
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【請求項2】
前記受付手段によって前記炭酸強度が受け付けられてから前記炭酸水の注水が完了するまでの時間は、前記炭酸強度に応じて変化する
ことを特徴とする請求項1に記載の炭酸水製造装置。
【請求項3】
前記炭酸水を注水する注水指示を受け付けると、前記炭酸水生成手段は、前記炭酸ガスを前記冷却水貯水手段内の前記透過水に攪拌混合させて前記炭酸水を生成する
ことを特徴とする請求項1記載の炭酸水製造装置。
【請求項4】
原水を濾過して生成された透過水を冷却手段によって冷却し、前記透過水に炭酸ガスを攪拌混合させて炭酸水を生成する炭酸水生成手段と、
前記炭酸水生成手段で生成された前記炭酸水を注水する注水手段と、
前記冷却手段によって冷却された前記透過水を貯水する冷却水貯水手段と、
前記冷却水貯水手段の内部を洗浄する内部洗浄手段と、
ユーザが希望する前記炭酸水の炭酸強度を受け付ける受付手段と、
前記炭酸水を前記注水手段によって容器に注水するとき、前記容器の注ぎ口を保持した状態で前記容器を収容して注水位置に保持する収容手段と、
前記収容手段への前記容器のアクセスを可能にする開口を開閉可能な開閉部と、
前記開閉部を前記開口が閉じられる閉じ位置においてロックするロック部と、
を備え、
前記内部洗浄手段は、前記受付手段が前記炭酸強度を受け付けたとき、前記ロック部が前記開閉部を前記閉じ位置でロック状態とし、前記冷却水貯水手段の下方に設けられ前記透過水を前記内部に噴射する噴射ノズルによって前記内部を洗浄し、
前記ロック部は、前記内部の洗浄が終了したとき前記開閉部のロック状態を解除するとともに、前記収容手段の前記注水位置に前記容器が保持された状態で前記ロック部をロック状態とし、
前記注水手段は、前記受付手段により受付けられた前記炭酸強度に応じて異なる時間を要する前記容器への前記炭酸水の注水が完了したとき、前記ロック部は前記ロック状態を解除する、
ことを特徴とする炭酸水製造装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、炭酸水の購入指示に基づいて炭酸水を生成し、生成した炭酸水を購入者に提供する炭酸水製造装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、リフレッシュ効果や健康志向により、無糖炭酸水(以下、炭酸水と称する)に対するニーズが高まっている。炭酸水は、飲料の他、洗顔や入浴時に用いられるなど、幅広い分野で利用される。これに伴い、業務用の炭酸製造装置だけでなく、一般家庭向けの炭酸水製造装置も種々提供されている。
【0003】
炭酸水製造装置における炭酸水の生成方法としては、例えば噴霧式、水中噴射式、循環式などの生成方法が挙げられる。噴霧式を用いた炭酸水の生成方法は、例えば圧力容器内の加圧された炭酸ガス(二酸化炭素)雰囲気中に冷水(飲用水)を噴霧して、圧力容器内に噴霧した微細な水滴に炭酸ガスを溶解させる方法である(特許文献1参照)。
【0004】
また、水中噴射式を用いた炭酸水の生成方法は、水を貯留した耐圧容器内を気密に保持した状態で水中に炭酸ガスを噴出して水に炭酸ガスを溶解する方法である(特許文献2参照)。さらに、循環式を用いた炭酸水の生成方法は、循環路内を循環する水に炭酸ガスを噴射することで、循環する水に炭酸ガスを溶解させる方法である(特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-23979号公報
特許第6097986号公報
特開2009-297476号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に示される噴霧式を採用した炭酸水製造装置は、一定のガス強度(GV:Gas Volume)の炭酸水を大量に生成できる利点や、圧力容器内に炭酸ガスを充満した状態で冷水を噴霧するため、使用する炭酸ガスのロスが少ないという利点がある。その一方で、製造装置が大型化し、高価となるという欠点や、異なるガス強度(GV)の炭酸水を生成しにくいという欠点がある。
【0007】
特許文献2に示される水中噴射式を採用した炭酸水製造装置は、製造装置を小型化でき、安価となる利点や、異なるガス強度(GV)の炭酸水を生成することができるという利点がある。その一方で、炭酸ガスが消費しやすいため、炭酸水を大量に生成することができないという欠点がある。
【0008】
特許文献3は、循環路を流れる水に炭酸ガスを噴射するため、ガス強度(GV)が低い炭酸水となりやすく、炭酸ガスが循環する水に吸収されるまでに時間がかかるという欠点がある。
【0009】
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、装置全体を大型化しなくとも、炭酸水を効率的に製造できるようにした炭酸水製造装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によると、原水を濾過して生成された透過水に炭酸ガスを攪拌混合させて炭酸水を生成する炭酸水生成手段と、前記炭酸水生成手段で生成された炭酸水を注水する注水手段と、を有することを特徴としている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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