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公開番号
2025091295
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206483
出願日
2023-12-06
発明の名称
包装装置
出願人
株式会社イシダ
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
B65B
11/18 20060101AFI20250611BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】包装用のフィルムを切断する切断刃の刃先が鈍っても、フィルムが切断されやすい包装装置を提供する。
【解決手段】包装装置は、フィルムロールから繰り出されるフィルムFを上下のベルト間に挟み、フィルムを包装位置まで搬送する搬送部300と、カッター200と、移動機構と、を備える。カッターは、フィルムを切断する切断刃210を有し、搬送部によるフィルムの搬送方向Dにおいて、フィルムが上下のベルト間に挟まれる位置の上流に配置される。移動機構は、切断刃を、待機位置と、搬送方向Dにおいて待機位置より下流に位置し、かつ、切断刃がフィルムを貫通して待機位置よりベルトに接近する位置である切断完了位置P2との間で移動させる。移動機構は、切断完了位置において、切断刃より下流側のフィルムと切断刃との成す角度Aが、切断刃より上流側のフィルムと切断刃との成す角度Bよりも小さくなるように、切断刃を移動させる。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
フィルムロールから繰り出されるフィルムを上下のベルト間に挟み、前記上下のベルトの少なくとも一方を駆動することで、前記フィルムを包装位置まで搬送する搬送部と、
前記フィルムを切断する切断刃と、前記切断刃を支持する支持部と、を有し、前記搬送部による前記フィルムの搬送方向において、前記フィルムが前記上下のベルト間に挟まれる位置の上流に配置されるカッターと、
前記切断刃を、前記上下のベルトから離れた待機位置と、前記搬送方向において前記待機位置より下流に位置し、かつ、前記切断刃が前記フィルムを貫通して前記待機位置より前記ベルトに接近する切断完了位置との間で移動させる、前記カッターの移動機構と、
を備え、
前記移動機構は、前記切断完了位置では、前記切断刃より下流側の前記フィルムと前記切断刃との成す角度Aが、前記切断刃より上流側の前記フィルムと前記切断刃との成す角度Bよりも小さくなるように、前記切断刃を移動させる、
包装装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記支持部には、前記切断刃が前記切断完了位置に配置される際に、前記ベルトの一部が入り込む開口が形成されている、
請求項1に記載の包装装置。
【請求項3】
前記移動機構は、前記フィルムに前記切断刃を突き刺した状態で、さらに前記切断刃を前記フィルムに食い込ませて、前記切断刃に前記フィルムを切断させる、
請求項1又は2に記載の包装装置。
【請求項4】
前記移動機構は、前記切断刃が端部に取り付けられているプレート状の前記支持部を鉛直方向に立てた姿勢を維持したまま、前記切断刃を前記待機位置と前記切断完了位置との間で移動させる、
請求項1又は2に記載の包装装置。
【請求項5】
前記フィルムロールは回転自在に支持される、
請求項1又は2に記載の包装装置。
【請求項6】
前記搬送部及び前記移動機構の動作を制御する制御部を更に備え、
前記制御部は、前記搬送部を制御して、前記フィルムを前記搬送方向に搬送して、前記フィルムロールと前記搬送部との間の前記フィルムの弛みを低減する処理の実行後、または、前記フィルムロールと前記搬送部との間の前記フィルムの弛みを低減する処理を実行しつつ、前記移動機構で、前記切断刃を前記待機位置から前記切断完了位置へと移動させる、
請求項1又は2に記載の包装装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1(特開2011-20700号公報)に開示されているように、フィルムロールから繰り出される包装用のフィルムを所定の長さで切断し、切り出したフィルムで物品を包装する包装装置が知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
このような包装装置では、フィルムを切断する切断刃の刃先が鈍った場合に、フィルムが切断されにくくなるおそれがある。このような問題の発生を低減可能な包装装置が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1観点に係る包装装置は、搬送部と、カッターと、カッターの移動機構と、を備える。搬送部は、フィルムロールから繰り出されるフィルムを上下のベルト間に挟み、上下のベルトの少なくとも一方を駆動することで、フィルムを包装位置まで搬送する。カッターは、フィルムを切断する切断刃と、切断刃を支持する支持部と、を有する。カッターは、搬送部によるフィルムの搬送方向において、フィルムが上下のベルト間に挟まれる位置の上流に配置される。移動機構は、切断刃を、待機位置と切断完了位置との間で移動させる。待機位置は、上下のベルトから離れた位置である。切断完了位置は、搬送方向において待機位置より下流に位置し、かつ、切断刃がフィルムを貫通して待機位置よりベルトに接近する位置である。移動機構は、切断完了位置において、切断刃より下流側のフィルムと切断刃との成す角度Aが、切断刃より上流側のフィルムと切断刃との成す角度Bよりも小さくなるように、切断刃を移動させる。
【0005】
第1観点の包装装置では、切断完了位置において角度Aが角度Bよりも小さくなるように移動機構が切断刃を移動させるので、切断刃が切断完了位置へと移動する過程で、切断刃は、上流側のフィルムを下流側へ引っ張るのではなく、搬送部の上下のベルトに保持された下流側のフィルムを切断刃が引っ張るから、切断刃がフィルムに対し深く突き刺さる。そのため、切断刃の刃先が鈍ってきても、切断刃により緊張保持されたフィルムをきれいに切断することが比較的容易である。
【0006】
本発明の第2観点に係る包装装置は、第1観点の包装装置であって、支持部には、切断刃が切断完了位置に配置される際に、ベルトの一部が入り込む開口が形成されている。
【0007】
第2観点の包装装置では、支持部の開口にベルトが入り込むため、フィルムの搬送方向においてカッターをベルトに接近させた状態で、切断刃をフィルムに食い込ませることができる。その結果、第2観点の包装装置では、切断時のフィルムと成す角度Aを特に小さくでき、切断刃が鈍ってもフィルムが比較的きれいに切断されやすい。
【0008】
本発明の第3観点に係る包装装置は、第1観点又は第2観点の包装装置であって、カッターの移動機構は、フィルムに切断刃を突き刺した状態で、さらに切断刃をフィルムに食い込ませて、切断刃にフィルムを切断させる。
【0009】
第3観点の包装装置では、フィルムが切断刃できれいに切断されやすい。
【0010】
本発明の第4観点に係る包装装置は、第1観点から第3観点のいずれかの包装装置であって、移動機構は、切断刃が端部に取り付けられているプレート状の支持部を鉛直方向に立てた姿勢を維持したまま、切断刃を待機位置と切断完了位置との間で移動させる。
(【0011】以降は省略されています)
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