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公開番号
2025106937
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2024000557
出願日
2024-01-05
発明の名称
製袋包装機
出願人
株式会社イシダ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65B
57/00 20060101AFI20250710BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】フィルムロールのフィルムを精度良く検査することができる製袋包装機を提供する。
【解決手段】製袋包装機1は、フィルム送入部7に位置するフィルムFの一方の面Faに対して光を照射する照射部32と、照射部32に対向する位置において、フィルムFの他方の面Fb側からフィルムFを撮像する撮像部と、撮像部の撮像結果に基づいて、フィルムFの異常を検査する検査部38と、を備え、制御部11は、検査部38による検査の結果、フィルムFに異常がある場合、製袋包装動作の全部又は一部を停止させ、フィルムFにおいて異常がある箇所を横シール機構10よりも搬送経路の下流側まで搬送させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
シート状のフィルムを筒状に成形し、筒状に成形された前記フィルムに縦シール部による縦シール及び横シール部による横シールの順にシールを行うことによって個包装袋を形成する製袋包装動作を行う、製袋包装部と、
シート状の前記フィルムが巻き回されたフィルムロールを保持し、前記フィルムロールから繰り出される前記フィルムを前記製袋包装部に供給するフィルム供給部と、
前記フィルム供給部と前記製袋包装部との間に位置し、前記フィルム供給部から供給される前記フィルムを前記製袋包装部へ送り込むフィルム送入部と、
前記フィルムの搬送を制御する制御部と、を備えた製袋包装機であって、
前記フィルム送入部に位置する前記フィルムの一方の面に対して光を照射する照射部と、
前記照射部に対向する位置において、前記フィルムの他方の面側から前記フィルムを撮像する撮像部と、
前記撮像部の撮像結果に基づいて、前記フィルムの異常を検査する検査部と、を備え、
前記制御部は、前記検査部による検査の結果、前記フィルムに異常がある場合、前記製袋包装動作の全部又は一部を停止させ、前記フィルムにおいて前記異常がある箇所を前記横シール部よりも搬送経路の下流側まで搬送させる、製袋包装機。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記照射部は、LED照明である、請求項1に記載の製袋包装機。
【請求項3】
前記撮像部は、ラインセンサ型カメラを複数備える、請求項1又は2に記載の製袋包装機。
【請求項4】
前記検査部は、前記フィルムの撮像結果において、所定の閾値より明るい画素がある場合、前記フィルムに異常があると判定する、請求項1又は2に記載の製袋包装機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、製袋包装機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
製袋包装機は、シート状のフィルムを筒状に成形し、筒状に成形されたフィルムをシールして袋状に成形する製袋包装部と、シート状のフィルムが巻き回されたフィルムロールを保持し、フィルムロールから繰り出されるフィルムを製袋包装部に順次供給するフィルム供給部と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-59508号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
製袋包装機のフィルム供給部にセットされるフィルムロールは、フィルム供給部にセットされる前に、一部(例えば、始端から2m程度)が引き出されて、作業者の目視による異常の検査が実施されている。これは、フィルムロールをセットする前の過程(搬送過程等)において、フィルムロールの外層(表面)を構成しているフィルムに傷等の異常が発生し易いからである。ここで、フィルムロールにおいては、外層以外にも異常は存在し得る。しかしながら、フィルムロールのフィルムの全てを、作業者が目視で確認することは現実的にできない。また、作業者の目視による検査は、作業者の習熟度等によって検査精度にばらつきが生じ得る。
【0005】
本発明の一側面は、フィルムロールのフィルムを精度良く検査することができる製袋包装機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一側面に係る製袋包装機は、シート状のフィルムを筒状に成形し、筒状に成形されたフィルムに縦シール部による縦シール及び横シール部による横シールの順にシールを行うことによって個包装袋を形成する製袋包装動作を行う、製袋包装部と、シート状のフィルムが巻き回されたフィルムロールを保持し、フィルムロールから繰り出されるフィルムを製袋包装部に供給するフィルム供給部と、フィルム供給部と製袋包装部との間に位置し、フィルム供給部から供給されるフィルムを製袋包装部へ送り込むフィルム送入部と、フィルムの搬送を制御する制御部と、を備えた製袋包装機であって、フィルム送入部に位置するフィルムの一方の面に対して光を照射する照射部と、照射部に対向する位置において、フィルムの他方の面側からフィルムを撮像する撮像部と、撮像部の撮像結果に基づいて、フィルムの異常を検査する検査部と、を備え、制御部は、検査部による検査の結果、フィルムに異常がある場合、製袋包装動作の全部又は一部を停止させ、フィルムにおいて異常がある箇所を横シール部よりも搬送経路の下流側まで搬送させる。
【0007】
本発明の一側面に係る製袋包装機では、照射部及び撮像部を備え、検査部において、撮像部の撮像結果に基づいて、フィルム送入部を走行するフィルムの異常を検査する。これにより、製袋包装機では、フィルムロールのフィルムの全てを搬送過程において自動で検査することができる。したがって、フィルムロールのフィルムを精度良く検査することができる。
【0008】
また、製袋包装機では、制御部は、検査部による検査の結果、フィルムに異常がある場合、製袋包装動作の全部又は一部を停止させ、フィルムにおいて異常がある箇所を横シール部よりも搬送経路の下流側まで搬送させる。これにより、製袋包装機では、異常箇所を含むフィルムを通常の形態(個包装袋)とは異なる形態で排出することができる。したがって、異常箇所を含むフィルムを確実に排除することができる。
【0009】
(2)上記(1)の製袋包装機において、照射部は、LED照明であってもよい。この構成では、フィルムに対して十分な光を照射することができる。
【0010】
(3)上記(1)又は(2)の製袋包装機において、撮像部は、ラインセンサ型カメラを複数備えていてもよい。この構成では、フィルムが所定の幅を有している場合であっても、複数のラインセンサ型カメラで撮像することによって、フィルムの全領域を撮像することができる。したがって、フィルムの全領域に対して検査を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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