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公開番号
2024142488
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023054640
出願日
2023-03-30
発明の名称
用紙受付装置
出願人
日本金銭機械株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G07C
13/00 20060101AFI20241003BHJP(チェック装置)
要約
【課題】投票券やマークカードなどのような、サイズが異なる2種類の用紙を共に受け付けることができる用紙受付装置を提供する。
【解決手段】幅が狭い第1のシートと幅が広い第2のシートとを受け付けるためのシート挿入口107と、シート挿入口107が受け付け可能なシートの幅を変更するための可変機構と、第1のシートと第2のシートとを搬送するための搬送装置133と、第1のシートと第2のシートとを読み取る読み取りセンサ121,122と、金銭受付部と、制御部とを備えるシート受付装置101が提供される。制御部は、金銭を受け付けていない場合は、第1のシートはシート挿入口に挿入可能だが、第2のシートはシート挿入口に挿入できないように可変機構を制御し、金銭を受け付けた場合は、第1のシートだけでなく第2のシートもシート挿入口107に挿入できるように可変機構を制御する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
幅が狭い第1のシートと幅が広い第2のシートとを受け付けるためのシート挿入口と、
前記シート挿入口が受け付け可能な紙幣の幅を変更するための可変機構と、
前記第1のシートと前記第2のシートとを搬送するための搬送装置と、
前記第1のシートと前記第2のシートとを読み取る読み取りセンサと、
金銭受付部と、
制御部とを備え、前記制御部は、
金銭を受け付けていない場合は、前記第1のシートは前記シート挿入口に挿入可能だが、前記第2のシートは前記シート挿入口に挿入できないように前記可変機構を制御し、
金銭を受け付けた場合は、前記第1のシートだけでなく前記第2のシートも前記シート挿入口に挿入できるように前記可変機構を制御する、用紙受付装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記可変機構は、前記シート挿入口の正面の左右のいずれかの端部に配置され、他端部の方へ移動可能な規制部材を含み、
前記制御部は、
金銭を受け付けていない場合は、前記規制部材を前記左右の中央部に近づけた位置に待機させておき、
金銭を受け付けた場合は、前記規制部材を前記左右のいずれかの端部に移動させる、請求項1に記載の用紙受付装置。
【請求項3】
前記搬送装置による搬送経路のうちの、前記読み取りセンサよりも下流側に配置される孔開け用のパンチをさらに備え、
前記孔開け用のパンチは、前記搬送経路のうちの、前記第1の部材が配置される端部とは逆側の端部に配置される、請求項2に記載の用紙受付装置。
【請求項4】
前記搬送装置による搬送経路上の、前記第1の部材が配置される側に配置されて、シートの通過を検知するための第1のセンサと、
前記搬送装置による搬送経路上の、前記第1の部材が配置されない側に配置されて、シートの通過を検知するための第2のセンサと、さらに備え、
前記制御部は、
前記第1のセンサと前記第2のセンサでシートを検知した場合に、前記第2のシートが挿入されたと認識して、
前記第2のセンサでシートを検知して、前記第1のセンサでシートを検知しなかった場合に、前記第1のシートが挿入されたと認識する、請求項2に記載の用紙受付装置。
【請求項5】
前記可変機構は、前記シート挿入口の正面の左端部に配置され、右端部の方へ移動可能な第1の規制部材と、前記シート挿入口の正面の右端部に配置され、左端部の方へ移動可能な第2の規制部材とを含み、
前記制御部は、
金銭を受け付けていない場合は、前記第1の規制部材と前記第2の規制部材を前記左右の中央部に近づけた位置に待機させておき、
金銭を受け付けた場合は、前記第1の規制部材を前記左端部に移動させて、前記第2の規制部材を前記右端部に移動させる、請求項1に記載の用紙受付装置。
【請求項6】
前記シート挿入口は、複数枚の前記シートを重ねられた状態でまとめて取り込む、請求項1に記載の用紙受付装置。
【請求項7】
前記第1のシートは、競技の投票券であり、
前記第2のシートは、投票内容を記入するためのマークカードである、請求項1に記載の用紙受付装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、投票券やマークカードなどの用紙を自動的に受け付けるための装置の技術に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従前より、競馬、競輪、競艇、オートレース等の公営競技に関して、投票券の購入や払戻しを行うための装置が知られている。たとえば、特開2019-144736号公報(特許文献1)には、投票券自動発払装置、そのプログラム、投票券エラー報知方法が開示されている。特許文献1によると、報知部は、投入された投票券に係わるリカバリ動作が実行された場合、操作終了と見做せる状態となるまでの間、投票券のセット方法について報知する。操作終了と見做せる状態とは、例えば投票または精算により残金がゼロとなったとき、あるいは利用者を検知しなくなったときである。投票券のセット方法についての報知は、例えば、各種表示画面の表示の際に注意用画面を表示することにより行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-144736号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、投票券やマークカードなどのような、サイズが異なる2種類の用紙を受け付けることができる用紙受付装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に従うと、幅が狭い第1のシートと幅が広い第2のシートとを受け付けるためのシート挿入口と、シート挿入口が受け付け可能な紙幣の幅を変更するための可変機構と、第1のシートと第2のシートとを搬送するための搬送装置と、第1のシートと第2のシートとを読み取る読み取りセンサと、金銭受付部と、制御部とを備えるシート受け付け装置が提供される。制御部は、金銭を受け付けていない場合は、第1のシートはシート挿入口に挿入可能だが、第2のシートはシート挿入口に挿入できないように可変機構を制御し、金銭を受け付けた場合は、第1のシートだけでなく第2のシートもシート挿入口に挿入できるように可変機構を制御する。
【発明の効果】
【0006】
以上のように、本発明によれば、投票券やマークカードなどのような、サイズが異なる2種類の用紙を受け付けることができる用紙受付装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施の形態にかかる用紙受付装置としての自動販売機の外観を示す正面イメージ図である。
第1の実施の形態にかかる用紙受付装置としての両用ユニットの構造を示す側面断面図である。
第1の実施の形態にかかるガイドが狭まった状態の投票券挿入口を示す正面図である。
第1の実施の形態にかかるガイドが広がった状態の投票券挿入口を示す正面図である。
第1の実施の形態にかかる孔開け用のパンチの(A)平面図と(B)側面図と(C)A-A正面断面図とである。
第1の実施の形態にかかる自動販売機の全体構成を示すブロック図である。
第1の実施の形態にかかる制御処理を示すフローチャートである。
第2の実施の形態にかかるガイドが狭まった状態の投票券挿入口を示す正面図である。
第2の実施の形態にかかるガイドが広がった状態の投票券挿入口を示す正面図である。
第2の実施の形態にかかる用紙受付装置としての両用ユニットの構造を示す側面断面図である。
第2の実施の形態にかかる自動販売機の全体構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
<自動販売機の概略構成>
【0009】
まず、図1を参照して、本実施の形態にかかる用紙受付装置としての自動販売機100は、競馬、競輪、競艇、オートレース等の公営競技に関して、投票券の購入および払戻しができるものである。本実施の形態においては、自動販売機100は、正面視において長方形の筐体109内に各種のユニットを搭載するものである。自動販売機100は、投票券の購入のための金銭を紙幣投入口102および硬貨投入口103から受け付けて、1または複数のマークカードを券挿入口107から受け付けて、マークカードの内容を読み取って、指定された内容の投票券を排出口106から排出する。また、自動販売機100は、的中した投票券を券挿入口107から受け付けて、当該投票券を読み取って払い戻しを行う。払い戻し金は、利用者の操作に応じて、そのまま次の投票券の購入に使用される場合もあれば、現金化して紙幣排出口104と硬貨排出口105から払い戻される場合もある。なお、読み取り不能なマークカードや的中していない投票権は、リジェクト口108から排出される。
【0010】
なお、以下では、投票券やマークカードを受け付けたり、読み取ったり、収容したり、リジェクトしたりするための両用ユニット101の構成について説明する。なお、両用ユニット101のことを用紙受付装置と呼んでもよい。
<両用ユニット101の構成>
(【0011】以降は省略されています)
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