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公開番号2024133931
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023043959
出願日2023-03-20
発明の名称レシート発行装置
出願人株式会社イシダ
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類G07G 1/06 20060101AFI20240926BHJP(チェック装置)
要約【課題】インボイス制度に違反するレシートの発行を防ぐこと。
【解決手段】一実施形態に係るレシート発行装置1は、レシートに印字すべき情報を一時的に記憶する記憶部11と、記憶部11に記憶された情報に、適格請求書登録事業者としての登録番号が含まれているか否かを判断する判断部12と、判断部12によって登録番号が含まれていないと判断される場合、レシートを発行せずに、警告を発する警告部13とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
商品を購入した顧客に対してレシートを発行するレシート発行装置であって、
前記レシートに印字すべき情報を一時的に記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された情報に、適格請求書登録事業者としての登録番号が含まれているか否かを判断する判断部と、
前記判断部によって前記登録番号が含まれていないと判断される場合、前記レシートを発行せずに、警告を発する警告部と、を備える、レシート発行装置。
続きを表示（約 330 文字）【請求項２】
商品を購入した顧客に対してレシートを発行するレシート発行装置であって、
適格請求書登録事業者として前記レシートに印字すべき情報を一時的に記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記情報を機械読取式のコードに変換する変換部と、
前記コードを前記レシート用紙に印字する印字部と、を備える、レシート発行装置。
【請求項３】
商品を購入した顧客に対し、領収内容をレシート用紙に印字して発行するレシート発行装置であって、
前記レシート用紙には、印字された前記商品の内、少なくとも一部の商品については、当該商品の税率、課税対象額、税金額が、後から手書きできる空白欄が設けられている、レシート発行装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、レシート発行装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
日本において、インボイス制度の導入に伴い、適格請求書登録事業者としての登録番号をレシートに印字することが義務付けられた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１-１６８１０６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
この制度に対応するには、既存のレシート発行装置に対し、レシートに印字する住所や店名等の既存の印字項目に、かかる登録番号を登録することで対応することが想定される。しかし、かかる登録番号が登録されていなくても、現行のレシート発行装置では、レシートが発行されてしまうため、インボイス制度に違反してしまう可能性があるという問題点があった。
【０００５】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、インボイス制度に違反するレシートの発行を防ぐことができるレシート発行装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
一実施形態に係るレシート発行装置は、商品を購入した顧客に対してレシートを発行するレシート発行装置であって、前記レシートに印字すべき情報を一時的に記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された情報に、適格請求書登録事業者としての登録番号が含まれているか否かを判断する判断部と、前記判断部によって前記登録番号が含まれていないと判断される場合、前記レシートを発行せずに、警告を発する警告部と、を備えることを要旨とする。
【０００７】
これにより、上記登録番号の登録が間に合わないレシート発行装置であっても、インボイス制度に違反してしまう事態を回避することができる。このケースにおいて、警告を解除してレシート用紙を発行させ、そのレシート用紙に、スタンプでもって上記登録番号を押印してもよい。
【０００８】
一方、商品を購入した者の内、特にインボイス制度を利用する事業者は、レシートに記載された上記登録番号や、購入商品の税率、課税対象額、税金額等の必要項目を経理管理ソフト等の帳簿に入力しておく必要があるが、それらを転記する作業は、手間が掛るし、転記ミスも起こし易い。
【０００９】
そこで、一実施形態に係るレシート発行装置は、商品を購入した顧客に対してレシートを発行するレシート発行装置であって、適格請求書登録事業者として前記レシートに印字すべき情報を一時的に記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記情報を機械読取式のコードに変換する変換部と、前記コードを前記レシート用紙に印字する印字部と、を備えることを要旨とする。
【００１０】
これにより、レシート用紙を受け取った事業者は、レシート用紙に印字されたコード情報を読み取ることで、経理管理ソフト等の帳簿に必要項目を自動的に入力することができるから、入力ミスを無くすことができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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