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公開番号2025155268
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2024058993
出願日2024-04-01
発明の名称販売データ処理装置、およびプログラム
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人
主分類G07G 1/12 20060101AFI20251006BHJP(チェック装置)
要約【課題】セルフレジにおける適切な取引を支援すること。
【解決手段】販売データ処理装置は、第1登録手段と、第2登録手段と、音声制御手段とを備える。前記第1登録手段は、顧客による表示手段への操作入力に基づいて商品を登録する。前記第2登録手段は、前記第1登録手段とは異なる手段により商品を登録する。音声制御部手段は、前記第1登録手段によって登録された商品を示す第1登録情報と、前記第2登録手段によって登録された商品を示す第2登録情報とを、異なる態様で音声出力する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
顧客が自ら商品登録を行う販売データ処理装置であって、
顧客による表示手段への操作入力に基づいて商品を登録する第１登録手段と、
前記第１登録手段とは異なる手段により商品を登録する第２登録手段と、
前記第１登録手段によって登録された商品を示す第１登録情報と、前記第２登録手段によって登録された商品を示す第２登録情報とを、異なる態様で音声出力する音声制御手段と、
を備えることを特徴とする販売データ処理装置。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記音声制御手段は、
前記第１登録情報として登録された商品名と登録点数とを音声出力し、
前記第２登録情報として登録された商品名と登録点数とを音声出力しない、
ことを特徴とする請求項１に記載の販売データ処理装置。
【請求項３】
前記音声制御手段は、
前記第１登録情報として登録された商品名と登録点数とを音声出力し、
前記第２登録情報として登録された商品の登録点数を音声出力しない、
ことを特徴とする請求項１に記載の販売データ処理装置。
【請求項４】
顧客が自ら商品登録を行う第１モードと、店員が商品を登録する第２モードとを含む複数のモードのうちいずれかのモードに制御するモード制御手段を備え、
前記音声制御手段は、前記第１モードにおける前記第１登録情報と、前記第２モードにおける前記第１登録情報とを、異なる音声態様で音声出力する、
ことを特徴とする請求項１～３のいずれか一項に記載の販売データ処理装置。
【請求項５】
前記音声制御手段は、
前記第１モードでは前記第１登録情報として登録された商品名と登録点数とを音声出力し、
前記第２モードでは前記第１登録情報として登録された商品名と登録点数とを音声出力しない、
前記第１モードおよび前記第２モードにかかわらず、前記第２登録情報として登録された商品名と登録点数とを音声出力しない、
ことを特徴とする請求項４に記載の販売データ処理装置。
【請求項６】
前記音声制御手段は、商品の登録が完了した場合、登録された商品の合計点数を音声出力する、
ことを特徴とする請求項１～３のいずれか一項に記載の販売データ処理装置。
【請求項７】
顧客が自ら商品登録を行う販売データ処理装置のコンピュータを、
顧客による表示手段への操作入力に基づいて商品を登録する第１登録手段と、
前記第１登録手段とは異なる手段により商品を登録する第２登録手段と、
前記第１登録手段によって登録された商品を示す第１登録情報と、前記第２登録手段によって登録された商品を示す第２登録情報とを、異なる態様で音声出力する音声制御手段と、
として機能させることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、販売データ処理装置、およびプログラムに関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、店舗では、顧客によって商品の登録が行われるセルフレジが普及している（例えば、特許文献１参照。）。商品の登録には、顧客による操作入力に基づく商品登録や、商品に付されたバーコードの撮像結果に基づく商品登録がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－０１７０７５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来技術では、セルフレジにおいて、顧客による円滑な商品登録や、店員による監視を効率よく行うことができないことがあった。このため、セルフレジにおいて適切な取引を行うことができないことがある、という問題があった。
【０００５】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、セルフレジにおける適切な取引を支援することができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様である販売データ処理装置は、顧客が自ら商品登録を行う販売データ処理装置であって、顧客による表示手段への操作入力に基づいて商品を登録する第１登録手段と、前記第１登録手段とは異なる手段により商品を登録する第２登録手段と、前記第１登録手段によって登録された商品を示す第１登録情報と、前記第２登録手段によって登録された商品を示す第２登録情報とを、異なる態様で音声出力する音声制御手段と、を備えることを特徴とする販売データ処理装置である。
【０００７】
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様であるプログラムは、顧客が自ら商品登録を行う販売データ処理装置のコンピュータを、顧客による表示手段への操作入力に基づいて商品を登録する第１登録手段と、前記第１登録手段とは異なる手段により商品を登録する第２登録手段と、前記第１登録手段によって登録された商品を示す第１登録情報と、前記第２登録手段によって登録された商品を示す第２登録情報とを、異なる態様で音声出力する音声制御手段と、として機能させることを特徴とするプログラムである。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本実施形態に係る販売データ処理システムのネットワーク構成の一例を示す図である。
登録精算装置の客側から見た外観の一例を示す図である。
登録精算装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
登録精算装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
登録精算装置が行うフルセルフモードにおける販売データ処理の一例を示すフローチャートである。
登録精算装置が行う精算処理の一例を示すフローチャートである。
登録精算装置が行う店員登録モードにおける販売データ処理の一例を示すフローチャートである。
フルセルフモードにおいて客側表示部に表示される画面の一例を示す図である。
フルセルフモードにおいて客側表示部に表示される画面の一例を示す図である。
店員登録モードにおいて店員側表示部に表示される画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
（実施形態）
（販売データ処理システムＳｔのネットワーク構成）
図１は、本実施形態に係る販売データ処理システムのネットワーク構成の一例を示す図である。販売データ処理システムＳｔは、各種店舗に導入される。各種店舗は、例えば、小売店や飲食店などである。小売店は、例えば、スーパーマーケット、ドラッグストア、ディスカウントストア、百貨店、各種用品店などである。飲食店は、レストラン、居酒屋、喫茶店、食堂などである。
【００１０】
図１に示す販売データ処理システムＳｔは、ストアコントローラ１０と、取引状況管理装置１１と、登録精算装置２０とを備える。各装置は、ＬＡＮ５５を介して通信可能に接続されている。各装置は、ＣＰＵ（Central Processing Unit）、ＲＯＭ（Read Only Memory）、ＲＡＭ（Random Access Memory）、通信部などを備えたコンピュータ装置である。
（【００１１】以降は省略されています）

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