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公開番号
2025106935
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2024000555
出願日
2024-01-05
発明の名称
製袋包装機
出願人
株式会社イシダ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65B
57/00 20060101AFI20250710BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】フィルムロールに継ぎ目がある場合であっても、生産性が低下することを回避できる製袋包装機を提供する。
【解決手段】製袋包装機1は、フィルムFの他方の面Fb側からフィルムFを撮像する撮像部と、撮像部の撮像結果に基づいて、フィルムFの異常を検査する検査部40と、を備え、制御部11は、製袋包装部3にフィルムFを供給する一のフィルムロールFRと当該フィルムロールFRに接合される他のフィルムロールFRのフィルムFとの継ぎ目Fcが撮像部まで搬送された場合、検査部40の検査結果に関わらず製袋包装部3においてフィルムFの製袋包装動作を所定回数継続させた後、継ぎ目Fcを含むフィルムFに対して製袋包装動作とは異なる処理を製袋包装部3に実施させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
シート状のフィルムを筒状に成形し、筒状に成形された前記フィルムに縦シール部による縦シール及び横シール部による横シールの順にシールを行うことによって個包装袋を形成する製袋包装動作を行う、製袋包装部と、
シート状の前記フィルムが巻き回されたフィルムロールを保持し、前記フィルムロールから繰り出される前記フィルムを前記製袋包装部に供給するフィルム供給部と、
前記フィルム供給部と前記製袋包装部との間に位置し、前記フィルム供給部より供給される前記フィルムを前記製袋包装部へ送り込むフィルム送入部と、
前記製袋包装部の動作を制御する制御部と、を備えた製袋包装機であって、
前記フィルムの他方の面側から前記フィルムを撮像する撮像部と、
前記撮像部の撮像結果に基づいて、前記フィルムの異常を検査する検査部と、を備え、
前記制御部は、前記製袋包装部に前記フィルムを供給する一の前記フィルムロールと当該フィルムロールに接合される他の前記フィルムロールの前記フィルムとの継ぎ目が前記撮像部まで搬送された場合、前記検査部の検査結果に関わらず前記製袋包装部において前記フィルムの前記製袋包装動作を所定回数継続させた後、前記継ぎ目を含む前記フィルムに対して前記製袋包装動作とは異なる処理を前記製袋包装部に実施させる、製袋包装機。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記検査部は、前記撮像結果において所定の範囲を超える異常を検知した場合、検査箇所を前記継ぎ目と判断する、請求項1に記載の製袋包装機。
【請求項3】
前記継ぎ目を検知するセンサを備える、請求項1又は2に記載の製袋包装機。
【請求項4】
搬送されるフィルムの距離を測定する測定部を含む、請求項1又は2に記載の製袋包装機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、製袋包装機に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
製袋包装機は、シート状のフィルムを筒状に成形し、筒状に成形されたフィルムをシールして袋状に成形する製袋包装部と、シート状のフィルムが巻き回されたフィルムロールを保持し、フィルムロールから繰り出されるフィルムを製袋包装部に順次供給するフィルム供給部と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-59508号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
製袋包装機では、フィルムロールから繰り出されるフィルムを撮像し、撮像結果に基づいて異常(傷、穴等)の有無を検査する。製袋包装機では、フィルムに異常があると、製袋包装機の動作を一時的に停止させると共に、異常箇所を含む一定量のフィルムを排除する。そのため、製袋包装機では、フィルムに異常があると、生産効率が低下したりフィルムが無駄になったりする等、生産性が低下する。
【0005】
製袋包装機では、フィルム供給部のフィルムロールが無くなると、フィルムロールの交換を行う。フィルムロールの交換では、製袋包装部にフィルムを供給しているフィルムロール(以下、「使用済みフィルムロール」とも称する。)の終端と、交換用のフィルムロール(以下、「交換用フィルムロール」とも称する。)の始端とを接合する。これにより、使用済みフィルムロールの終端と交換用フィルムロールの始端との接合部分に継ぎ目が形成される。継ぎ目は、フィルムの異常ではないが、フィルムの検査においては異常であると判定され得る。そのため、製袋包装機では、フィルムロールの交換の度に継ぎ目がフィルムの異常であると判定されることになり、生産性が低下する。
【0006】
本発明の一側面は、フィルムロールに継ぎ目がある場合であっても、生産性が低下することを回避できる製袋包装機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明の一側面に係る製袋包装機は、シート状のフィルムを筒状に成形し、筒状に成形されたフィルムに縦シール部による縦シール及び横シール部による横シールの順にシールを行うことによって個包装袋を形成する製袋包装動作を行う、製袋包装部と、シート状のフィルムが巻き回されたフィルムロールを保持し、フィルムロールから繰り出されるフィルムを製袋包装部に供給するフィルム供給部と、フィルム供給部と製袋包装部との間に位置し、フィルム供給部より供給されるフィルムを製袋包装部へ送り込むフィルム送入部と、製袋包装部の動作を制御する制御部と、を備えた製袋包装機であって、フィルムの他方の面側からフィルムを撮像する撮像部と、撮像部の撮像結果に基づいて、フィルムの異常を検査する検査部と、を備え、制御部は、製袋包装部にフィルムを供給する一のフィルムロールと当該フィルムロールに接合される他のフィルムロールのフィルムとの継ぎ目が撮像部まで搬送された場合、検査部の検査結果に関わらず製袋包装部においてフィルムの製袋包装動作を所定回数継続させた後、継ぎ目を含むフィルムに対して製袋包装動作とは異なる処理を製袋包装部に実施させる。
【0008】
本発明の一側面に係る製袋包装機では、制御部は、継ぎ目が撮像部まで搬送された場合、検査部の検査結果に関わらず製袋包装部においてフィルムの製袋包装動作を所定回数継続させる。これにより、製袋包装機では、検査部において継ぎ目が異常であると判定された場合であっても、継ぎ目よりも下流側のフィルムについては、製袋包装動作によって所定数の個包装袋が形成される。そのため、製袋包装機では、継ぎ目の下流側のフィルムを排除せずに利用できるため、フィルムが無駄になることを回避できる。また、製袋包装機では、制御部は、製袋包装動作を所定回数継続させた後、継ぎ目を含むフィルムに対して製袋包装動作とは異なる処理を製袋包装部に実施させる。製袋包装機では、製袋包装動作とは異なる処理として、例えば、継ぎ目を含むフィルムを個包装袋とは区別し得る形態で排出させる。これにより、製袋包装機では、製袋包装機の動作を一時的に停止させることなく継続させることができる。したがって、製袋包装機では、生産効率が低下することを回避できる。このように、製袋包装機では、フィルムが無駄になることを回避できると共に、生産効率が低下することを回避できるため、フィルムに継ぎ目がある場合であっても、生産性が低下することを回避できる。
【0009】
(2)上記(1)の製袋包装機において、検査部は、撮像結果において所定の範囲を超える異常を検知した場合、検査箇所を継ぎ目と判断してもよい。この構成では、継ぎ目の位置を特定することができる。
【0010】
(3)上記(1)又は(2)の製袋包装機において、継ぎ目を検知するセンサを備えていてもよい。この構成では、継ぎ目の位置を検知することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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