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公開番号2025133239
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024031065
出願日2024-03-01
発明の名称販売データ処理装置、販売データ処理方法、およびプログラム
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人
主分類G07G 1/12 20060101AFI20250904BHJP(チェック装置)
要約【課題】特典の利用に係る取引を簡単に行うこと。
【解決手段】販売データ処理装置は、取得手段と、登録手段と、表示手段と、引換手段とを備える。前記取得手段は、取引に応じて顧客に付与した特典に基づく累計獲得値を取得する。前記登録手段は、商品を登録する。前記表示手段は、前記累計獲得値によって引換可能な引換対象商品が前記登録手段によって登録されている場合、前記引換対象商品と、当該引換えに要する引換値とを対応付けた引換対象候補を表示する。前記引換手段は、前記引換対象候補の表示に基づく受付結果に応じて、前記累計獲得値における前記引換値分の値と、前記引換対象商品とを引換える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
取引に応じて顧客に付与した特典に基づく累計獲得値を取得する取得手段と、
商品を登録する登録手段と、
前記累計獲得値によって引換可能な引換対象商品が前記登録手段によって登録されている場合、前記引換対象商品と、当該引換えに要する引換値とを対応付けた引換対象候補を表示する表示手段と、
前記引換対象候補の表示に基づく受付結果に応じて、前記累計獲得値における前記引換値分の値と、前記引換対象商品とを引換える引換手段と、
を備えることを特徴とする販売データ処理装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記表示手段は、
前記登録手段によって前記引換対象商品が登録されている場合、引換えを受け付ける引換選択ボタンを有効にし、
前記登録手段によって前記引換対象商品が登録されていない場合、前記引換選択ボタンを無効にする、
ことを特徴とする請求項１に記載の販売データ処理装置。
【請求項３】
前記表示手段は、前記累計獲得値が前記引換値以上である場合に、前記引換対象候補を選択可能に表示する、
請求項２に記載の販売データ処理装置。
【請求項４】
前記表示手段は、前記登録手段によって前記引換対象商品が複数登録されている場合、前記引換対象商品のそれぞれの金額に基づく順で、複数の前記引換対象商品を表示する、
ことを特徴とする請求項１または２に記載の販売データ処理装置。
【請求項５】
前記取得手段は、前記累計獲得値と、前記特典とは異なる他の特典であって前記顧客に付与される前記他の特典を示す特典情報と、を取得し、
前記引換手段は、前記引換対象商品に対して、前記累計獲得値に基づく引換えと、前記他の特典の適用と、のうちいずれか一方を許可する、
ことを特徴とする請求項１または２に記載の販売データ処理装置。
【請求項６】
販売データ処理装置が、
取引に応じて顧客に付与した特典に基づく累計獲得値を取得する取得ステップと、
商品を登録する登録ステップと、
前記累計獲得値によって引換可能な引換対象商品が前記登録ステップにおいて登録されている場合、前記引換対象商品と、当該引換えに要する引換値とを対応付けた引換対象候補を表示する表示ステップと、
前記引換対象候補の表示に基づく受付結果に応じて、前記累計獲得値における前記引換値分の値と、前記引換対象商品とを引換える引換ステップと、
を含む処理を実行することを特徴とする販売データ処理方法。
【請求項７】
販売データ処理装置のコンピュータを、
取引に応じて顧客に付与した特典に基づく累計獲得値を取得する取得手段、
商品を登録する登録手段、
前記累計獲得値によって引換可能な引換対象商品が前記登録手段によって登録されている場合、前記引換対象商品と、当該引換えに要する引換値とを対応付けた引換対象候補を表示する表示手段、
前記引換対象候補の表示に基づく受付結果に応じて、前記累計獲得値における前記引換値分の値と、前記引換対象商品とを引換える引換手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、販売データ処理装置、販売データ処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示（約 2,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、スーパーマーケットなどの小売店では、顧客に対して各種特典を付与するサービスが行われている。例えば、精算完了時に、顧客に対して、所定の購入金額ごとにポイント券を手渡し、獲得したポイント券が示す累計値に基づいて、割引等を行うサービスが行われている（例えば、特許文献１参照）。具体的には、例えば、精算の完了時に、顧客に対して、所定の購入金額ごとにサービス券などの特典媒体を手渡し、所定枚数のサービス券と、特定の商品についての割引とを引き換えるサービスが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特公平６－６４６５４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来技術では、顧客は特典媒体を財布等に保管し、精算時に保管先から取り出す取った手間が生じていた。このため、特典の利用に係る取引が煩わしいことがある、という問題があった。
【０００５】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、特典の利用に係る取引を簡単に行うことができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様である販売データ処理装置は、取引に応じて顧客に付与した特典に基づく累計獲得値を取得する取得手段と、商品を登録する登録手段と、前記累計獲得値によって引換可能な引換対象商品が前記登録手段によって登録されている場合、前記引換対象商品と、当該引換えに要する引換値とを対応付けた引換対象候補を表示する表示手段と、前記引換対象候補の表示に基づく受付結果に応じて、前記累計獲得値における前記引換値分の値と、前記引換対象商品とを引換える引換手段と、を備えることを特徴とする販売データ処理装置である。
【０００７】
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様である販売データ処理方法は、販売データ処理装置が、取引に応じて顧客に付与した特典に基づく累計獲得値を取得する取得ステップと、商品を登録する登録ステップと、前記累計獲得値によって引換可能な引換対象商品が前記登録ステップにおいて登録されている場合、前記引換対象商品と、当該引換えに要する引換値とを対応付けた引換対象候補を表示する表示ステップと、前記引換対象候補の表示に基づく受付結果に応じて、前記累計獲得値における前記引換値分の値と、前記引換対象商品とを引換える引換ステップと、を含む処理を実行することを特徴とする販売データ処理方法である。
【０００８】
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様であるプログラムは、販売データ処理装置のコンピュータを、取引に応じて顧客に付与した特典に基づく累計獲得値を取得する取得手段、商品を登録する登録手段、前記累計獲得値によって引換可能な引換対象商品が前記登録手段によって登録されている場合、前記引換対象商品と、当該引換えに要する引換値とを対応付けた引換対象候補を表示する表示手段、前記引換対象候補の表示に基づく受付結果に応じて、前記累計獲得値における前記引換値分の値と、前記引換対象商品とを引換える引換手段、として機能させることを特徴とするプログラムである。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本実施形態に係る販売データ処理システムのネットワーク構成の一例を示す図である。
登録精算装置の客側から見た外観の一例を示す図である。
登録精算装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
登録精算装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
会員情報データベースが記憶する会員情報の一例を示す図である。
購入履歴データベースが記憶する購入履歴の一例を示す図である。
引換対象商品データベースが記憶する引換対象商品情報の一例を示す図である。
クーポンデータベースが記憶するクーポン情報の一例を示す図である。
通常特価データベースが記憶する通常特価情報の一例を示す図である。
会員顧客の場合に、客側表示部に表示される画面の一例を示す図である。
会員顧客の場合に、客側表示部に表示される画面の一例を示す図である。
会員顧客の場合に、客側表示部に表示される画面の一例を示す図である。
本実施形態に係る登録精算装置が行う販売データ処理の一例を示すフローチャートである。
登録精算装置が行う引換商品処理の一例を示すフローチャートである。
登録精算装置が行う引換選択ボタン表示中処理の一例を示すフローチャートである。
登録精算装置が行うクーポン処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る登録精算装置が発行するレシートの一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
（実施形態）
（販売データ処理システムＳｔのネットワーク構成）
図１は、本実施形態に係る販売データ処理システムのネットワーク構成の一例を示す図である。販売データ処理システムＳｔは、各種店舗に導入される。各種店舗は、例えば、小売店、飲食店、宿泊施設などである。小売店は、スーパーマーケット、ドラッグストア、ディスカウントストア、百貨店、各種用品店などである。
（【００１１】以降は省略されています）

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