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公開番号2024128783
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-24
出願番号2023037983
出願日2023-03-10
発明の名称精算システム及び精算方法
出願人グローリー株式会社
代理人個人,個人
主分類G07G 1/12 20060101AFI20240913BHJP(チェック装置)
要約【課題】商品の販売促進に寄与する方法で釣銭を処理する。
【解決手段】精算システムを、取引金額を支払うために入金された現金を計数して入金金額を取得する現金処理装置と、入金金額が取引金額を超えた場合に、入金金額から取引金額を差し引いて得られた金額の少なくとも一部を構成する釣銭について、釣銭に代えて商品を受け取ることを選択可能な選択画面を表示する表示装置と、選択画面で選択された商品に関する情報を出力する出力装置とを備え、商品の受け取りが選択された場合に、現金処理装置は釣銭の出金を行わず、出力装置が商品に関する情報を出力するように構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
取引金額を支払うために入金された現金を計数して入金金額を取得する現金処理装置と、
前記入金金額が前記取引金額を超えた場合に、前記入金金額から前記取引金額を差し引いて得られた金額の少なくとも一部を構成する釣銭について、前記釣銭に代えて商品を受け取ることを選択可能な選択画面を表示する表示装置と、
前記選択画面で選択された商品に関する情報を出力する出力装置と
を備え、
前記商品の受け取りが選択された場合に、前記現金処理装置は前記釣銭の出金を行わず、前記出力装置が前記商品に関する情報を出力する
ことを特徴とする精算システム。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記表示装置は、前記選択画面に、さらに、前記現金処理装置による前記釣銭の出金を選択可能に表示し、
前記釣銭の出金が選択された場合は、前記現金処理装置が前記釣銭を出金する
ことを特徴とする請求項1に記載の精算システム。
【請求項3】
前記商品の受け取りが選択された場合に、受け取りが選択された前記商品が取引対象に含まれるように前記取引金額が更新されることを特徴とする請求項1に記載の精算システム。
【請求項4】
前記選択画面に、前記釣銭の金額よりも高い価格で販売されている商品の情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の精算システム。
【請求項5】
釣銭金額の範囲毎に提供可能な複数の商品の情報を管理すると共に、釣銭が生じた場合には、前記釣銭の金額に基づいて、前記複数の商品の中から提供可能な商品を選択する管理装置
をさらに備え、
前記表示装置は、前記管理装置が選択した1又は複数の商品の情報を前記選択画面に表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の精算システム。
【請求項6】
前記管理装置は、釣銭に代えて提供する商品として、他店舗で販売されている商品を管理し、
他店舗の商品が選択された場合は、前記出力装置が、前記他店舗で前記商品を受け取るための引換券を出力することを特徴とする請求項5に記載の精算システム。
【請求項7】
前記出力装置は、前記引換券を印字するプリンタであることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の精算システム。
【請求項8】
前記出力装置は、前記引換券を、前記客が携帯端末に受け取り可能な電子データで出力することを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の精算システム。
【請求項9】
前記表示装置は所定のタイミングで客に向けた広告を表示することを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の精算システム。
【請求項10】
前記釣銭を構成する現金の枚数が所定条件を満たす場合に前記表示装置が前記選択画面を表示することを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の精算システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、客との取引時に取引金額を精算するための精算システム及び精算方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、客との取引が行われる店舗で取引金額を精算するための精算システムが利用されている。例えば、客が取引金額を支払うために現金処理装置に現金を入金すると、必要に応じて、客に返す釣銭が現金処理装置から出金される。特許文献1には、釣銭の処理方法を客が選択することができるシステムが開示されている。客は、現金による受け取り、電子マネーによる受け取り、割引ポイントへの変換、募金等の選択肢の中から、釣銭の処理方法を選択することができる。客が釣銭を現金で受け取ることを選択した場合は、現金処理装置から釣銭が出金されるが、それ以外の方法を選択した場合は釣銭を出金することなく取引が終了する。店舗は客との取引に備えて釣銭用の現金を予め準備する必要があるが、現金による出金以外の釣銭処理を選択可能とすることで、客に現金で釣銭を返す回数が減って、準備する現金の金額を減らすことが期待できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-165076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術によれば、店舗は、釣銭用の現金の準備に関する手間を減らすことはできるが、店舗の売上げが上がるわけではない。例えば、客が釣銭を使って商品を追加購入すれば商品の販売促進にもつながるが、上記従来技術では、このような追加の取引を行うことはできなかった。
【0005】
本開示は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、その目的の1つは、商品の販売促進に寄与する方法で釣銭を処理することができる精算システム及び精算方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る精算システムは、取引金額を支払うために入金された現金を計数して入金金額を取得する現金処理装置と、前記入金金額が前記取引金額を超えた場合に、前記入金金額から前記取引金額を差し引いて得られた金額の少なくとも一部を構成する釣銭について、前記釣銭に代えて商品を受け取ることを選択可能な選択画面を表示する表示装置と、前記選択画面で選択された商品に関する情報を出力する出力装置とを備え、前記商品の受け取りが選択された場合に、前記現金処理装置は前記釣銭の出金を行わず、前記出力装置が前記商品に関する情報を出力する。
【0007】
上記構成において、前記表示装置は、前記選択画面に、さらに、前記現金処理装置による前記釣銭の出金を選択可能に表示し、前記釣銭の出金が選択された場合は、前記現金処理装置が前記釣銭を出金してもよい。
【0008】
上記構成において、前記商品の受け取りが選択された場合に、受け取りが選択された前記商品が取引対象に含まれるように前記取引金額が更新されてもよい。
【0009】
上記構成において、前記選択画面に、前記釣銭の金額よりも高い価格で販売されている商品の情報を表示してもよい。
【0010】
上記構成において、釣銭金額の範囲毎に提供可能な複数の商品の情報を管理すると共に、釣銭が生じた場合には、前記釣銭の金額に基づいて、前記複数の商品の中から提供可能な商品を選択する管理装置をさらに備え、前記表示装置は、前記管理装置が選択した1又は複数の商品の情報を前記選択画面に表示してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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