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公開番号
2024179480
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098358
出願日
2023-06-15
発明の名称
硬貨処理装置及び自動取引装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
主分類
G07D
1/00 20060101AFI20241219BHJP(チェック装置)
要約
【課題】硬貨を安定的に搬送する。
【解決手段】硬貨処理装置10は、硬貨CNが集積される硬貨集積空間50を形成する集積タンク41と、集積タンク41と共に硬貨集積空間50を形成し、硬貨集積空間50に面した円盤面45Sを有し硬貨CNと当接して該硬貨CNを搬送する分離突起47が形成され回転することにより硬貨集積空間50内の硬貨CNを分離する傾斜円盤45と、傾斜円盤45により分離された硬貨CNを、円盤面45Sと連なる左搬送面LSに対向させながら搬送路Wに沿って搬送する搬送部51と、所定のタイミングにおいて傾斜円盤45の回転を一時停止させ所定の停止時間経過後に傾斜円盤45の回転を再開させる間欠分離制御を行う硬貨制御部12とを設ける。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
硬貨が集積される集積空間を形成する集積部と、
前記集積部と共に前記集積空間を形成し、前記集積空間に面した円盤面を有し前記硬貨と当接して該硬貨を搬送する突起部が形成され回転することにより前記集積空間内の前記硬貨を分離する回転体と、
前記回転体により分離された前記硬貨を、前記円盤面と連なる搬送面に対向させながら搬送路に沿って搬送する搬送部と、
所定のタイミングにおいて前記回転体の回転を一時停止させ所定の停止時間経過後に前記回転体の回転を再開させる間欠分離制御を行う制御部と
を有する硬貨処理装置。
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【請求項2】
前記制御部は、
前記回転体の所定の回転方向への回転を一時停止させ前記停止時間経過後に前記回転方向への前記回転体の回転を再開させる前記間欠分離制御を行う
請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項3】
前記円盤面と対向する範囲の外側において前記搬送面と対向して設けられ前記硬貨の2枚分の厚さよりも狭い間隔を前記搬送面との間に空けて配置された規制部材と、前記搬送面とにより構成された分離ゲート
をさらに有し、
前記制御部は、
前記突起部により持ち上げられた前記硬貨が前記分離ゲートに到達する前に前記回転体の回転を一時停止させ前記停止時間経過後に前記回転体の回転を再開させ前記分離ゲートを通過させる前記間欠分離制御を行う
請求項2に記載の硬貨処理装置。
【請求項4】
前記集積空間に集積された前記硬貨の量を検出する硬貨検知センサ
をさらに有し、
前記制御部は、
前記硬貨検知センサの検知結果に基づき前記集積空間に集積された前記硬貨の量が多いと判定した場合、前記集積空間に集積された前記硬貨の量が少ないと判定した場合よりも、前記停止時間を長くする
請求項3に記載の硬貨処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記集積空間に集積された前記硬貨の量が多い場合は前記間欠分離制御を行う一方、前記集積空間に集積された前記硬貨の量が少ない場合は前記間欠分離制御を行わずに前記回転体を連続的に回転させる
請求項4に記載の硬貨処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記集積空間に集積された前記硬貨の量が多い場合、前記集積空間に集積された前記硬貨の量が少ない場合よりも、前記回転体の回転速度を速くした上で前記間欠分離制御を行う
請求項4に記載の硬貨処理装置。
【請求項7】
前記搬送部により搬送された前記硬貨を一時的に保留する一時保留部
をさらに有し、
前記制御部は、
前記一時保留部における前記硬貨の量が所定量よりも多い場合、前記間欠分離制御を行う
請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項8】
前記一時保留部に集積された前記硬貨の量を検出する一時保留部硬貨検知センサ
をさらに有し、
前記制御部は、
前記一時保留部がフル状態となったと前記一時保留部硬貨検知センサの検知結果に基づき判定するよりも前の時点において、前記一時保留部における前記硬貨の量が前記所定量よりも多い場合、前記間欠分離制御を行う
請求項7に記載の硬貨処理装置。
【請求項9】
使用者の操作を受け付ける操作部と、
請求項1乃至請求項8の何れかに記載の硬貨処理装置と
を有する自動取引装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は硬貨処理装置及び自動取引装置に関し、例えば顧客に紙幣や硬貨を投入させて所望の取引を行う現金自動預払機(ATM:Automatic Teller Machine)に適用して好適なものである。
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【背景技術】
【0002】
従来、金融機関やスーパー等で使用される現金自動預払機等においては、顧客との取引内容に応じて、例えば顧客又は店員に紙幣や硬貨等の現金を入金させ、また顧客又は店員へ現金を出金するものが広く普及している。
【0003】
この現金自動預払機等としては、例えば硬貨に関する処理を行う硬貨処理装置を内部に有するものがある。硬貨処理装置は、例えば顧客又は店員との間で硬貨の授受を行う入出金部、硬貨を集積すると共に集積した硬貨を1枚ずつに分離して繰り出す分離部、硬貨を搬送する搬送部、硬貨の金種や真偽等を識別する識別部(認識部とも呼ぶ)、及び金種毎に硬貨を収納する収納部等を有している。
【0004】
このうち分離部としては、例えば中心軸を水平方向から傾斜させた傾斜円盤(回転体とも呼ばれる)を回転可能に構成し、円盤面に突起を設けると共に、硬貨を集積する集積空間を形成する集積カバー(集積部とも呼ばれる)の下端を、回転体の外周における下側部分に沿うように形成したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この分離部では、回転体を回転させることにより、突起に硬貨を1枚ずつ引っかけて繰り出すようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-86655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような硬貨処理装置においては、連続的に回転体が回転することにより、硬貨の搬送で不具合が生じるおそれがあった。
【0007】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、硬貨を安定的に搬送し得る硬貨処理装置及び自動取引装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる課題を解決するため本発明の硬貨処理装置においては、硬貨が集積される集積空間を形成する集積部と、集積部と共に集積空間を形成し、硬貨と当接して該硬貨を搬送する突起部が形成され集積空間に面した円盤面を有する回転体を回転させて集積空間内の硬貨を分離する分離部と、分離部により分離された硬貨を、円盤面と連なる搬送面に対向させながら搬送路に沿って搬送する搬送部と、所定のタイミングにおいて回転体の回転を一時停止させ所定の停止時間経過後に回転体の回転を再開させる間欠分離制御を行う制御部とを設けるようにした。
【0009】
また本発明の自動取引装置においては、使用者の操作を受け付ける操作部と、上述した硬貨処理装置とを設けるようにした。
【0010】
本発明は、集積空間から搬送部へ硬貨を正常に受け渡せなかったり、集積部よりも下流側の一時保留部において硬貨が溢れてしまったりといった、連続的に回転体が回転することに起因する硬貨の搬送の不具合の発生を防止できる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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