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公開番号2025098507
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023214674
出願日2023-12-20
発明の名称製袋包装機
出願人株式会社イシダ
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類B65B 57/00 20060101AFI20250625BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】センサの特性調整時のフィルムの消費を抑制した製袋包装機を提供する。
【解決手段】製袋包装機400では、帯状フィルムFの搬送を停止し、フィルム供給部100を介して、張力調整機構180における帯状フィルムFの貯留量を変更する。これによって、製袋することなく帯状フィルムFが移動する。このとき、コントローラ300は、第1センサ152および第2センサ154のレジマーク非検出時の出力とレジマーク検出時の出力に基づきセンサ部の感度を調整できる。製袋包装機400は、製袋動作をしていないので、帯状フィルムFが無駄に消費されることはない。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
フィルム搬送部により搬送されてくる帯状フィルムを筒状フィルムに形成し、前記筒状フィルム内に物品を投入した後、前記筒状フィルムをシールして前記物品を包装する製袋包装機であって、
前記帯状フィルムの搬送経路に設けられ、前記帯状フィルムを貯留する貯留部と、
前記搬送経路において前記貯留部の上流側に配置され、前記帯状フィルムに付されたレジマークを検出するセンサ部と、
前記貯留部における前記帯状フィルムの貯留量を変更する駆動部と、
前記フィルム搬送部による前記帯状フィルムの搬送動作を制御すると共に、前記駆動部を制御し、前記センサ部の特性を調整する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記センサ部の特性を調整する際、前記フィルム搬送部による前記帯状フィルムの搬送を停止し、前記駆動部を介して前記帯状フィルムの貯留量を変更し、前記センサ部にレジマークを検出させる、
製袋包装機。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記貯留部は、
搬送される前記帯状フィルムに接触し、前記帯状フィルムをガイドする固定ローラと、
搬送される前記帯状フィルムに接触して前記帯状フィルムをガイドすると共に、前記駆動部によって前記固定ローラとの相対距離が可変である可動ローラと、
を含む、
請求項1に記載の製袋包装機。
【請求項3】
前記制御部は、前記駆動部を介して前記帯状フィルムを搬送方向に移動させることによって前記センサ部に前記レジマークを検出させる、
請求項1または請求項2に記載の製袋包装機。
【請求項4】
前記制御部は、前記駆動部を介して前記帯状フィルムを搬送方向と反対方向に移動させることによって前記センサ部に前記レジマークを検出させる、
請求項1または請求項2に記載の製袋包装機。
【請求項5】
前記センサ部の特性の調整は、前記センサ部の感度調整である、
請求項1または請求項2に記載の製袋包装機。
【請求項6】
前記搬送経路において前記センサ部の上流側に配置され、前記帯状フィルムが巻かれたフィルムロールを回転させて前記帯状フィルムを供給するフィルム供給部をさらに備え、
前記フィルム供給部は、前記フィルムロールの回転方向を切り換えることによって、前記帯状フィルムの送り出しおよび巻き戻しのいずれかに切り換えることができ、
前記フィルム供給部が前記駆動部を兼ねる、
請求項1または請求項2に記載の製袋包装機。
【請求項7】
前記可動ローラの高さ位置を検出する位置検出部をさらに備え、
前記制御部は、前記センサ部の特性を調整する際、
前記位置検出部の検出値が所定値未満のときは、前記駆動部を介して前記帯状フィルムを搬送方向と反対方向に移動させ、
前記位置検出部の検出値が所定値以上のときは、前記駆動部を介して前記帯状フィルムを搬送方向に移動させる、
請求項2に記載の製袋包装機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、製袋包装機、特に、フィルム供給部から繰り出される帯状フィルムを製袋包装部で筒状に成形し、物品の充填された袋を生産する製袋包装機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
レジマークが付されたフィルムで物品を包装しながら製袋する製袋包装機では、レジマークを検出するセンサの特性調整が必要である。例えば、特許文献1(特開2000-25714号公報)に記載の製袋包装機では、制御部が繰出しベルトを介してフィルムを繰り出しながら、センサにレジマークを検出させてセンサの特性調整を行う。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記製袋包装機では、フィルムを繰り出しながらセンサの特性調整を行うので、フィルムが無駄に消費される。それゆえ、センサの特性調整時のフィルムの消費を抑制した製袋包装機が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1観点の製袋包装機は、フィルム搬送部により搬送されてくる帯状フィルムを筒状フィルムに形成し、筒状フィルム内に物品を投入した後、筒状フィルムをシールして物品を包装する製袋包装機であって、貯留部と、センサ部と、駆動部と、制御部とを備える。貯留部は、帯状フィルムの搬送経路に設けられ、帯状フィルムを貯留する。センサ部は、搬送経路において貯留部の上流側に配置され、帯状フィルムに付されたレジマークを検出する。駆動部は、貯留部における帯状フィルムの貯留量を変更する。制御部は、フィルム搬送部による帯状フィルムの搬送動作を制御する共に、駆動部を制御し、センサ部の特性を調整する。さらに、制御部は、センサ部の特性を調整する際、フィルム搬送部による帯状フィルムの搬送を停止し、駆動部を介して帯状フィルムの貯留量を変更し、センサ部にレジマークを検出させる。
【0005】
この製袋包装機では、帯状フィルムの搬送を停止し、駆動部を介して帯状フィルムの貯留量を変更することによって、製袋することなく帯状フィルムが移動する。このとき、制御部は、センサ部のレジマーク非検出時の出力とレジマーク検出時の出力に基づきセンサ部の特性を調整できる。製袋包装機は、製袋動作をしていないので、フィルムが無駄に消費されることはない。
【0006】
第2観点の製袋包装機は、第1観点の製袋包装機であって、貯留部が固定ローラと可動ローラとを含む。固定ローラは、搬送される帯状フィルムに接触し、帯状フィルムをガイドする。可動ローラは、搬送される帯状フィルムに接触して帯状フィルムをガイドすると共に、駆動部によって固定ローラとの相対距離が可変である。
【0007】
この製袋包装機では、駆動部が固定ローラと可動ローラとの相対距離を変更することによって、変更量に応じて帯状フィルムが移動するので、製袋動作をすることなくセンサ部に帯状フィルムに付されたレジマークを検出させることができる。
【0008】
第3観点の製袋包装機は、第1観点または第2観点の製袋包装機であって、制御部が、駆動部を介して帯状フィルムを搬送方向に移動させることによってセンサ部にレジマークを検出させる。
【0009】
第4観点の製袋包装機は、第1観点または第2観点の製袋包装機であって、制御部が、駆動部を介して帯状フィルムを搬送方向と反対方向に移動させることによってセンサ部にレジマークを検出させる。
【0010】
第5観点の製袋包装機は、第1観点から第4観点のいずれか1つの製袋包装機であって、センサ部の特性の調整が、センサ部の感度調整である。
(【0011】以降は省略されています)

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