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公開番号2025105022
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223276
出願日2023-12-28
発明の名称計量機能付きカート
出願人株式会社イシダ
代理人個人,個人,個人
主分類B65G 1/137 20060101AFI20250703BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】コンテナが載置面からズレ落ちることを防止できる、計量機能付きカートを提供する。
【解決手段】計量機能付きカート1は、傾斜した第一載置面41を有し、第一載置面に載置されるコンテナCの重量を取得する第一計量部40と、第一計量部に隣接して配置され、第一載置面と同一平面上において第一載置面よりも低い位置に形成される第二載置面51を有し、第二載置面に載置されるコンテナの重量を取得する第二計量部50と、第一載置面から第二載置面に向かってコンテナが移動するのを規制する仕切部材と、を有する。第一載置面と第二載置面とに跨ってコンテナが載置された場合、仕切部材は、コンテナの移動を規制する第一状態S1から第一載置面が配置される側へ倒れる第二状態S2となるように構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
コンテナに収容される商品を載置して、作業者によって搬送される計量機能付きカートであって、
水平方向に対して傾斜した第一載置面を有し、前記第一載置面に載置される前記コンテナの重量を取得する第一計量部と、
前記第一計量部に隣接して配置され、前記第一載置面と同一平面上において前記第一載置面よりも低い位置に形成される第二載置面を有し、前記第二載置面に載置される前記コンテナの重量を取得する第二計量部と、
前記第一載置面と前記第二載置面との間に配置され、前記第一載置面から前記第二載置面に向かって前記コンテナが移動するのを規制する仕切部材と、を有し、
前記仕切部材は、前記第一計量部の風袋として取り付けられており、
前記第一載置面と前記第二載置面とに跨って前記コンテナが載置された場合、前記仕切部材は、前記コンテナによって押下され、前記コンテナの移動を規制する第一状態から前記第一載置面が配置される側へ倒れる第二状態となるように構成されている、計量機能付きカート。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記仕切部材は、前記第一状態において、前記第一載置面から突出するように構成されており、前記第一載置面から前記第二載置面に向かって移動しようとする前記コンテナを係止する、請求項1記載の計量機能付きカート。
【請求項3】
前記仕切部材は、前記第一状態において、鉛直方向に起立している、請求項1又は2記載の計量機能付きカート。
【請求項4】
前記仕切部材は、前記第一載置面が傾斜する方向と前記第一載置面に直交する方向との両方に直交する幅方向に延在する部分を有している、請求項1又は2記載の計量機能付きカート。
【請求項5】
前記第一計量部及び前記第二計量部が設置される設置部が、少なくとも上下二段に配置されており、
上段の第一設置部に設置される前記第一計量部の前記第一載置面及び前記第二計量部の前記第二載置面の傾斜角度は、下段の第二設置部に設置される前記第一計量部の前記第一載置面及び前記第二計量部の前記第二載置面の傾斜角度よりも大きい、請求項1又は2記載の計量機能付きカート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一側面は、計量機能付きカートに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
重量計量機能を備えた計量機能付きカートが知られている。このような計量機能付きカートは、カート上に複数の計量部が配置され、それらの計量部上に店舗別のコンテナが載置される。特許文献1に示されるピッキングカートでは、計量部の載置面は、手前側が低く、奥側が高くなるように傾斜している。このため、載置面にコンテナを載置すると、奥側の計量部上のコンテナが、手前側にズレ落ちる危険性がある。特許文献1に示されるピッキングカートでは、このようなズレ落ちを防止する仕切部材が奥側の計量部に取り付けられている。一方、複数の計量部に跨がって一つの大きなコンテナを載置して計量したいという要望がある。このため、特許文献1のピッキングカートでは、前後の計量部に跨ってコンテナが載置される場合には、仕切部材が倒れることによって載置面から退避するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-1641号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の仕切部材は、コンテナがズレ落ちる方向に倒れるように構成されている。このため、コンテナ内の物品重量が重たくなると仕切部材がコンテナを支えきれずに傾倒する。奥側の計量部と手前側の計量部とで、それぞれ別のコンテナが載置される場合に、上記のことが原因で奥側の計量部に載置されたコンテナがズレ落ちて、手前側の計量部に載置されたコンテナに接触すると、各計量部において正確な計量ができなくなる。
【0005】
そこで、本発明の一側面の目的は、コンテナが載置面からズレ落ちることを防止できる、計量機能付きカートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一側面に係る計量機能付きカートは、コンテナに収容される商品を載置して、作業者によって搬送される計量機能付きカートであって、水平方向に対して傾斜した第一載置面を有し、第一載置面に載置されるコンテナの重量を取得する第一計量部と、第一計量部に隣接して配置され、第一載置面と同一平面上において第一載置面よりも低い位置に形成される第二載置面を有し、第二載置面に載置されるコンテナの重量を取得する第二計量部と、第一載置面と第二載置面との間に配置され、第一載置面から第二載置面に向かってコンテナが移動するのを規制する仕切部材と、を有し、仕切部材は、第一計量部の風袋として取り付けられており、第一載置面と第二載置面とに跨ってコンテナが載置された場合、仕切部材は、コンテナによって押下され、コンテナの移動を規制する第一状態から第一載置面が配置される側へ倒れる第二状態となるように構成されている。
【0007】
この構成の計量機能付きカートでは、第一載置面と第二載置面との間に配置される仕切部材が、第一載置面が配置される側へ倒れることによって第一状態から第二状態となるように構成されている。このため、仕切部材は、コンテナ内の商品重量が比較的重たくなったとしても、第二載置面が配置される側に倒れることはなく、コンテナの支持を継続できる。この結果、コンテナの重量にかかわらずコンテナが載置面からズレ落ちることを防止できる。
【0008】
(2)上記(1)に記載の計量機能付きカートにおいて、仕切部材は、第一状態において、第一載置面から突出するように構成されており、第一載置面から第二載置面に向かって移動しようとするコンテナを係止してもよい。この構成では、第一載置面から第二載置面に向かって移動しようとするコンテナを仕切部材がしっかり係止するので、コンテナが第一載置面からズレ落ちることを防止できる。
【0009】
(3)上記(1)又は(2)に記載の計量機能付きカートにおいて、仕切部材は、第一状態において、鉛直方向に起立していてもよい。この構成では、仕切部材が傾斜面に直交する方向に起立するような第一状態に構成することと比べて、第一状態から第二状態に傾倒するときの仕切部材の移動量(回動量)を小さくすることができる。これにより、第一載置面と第二載置面とに跨ってコンテナを載置する場合に、仕切部材が傾倒しやすい構成とすることができる。
【0010】
(4)上記(1)~(3)の何れか一つに記載の計量機能付きカートにおいて、仕切部材は、第一載置面が傾斜する方向と第一載置面に直交する方向との両方に直交する幅方向に延在する部分を有していてもよい。この構成では、仕切部材がコンテナを支持するときの仕切部材とコンテナとの接触面積を増やすことができるので、より安定的にコンテナを支持することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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