TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024113317
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-22
出願番号
2023018204
出願日
2023-02-09
発明の名称
ベース、及び、ハードディスク駆動装置
出願人
ミネベアミツミ株式会社
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
G11B
33/12 20060101AFI20240815BHJP(情報記憶)
要約
【課題】ピボット用シャフトにおける鋳巣の発生を回避するとともに、ベースの密封性向上を可能にする技術を提供する。
【解決手段】ベース10は、ハードディスク駆動装置の筐体の一部となる。ベース10は、底板部12と、上下方向に延在するピボット用シャフト14と、を備える。ピボット用シャフト14は、底板部と一体に形成される第1軸部14aと、下端領域140aにおいて第1軸部に固定され、上端領域140bにおいてハードディスク駆動装置1のカバー40が取付けられる第2軸部14bと、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ハードディスク駆動装置の筐体の一部となるベースであって、
底板部と、
上下方向に延在するピボット用シャフトと、を備え、
前記ピボット用シャフトは、
前記底板部と一体に形成される第1軸部と、
下端領域において前記第1軸部に固定され、上端領域において前記ハードディスク駆動装置のカバーが取付けられる第2軸部と、を有する、
ベース。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第1軸部及び前記第2軸部は、圧入及び接着の少なくともいずれか一方、又は、螺合及び接着の少なくともいずれか一方により、固定されている、
請求項1に記載のベース。
【請求項3】
前記第1軸部は、前記底板部から上方に延在する第1基部と、前記第1基部から上方に延在し、前記第1基部より小径のピン部と、を有し、
前記第2軸部は、前記カバーが取付けられる第2基部と、前記第2基部から下方に延在する下方延在部と、前記下方延在部の下端面から上方に凹み、前記ピン部が圧入される穴部と、を有し、
又は、
前記第2軸部は、前記カバーが取付けられる第2基部と、前記第2基部から下方に延在し、前記第2基部より小径のピン部と、を有し、
前記第1軸部は、前記底板部から上方に延在する第1基部と、前記第1基部から上方に延在する上方延在部と、前記上方延在部の上部面から下方に凹み、前記ピン部が圧入される穴部と、を有する、
請求項2に記載のベース。
【請求項4】
前記ピン部は、前記ピン部の先端領域に、前記先端領域の基端から先端に向かって、前記穴部との間の距離が大きくなるテーパ部を有する、
請求項3に記載のベース。
【請求項5】
前記ピン部と前記穴部との間に接着剤が介在する、
請求項3に記載のベース。
【請求項6】
前記下方延在部は、前記ピン部が前記穴部に圧入された状態で、前記穴部の内部空間と外部空間とを接続する接続通路を有し、
又は、
前記上方延在部は、前記ピン部が前記穴部に圧入された状態で、前記穴部の内部空間と外部空間とを接続する接続通路を有する、
請求項3に記載のベース。
【請求項7】
前記第1軸部は、前記底板部から上方に延在する第1基部と、前記第1基部から上方に延在し、前記第1基部より小径のネジ結合部と、を有し、
前記第2軸部は、前記カバーが取付けられる第2基部と、前記第2基部から下方に延在する下方延在部と、前記下方延在部の下端面から上方に凹み、前記ネジ結合部が螺合される被ネジ結合部と、を有し、
又は、
前記第2軸部は、前記カバーが取付けられる第2基部と、前記第2基部から下方に延在し、前記第2基部より小径のネジ結合部と、を有し、
前記第1軸部は、前記底板部から上方に延在する第1基部と、前記第1基部から上方に延在する上方延在部と、前記上方延在部の上部面から下方に凹み、前記ネジ結合部が螺合される被ネジ結合部と、を有する、
請求項2に記載のベース。
【請求項8】
前記第1軸部は、前記底板部から上方に延在する第1基部を有し、
前記第2軸部は、前記カバーが取付けられる第2基部と、前記第2基部から下方に延在する下方延在部と、前記下方延在部の下端面から上方に凹み、前記第1基部が少なくとも部分的に圧入される穴部と、を有する、
請求項2に記載のベース。
【請求項9】
前記底板部は、前記底板部の一部が下方に凹んで形成される凹部を有し、
前記第1基部は、前記凹部の底面から上方に延在しており、
前記第2軸部は、前記凹部に収容され、前記下方延在部の外面から前記上下方向に対し垂直方向に延在するフランジ部を有し、
前記フランジ部は、上方を向く取付面であって、前記ハードディスク駆動装置のアクセス部が取付けられる取付面を有する、
請求項8に記載のベース。
【請求項10】
前記第1軸部は、前記第1基部から上方に延在するテーパ部を有し、
前記テーパ部は、前記第1基部側の基端から先端に向かって、前記穴部との間の距離が大きくなる、
請求項8又は9に記載のベース。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベース、及び、ハードディスク駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ベースとピボット用シャフトを別部材で準備し、ピボット用シャフトをベースに固定する技術が知られている(特許文献1)。また、ベースとピボット用シャフトを一体に形成する技術も知られている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-77237号公報
米国特許10891980号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、ニアラインタイプのハードディスク駆動装置に対する需要が増加し、ハードディスク駆動装置の高容量化、及び、低消費電力化の傾向が高まっている。
【0005】
ハードディスク駆動装置の高容量化を図るため、筐体の高さを高くすることがある。筐体の高さが高くなると、ピボット用シャフトの長さが長くなる。この場合、ピボット用シャフトは、径方向の長さよりも軸方向の長さが長い部材であるため、軸方向の先端部分に鋳巣が発生しやすくなる。
【0006】
一方、ハードディスク駆動装置の低消費電力化を図るため、筐体の内部空間に、ヘリウムガスを封入することがある。この場合、筐体の密封性を確保する必要がある。
【0007】
特許文献1に記載の技術では、ベースとピボット用シャフトを別部材で準備しているため、ピボット用シャフトにおける鋳巣の発生を抑制しやすいものの、筐体の密封性が低下するおそれがある。
【0008】
特許文献2に記載の技術では、ベースとピボット用シャフトを一体で形成しているため、筐体の密封性を確保しやすいものの、ピボット用シャフトに鋳巣が発生するおそれがある。
【0009】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ピボット用シャフトにおける鋳巣の発生を回避するとともに、ベースの密封性向上を可能にする技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明に係るベースは、ハードディスク駆動装置の筐体の一部となるベースであって、底板部と、上下方向に延在するピボット用シャフトと、を備え、前記ピボット用シャフトは、前記底板部と一体に形成される第1軸部と、下端領域において前記第1軸部に固定され、上端領域において前記ハードディスク駆動装置のカバーが取付けられる第2軸部と、を有する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
半導体装置
2か月前
株式会社ソシオネクスト
メモリ回路
2か月前
ローム株式会社
RAM
1か月前
ローム株式会社
RAM
1か月前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
6日前
株式会社東芝
磁気ヘッド、及び、磁気記録装置
2か月前
株式会社ワイ・イー・シー
記憶装置の接続装置
1か月前
ローム株式会社
不揮発性メモリ装置
7日前
日本発條株式会社
ヘッド駆動装置
1か月前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
21日前
日本発條株式会社
ヘッド駆動装置
1か月前
キオクシア株式会社
メモリシステム
6日前
キオクシア株式会社
記憶装置
6日前
有限会社フィデリックス
カートリッジとトーンアームの低域共振点検出装置
2か月前
株式会社デンソー
NANDストレージデバイス
20日前
ミネベアミツミ株式会社
ハードディスク駆動装置
1か月前
ミネベアミツミ株式会社
ハードディスク駆動装置
2か月前
キオクシア株式会社
半導体装置及びカウント方法
今日
株式会社コムラテック
回転体の装着装置及びハードディスクの製造方法
2か月前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置及び半導体記憶装置の制御方法
2か月前
株式会社ミツトヨ
メモリモジュールおよび形状測定機
22日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
27日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
27日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置、及び、データ消去方法
6日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
2か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
2か月前
日本発條株式会社
ワークのクリーニング装置と、クリーニング方法
2か月前
株式会社東芝
磁気ディスク装置
27日前
華邦電子股ふん有限公司
半導体記憶装置
2か月前
旺宏電子股ふん有限公司
コンピューティングシステム及びその動作の方法
1か月前
TDK株式会社
ニューロモルフィックデバイス及びニューロモルフィックデバイスの制御方法
2か月前
サンディスク テクノロジーズ インコーポレイテッド
プログラマブル抵抗メモリセルの読み出しのための電流源
1か月前
富士フイルム株式会社
磁気記録媒体、磁気テープカートリッジおよび磁気記録再生装置
2か月前
サンディスク テクノロジーズ インコーポレイテッド
不均一消去を伴う不揮発性メモリのためのアボート動作検出
7日前
ウェスタン デジタル テクノロジーズ インコーポレーテッド
マルチタイムプログラマブルメモリデバイス及び方法
1か月前
華邦電子股ふん有限公司
半導体記憶装置及びその制御方法
1か月前
続きを見る
他の特許を見る