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公開番号2025136396
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034938
出願日2024-03-07
発明の名称精算装置、システム、およびプログラム
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人
主分類G07G 1/12 20060101AFI20250911BHJP(チェック装置)
要約【課題】コード決済に係る適切な取引を支援すること。
【解決手段】精算装置は、取得手段と、電子音制御手段と、表示制御手段とを備える。前記取得手段は、コード情報を取得する。前記電子音制御手段は、前記取得手段によって取得された前記コード情報が決済用コードを示す場合、第1の電子音出力態様により電子音の出力を制御し、前記コード情報が前記決済用コードを示さない場合、第2の電子音出力態様により電子音の出力を制御する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
コード情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記コード情報が決済用コードを示す場合、第１の電子音出力態様により電子音の出力を制御し、前記コード情報が前記決済用コードを示さない場合、第２の電子音出力態様により電子音の出力を制御する電子音制御手段と、
を備えることを特徴とする精算装置。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記決済用コードの読取りを促す読取催促画面を表示する表示制御手段をさらに備え、
前記電子音制御手段は、前記表示制御手段によって前記読取催促画面が表示されている際に前記取得手段によって取得された前記コード情報に応じて、それぞれ異なる出力態様で電子音の出力を制御する、
ことを特徴とする請求項１に記載の精算装置。
【請求項３】
前記決済用コードを用いたコード決済を含む決済種別の選択を受け付ける操作画面を表示する表示制御手段をさらに備え、
前記電子音制御手段は、前記表示制御手段によって前記操作画面を表示されている際に前記取得手段によって取得された前記コード情報に応じて、それぞれ異なる出力態様で電子音の出力を制御する、
ことを特徴とする請求項１または２に記載の精算装置。
【請求項４】
前記操作画面が表示されている際に前記取得手段によって取得された前記コード情報が前記決済用コードを示す場合、前記決済用コードが選択されたものと見なしてコード決済の要求を行う決済要求手段を備える、
ことを特徴とする請求項３に記載の精算装置。
【請求項５】
前記コード情報が前記決済用コードを示さない場合、当該コード情報を記憶する記憶手段を備える、
ことを特徴とする請求項１または２の精算装置。
【請求項６】
前記コード情報が前記決済用コードを示さない場合、店員が操作する店員端末へ自装置の識別情報を送信する送信手段を備える、
ことを特徴とする請求項１または２に記載の精算装置。
【請求項７】
前記コード情報が前記決済用コードを示す場合、コード決済の開始を受け付ける受付画面を表示し、
前記コード情報が前記決済用コードを示さない場合、前記受付画面を表示しない、
表示制御手段を備える、
ことを特徴とする請求項１または２に記載の精算装置。
【請求項８】
スキャナ装置と、精算装置とを備えるシステムであって、
前記スキャナ装置は、
シンボルコードを読み取る読取手段と、
前記読取手段によって読み取られたシンボルコードをコード情報に変換する変換手段と、
前記変換手段によって変換された前記コード情報を出力するコード情報出力手段と、
所定の出力態様で電子音を出力する電子音出力手段と、
を備え、
前記精算装置は、
前記コード情報出力手段から出力された前記コード情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記コード情報が決済用コードを示す場合、第１の電子音出力態様により電子音の出力を制御し、前記コード情報が前記決済用コードを示さない場合、第２の電子音出力態様により電子音の出力を制御する電子音制御手段と、
を備えることを特徴とするシステム。
【請求項９】
精算装置のコンピュータを、
コード情報を取得する取得手段、
前記取得手段によって取得された前記コード情報が決済用コードを示す場合、第１の電子音出力態様により電子音の出力を制御し、前記コード情報が前記決済用コードを示さない場合、第２の電子音出力態様により電子音の出力を制御する電子音制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、精算装置、システム、およびプログラムに関する。
続きを表示（約 2,000 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、店舗等では、決済種別として、現金やクレジットカードのほかにも、コード決済が利用されつつある（例えば、特許文献１参照。）。コード決済では、決済端末等の精算装置が、顧客が所持する所定の媒体（例えば、携帯端末やプリペイドカード）に表示される決済用コードを読み取ることによって、決済が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２４－３４０５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、セルフ精算におけるコード決済では、顧客がコード決済に係る操作に慣れていない場合があり、また、各店舗で操作方法が異なる場合もあることから、操作ミスが発生しやすいことがあった。このため、従来技術では、コード決済に係る適切な取引を行うことができないことがある、という問題があった。
【０００５】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、コード決済に係る適切な取引を支援することができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様である精算装置は、コード情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記コード情報が決済用コードを示す場合、第１の電子音出力態様により電子音の出力を制御し、前記コード情報が前記決済用コードを示さない場合、第２の電子音出力態様により電子音の出力を制御する電子音制御手段と、を備えることを特徴とする精算装置である。
【０００７】
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様であるシステムは、スキャナ装置と、精算装置とを備えるシステムであって、前記スキャナ装置は、シンボルコードを読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られたシンボルコードをコード情報に変換する変換手段と、前記変換手段によって変換された前記コード情報を出力するコード情報出力手段と、所定の出力態様で電子音を出力する電子音出力手段と、を備え、前記精算装置は、前記コード情報出力手段から出力された前記コード情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記コード情報が決済用コードを示す場合、第１の電子音出力態様により電子音の出力を制御し、前記コード情報が前記決済用コードを示さない場合、第２の電子音出力態様により電子音の出力を制御する電子音制御手段と、を備えることを特徴とするシステムである。
【０００８】
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様であるプログラムは、精算装置のコンピュータを、コード情報を取得する取得手段、前記取得手段によって取得された前記コード情報が決済用コードを示す場合、第１の電子音出力態様により電子音の出力を制御し、前記コード情報が前記決済用コードを示さない場合、第２の電子音出力態様により電子音の出力を制御する電子音制御手段、として機能させることを特徴とするプログラムである。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本実施形態に係るコード決済システムのネットワーク構成の一例を示す図である。
登録精算装置の客側から見た設置例を示す説明図である。
登録精算装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
スキャナ装置と制御部との間で行われる正常処理の一例を示すシーケンス図である。
スキャナ装置と制御部との間で行われる異常処理の一例を示すシーケンス図である。
実施形態の精算時における画面遷移の一例を示す図である。
実施形態に係る登録精算装置が行うコード決済処理の一例を示すフローチャートである。
変形例１に係る登録精算装置が行うコード決済処理の一例を示すフローチャートである。
変形例２－１の画面遷移の一例を示す図である。
変形例２－１に係る登録精算装置が行うコード決済処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
（実施形態）
図１は、本実施形態に係るコード決済システム１のネットワーク構成の一例を示す図である。コード決済システム１は、種々の店舗に導入される。各種店舗は、例えば、小売店や飲食店などである。小売店は、例えば、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア、ディスカウントストア、百貨店、各種用品店などである。飲食店は、ファーストフード、レストラン、居酒屋、喫茶店、食堂、フードコートなどである。
（【００１１】以降は省略されています）

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