TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024158876
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023074477
出願日2023-04-28
発明の名称精算システムおよび精算方法
出願人旭精工株式会社
代理人
主分類G07G 1/12 20060101AFI20241031BHJP(チェック装置)
要約【課題】請求書に記録された請求金額のバーコードを読み取り、請求金額を精算する精算システムにおいて、請求金額を支払った顧客の特定を可能にする。
【解決手段】精算システム2は、請求金額がバーコードで記録されている第1バーコード記録媒体7と顧客IDがバーコードで記録されている第2バーコード記録媒体15をスキャナー12よって読み込み、読み込んだデータから請求金額と顧客IDを抽出し、入出金装置13によって請求金額を精算し、それと共に、請求金額と顧客IDを第2記憶手段9に記憶する。第2記憶手段9に記憶された顧客IDによって請求金額を支払った顧客を特定可能にする。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
媒体に記録されている所定のコードを読み取る読取手段と、
料金を受領する入出金手段と、
記憶手段と、
前記読取手段と前記入出金手段と前記記憶手段を制御する入出金管理手段と、を有し、
前記入出金管理手段は、前記読取手段の読み取った前記所定のコードを解読し情報を抽出する解読部を備え、
前記入出金管理手段は、請求金額を含む第1のコードが記録されている第1の媒体と顧客を特定する顧客IDを含む第2のコードが記録されている第2の媒体とを前記読取手段によって読み取らせ、前記第1のコードと前記第2のコードとを取得し、前記第1のコードと前記第2のコードとを前記解読部によって解読し、前記請求金額と前記顧客IDを抽出し、該抽出した前記請求金額を前記入出金手段によって受領させる精算金額に設定し、該設定された前記精算金額を前記入出金手段によって受領させると共に、前記請求金額と前記顧客IDとを関連づけて前記記憶手段に記憶させることを特徴とする精算システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記入出金管理手段は、前記顧客IDを入力する入力手段と、該入力された前記顧客IDを記憶する顧客ID記憶手段と、該記憶された前記顧客IDに基づいて前記第2のコードを生成する生成手段を備え、
前記精算システムは、前記生成手段によって生成された前記第2のコードを印刷する第1の印刷手段を有することを特徴とする請求項1に記載の精算システム。
【請求項3】
前記入出金管理手段は、前記読取手段によって前記第1の媒体と前記第2の媒体とを読み取り、対応する前記請求金額と前記顧客IDを抽出し、前記精算金額を設定した後であって、前記精算金額を前記入出金手段によって受領させる前に、
該読み取った前記第1の媒体とは異なる前記第1の媒体を読み取り、対応する前記請求金額を抽出し、該抽出した前記請求金額を前記精算金額に加えて前記精算金額の設定を更新することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の精算システム。
【請求項4】
前記記憶手段に関連づけられて記憶されている前記請求金額と前記顧客IDに前記入出金手段によって受領された日時の情報が更に関連づけられて記憶されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の精算システム。
【請求項5】
前記入出金管理手段によって制御され、前記精算金額を印刷する第2の印刷手段を有し、
前記入出金管理手段は、前記精算金額を含む前記第1のコードの印刷データを生成する生成部を有し、
前記入出金管理手段は、前記読取手段によって前記第1の媒体と前記第2の媒体とを読み取り、対応する前記請求金額と前記顧客IDを抽出し、前記精算金額を設定した後であって、前記精算金額を前記入出金手段によって受領させる前に、
前記読取手段によって読み取った前記第1の媒体と前記第2の媒体とは異なる前記第1の媒体と前記第2の媒体を読み取り、対応する前記請求金額を抽出し、該抽出した前記請求金額を前記精算金額に加えて前記精算金額の設定を更新し、
該更新された前記精算金額を含む前記第1のコードの印刷データを前記生成部によって生成し、該生成した前記印刷データを前記印刷手段によって印刷することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の精算システム。
【請求項6】
媒体に記録されている所定のコードを読み取る読取手段と、
料金を受領する入出金手段と、
記憶手段と、
前記読取手段と前記入出金手段と前記記憶手段を制御すると共に、前記読取手段の読み取った前記所定のコードを解読し情報を抽出する解読部を備える入出金管理手段と、を有する精算システムの精算方法において、
前記入出金管理手段は、
請求金額を含む第1のコードが記録されている第1の媒体と顧客を特定する顧客IDを含む第2のコードが記録されている第2の媒体とを前記読取手段によって読み取らせる工程と、
前記第1のコードと前記第2のコードとを取得する工程と、
該取得した前記第1のコードと前記第2のコードとを前記解読部によって解読し、前記請求金額と前記顧客IDを抽出する工程と、
該抽出した前記請求金額を前記入出金手段によって受領させる精算金額に設定する工程と、
該設定された前記精算金額を前記入出金手段によって受領させる工程と、
前記請求金額と前記顧客IDとを関連づけて前記記憶手段に記憶させる工程と、
を有することを特徴とする精算方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、商品、サービスの対価の精算に用いる精算システムおよび精算方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、病院やクリニック等では、診療費の請求書と領収書が一枚の用紙に印刷された請求書兼領収書が使用されることがある。顧客は、診療後、請求書兼領収書を提示され、診療費を支払い、請求書兼領収書を受け取る。請求書兼領収書には、顧客に請求する診療費(領収金額)がバーコード化されて印刷されているものが知られている。このバーコードを読み取り、診療費(領収金額)を抽出し、抽出した診療費を顧客から受け取る精算システムが知られている。例えば、この様な精算システムは、特開2021-071775号公報に記載されている。また、この様な精算システムは、対価よりも多い金額が入金された場合、差額を釣として出金する機能を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-071775号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
請求書兼領収書に印刷されているバーコードは、診療費(領収金額)の情報が含まれるが、診療費の対象となる顧客を特定する情報が含まれていない。精算システムは、請求書兼領収書のバーコードから、診療費(領収金額)の情報を取得することができるが、診療費の対象となる顧客を特定する情報を取得することはできない。そのため、精算システムは、バーコードの診療費(領収金額)の情報に基づいて診療費を受領することができるが、受け取った診療費の対象の顧客を特定することができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の精算システムは、媒体に記録されている所定のコードを読み取る読取手段と、料金を受領する入出金手段と、記憶手段と、前記読取手段と前記入出金手段と前記記憶手段を制御する入出金管理手段と、を有し、前記入出金管理手段は、前記読取手段の読み取った前記所定のコードを解読し情報を抽出する解読部を備え、前記入出金管理手段は、請求金額を含む第1のコードが記録されている第1の媒体と顧客を特定する顧客IDを含む第2のコードが記録されている第2の媒体とを前記読取手段によって読み取らせ、前記第1のコードと前記第2のコードとを取得し、前記第1のコードと前記第2のコードとを前記解読部によって解読し、前記請求金額と前記顧客IDを抽出し、該抽出した前記請求金額を前記入出金手段によって受領させる精算金額に設定し、該設定された前記精算金額を前記入出金手段によって受領させると共に、前記請求金額と前記顧客IDとを関連づけて前記記憶手段に記憶させることを特徴とする。
【0006】
本発明の精算方法は、媒体に記録されている所定のコードを読み取る読取手段と、料金を受領する入出金手段と、記憶手段と、前記読取手段と前記入出金手段と前記記憶手段を制御すると共に、前記読取手段の読み取った前記所定のコードを解読し情報を抽出する解読部を備える入出金管理手段と、を有する精算システムの精算方法において、前記入出金管理手段は、請求金額を含む第1のコードが記録されている第1の媒体と顧客を特定する顧客IDを含む第2のコードが記録されている第2の媒体とを前記読取手段によって読み取らせる工程と、前記第1のコードと前記第2のコードとを取得する工程と、該取得した前記第1のコードと前記第2のコードとを前記解読部によって解読し、前記請求金額と前記顧客IDを抽出する工程と、該抽出した前記請求金額を前記入出金手段によって受領させる精算金額に設定する工程と、該設定された前記精算金額を前記入出金手段によって受領させる工程と、前記請求金額と前記顧客IDとを関連づけて前記記憶手段に記憶させる工程と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の精算システムおよび精算方法によれば、請求書兼領収書に印刷されているバーコードの診療費(領収金額)の情報に基づいて診療費を受領することができ、受け取った診療費の対象の顧客を特定することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、精算システムの構成図である。
図2は、請求書兼領収書の例を説明する図である。
図3は、診察券の例を説明する図である。
図4は、精算システムの動作を説明する第1のフローチャートである。
図5は、精算システムの動作を説明する第2のフローチャートである。
図6は、精算システムの表示例を説明する第1の図である。
図7は、精算システムの表示例を説明する第2の図である。
図8は、精算システムの表示例を説明する第3の図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
【0010】
図1~図8を用いて、精算システムについて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

旭精工株式会社
精算システムおよび精算方法
2か月前
旭精工株式会社
自動サービス機器の店舗サーバー
9日前
旭精工株式会社
自動サービス機器の電子決済システム、及び自動サービス機器の電子決済方法
9日前
株式会社バンダイ
物品供給装置
3か月前
株式会社バンダイ
物品供給装置
1か月前
株式会社バンダイ
物品供給装置
9日前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
2か月前
沖電気工業株式会社
紙幣処理装置
2か月前
日本信号株式会社
駐車場システム
1か月前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置
1か月前
株式会社ジェイエス
タオル類貸出機
3か月前
旭精工株式会社
精算システムおよび精算方法
2か月前
株式会社寺岡精工
販売システム
3か月前
トヨタ自動車株式会社
監視装置
1か月前
有限会社マスター
IoTロッカー自販機
1か月前
沖電気工業株式会社
自動取引装置
2か月前
CLASSIX株式会社
冷蔵・冷凍装置
1か月前
日本金銭機械株式会社
用紙受付装置
3か月前
日本金銭機械株式会社
用紙受付装置
3か月前
ネオトーキョー株式会社
ドライブレコーダ
3か月前
三菱鉛筆株式会社
筆記具の販売装置及びシステム
1日前
株式会社寺岡精工
販売データ処理装置
3か月前
株式会社LIMNO
セルフオーダーシステム
3か月前
株式会社LIMNO
セルフオーダーシステム
3か月前
株式会社JR西日本テクシア
定期券システム
9日前
沖電気工業株式会社
媒体投入装置
1か月前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置
2か月前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置
1か月前
沖電気工業株式会社
棒金収納装置
2か月前
アサヒ飲料株式会社
無人販売システムの制御方法
1日前
アサヒ飲料株式会社
無人販売システムの決済方法
1日前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置及び貨幣取扱装置
3か月前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置及び自動取引装置
23日前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置及び貨幣取扱装置
9日前
株式会社イシダ
レシート発行装置
23日前
株式会社寺岡精工
情報処理装置及びプログラム
25日前
続きを見る