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公開番号
2024129369
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-27
出願番号
2023038529
出願日
2023-03-13
発明の名称
貨幣処理方法
出願人
グローリー株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
G07D
11/28 20190101AFI20240919BHJP(チェック装置)
要約
【課題】除菌器を有する貨幣処理機の処理の効率を高める。
【解決手段】貨幣処理方法は、貨幣処理機(貨幣整理機1)の搬送を伴う処理中に、処理されている貨幣を除菌器220によって除菌し、除菌器の温度を取得し、取得した温度に基づいて、貨幣処理機が処理を行う貨幣の上限数を決定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
貨幣処理機での搬送を伴う処理中に、処理されている貨幣を除菌器によって除菌し、
前記除菌器の温度を取得し、
前記取得した温度に基づいて、前記貨幣処理機が処理を行う貨幣の上限数を決定する、貨幣処理方法。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記除菌器の温度は、前記貨幣処理機が処理を開始する前に取得される、請求項1に記載の貨幣処理方法。
【請求項3】
前記除菌器の温度は、前記貨幣処理機の処理中に取得される、請求項1又は2に記載の貨幣処理方法。
【請求項4】
前記上限数は、前記除菌器の温度と、前記除菌器の制限温度から定まる除菌可能な貨幣の数とが対応付けられたテーブルに基づいて、決定される、請求項2又は3に記載の貨幣処理方法。
【請求項5】
前記上限数は、前記除菌器の温度と、前記除菌器の制限温度と、除菌可能な貨幣の数との関係を表すモデル式に基づいて、決定される、請求項2又は3に記載の貨幣処理方法。
【請求項6】
これから処理を行う貨幣の数が前記上限数を上回る場合に、前記貨幣処理機が処理の開始を禁止する、請求項1~5のいずれか1項に記載の貨幣処理方法。
【請求項7】
これから処理を行う貨幣の数が前記上限数を上回る場合に、前記貨幣処理機が、処理の実行を指示する信号を受けることにより、前記禁止を解除して処理を開始する、請求項6に記載の貨幣処理方法。
【請求項8】
前記貨幣処理機の処理中に前記除菌器の温度が制限温度に到達した場合に、前記貨幣処理機が処理を停止する、請求項1~7のいずれか1項に記載の貨幣処理方法。
【請求項9】
前記貨幣処理機の処理中に前記除菌器の温度が制限温度に到達した場合に、前記除菌器が動作を停止しかつ、前記貨幣処理機が処理を継続する、請求項1~7のいずれか1項に記載の貨幣処理方法。
【請求項10】
前記除菌器は、前記貨幣処理機が取込部から取り込んだ貨幣を識別した後、少なくとも一の、機外と通じる開口を有する集積部に貨幣を集積する計数処理を実行中に、前記集積部への集積前に貨幣を除菌する、請求項1~9のいずれか1項に記載の貨幣処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
ここに開示する技術は、貨幣処理方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、紙幣処理装置が記載されている。この従来の紙幣処理装置は、加熱ローラを備えている。加熱ローラは、紙幣処理装置の処理中に紙幣を熱によって殺菌する。温度センサが検出した加熱ローラの温度に基づいて、加熱ローラへの通電と非通電とが切り替わる。加熱ローラの温度は、殺菌が可能な温度帯に維持される。従来の紙幣処理装置はまた、温度センサの検出に基づいて加熱ローラの温度制御の異常を検知した場合、加熱ローラへの通電を停止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3413959号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、熱を利用するのではなく、例えば紫外線を貨幣に照射することにより、貨幣を除菌する除菌器が知られている。紫外線の照射が継続すると、除菌器の温度が上昇する。除菌器の保護、及び/又は、除菌効果の維持のために、除菌器の制限温度が定められる。従来の貨幣処理機は、除菌器の温度が制限温度を超えないように、処理の上限数が予め一律に定められていた。つまり、従来の貨幣処理機は、処理の上限数に達すると、除菌器の温度に関わらず処理を中断していた。
【0005】
処理の上限数が予め定められていると、除菌器の温度は制限温度を超えないが、貨幣処理機の効率は下がってしまう。この技術課題は、紫外線を照射する除菌器に限定されず、連続使用が制限される除菌器を有する貨幣処理機において共通の技術課題である。
【0006】
ここに開示する技術は、除菌器を有する貨幣処理機の処理の効率を高める。
【課題を解決するための手段】
【0007】
ここに開示する技術は、貨幣処理方法に係る。この貨幣処理方法は、貨幣処理機での搬送を伴う処理中に、処理されている貨幣を除菌器によって除菌し、コントローラーが、前記除菌器の温度を取得し、前記取得した温度に基づいて、コントローラーが、前記貨幣処理機が処理を行う貨幣の上限数を決定する。
【0008】
貨幣処理機は、貨幣に関する処理を行う。貨幣は、紙幣及び/又は硬貨である。貨幣処理機は、処理中に貨幣を搬送する。
【0009】
除菌器は、処理されている貨幣を除菌する。除菌器は、例えば紫外線を貨幣に照射する紫外線照射器を有していてもよい。尚、除菌器は、紫外線を照射する装置に限定されない。除菌器は、発熱等に起因して、連続使用が制限される装置である、としてもよい。尚、連続使用は、必ずしも除菌器の動作が連続していることに限らない。例えば紫外線を連続的に照射することに限らず、紫外線の照射と停止とを比較的短い時間において繰り返すことも、ここでいう連続使用に含まれる。例えば貨幣が除菌器を通過している間だけ紫外線の照射を行い、貨幣が除菌器を通過していない間は紫外線の照射を停止する場合、複数の貨幣が順次除菌器を通過すると、紫外線の照射と停止とが繰り返される。このような除菌器の使用も、前記の連続使用に含まれる。
【0010】
ここに開示する貨幣処理方法は、コントローラーが、除菌器の温度を取得し、その温度に基づいて貨幣処理機が処理を行う貨幣の上限数を決定する。例えば除菌器の温度が低い場合、コントローラーは、処理の上限数を大きくし、除菌器の温度が高い場合、処理の上限数を小さくしてもよい。除菌器の制限温度が超えない範囲で、貨幣処理機は貨幣処理を実行できる。除菌器の実際の温度に関わらず貨幣処理機の処理の上限数が予め一律に定められる従来の貨幣処理機と比較して、前記の構成の貨幣処理機は、処理の効率が高まる。
(【0011】以降は省略されています)
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