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公開番号2024111512
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-19
出願番号2023016063
出願日2023-02-06
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/52 20060101AFI20240809BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】カバーの誤組み付けを防止でき、容易に組み立てることができるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、電線2の端末に接続された端子3と、端子3及び電線2に装着されたゴム栓4を収容したハウジング5と、ゴム栓4の脱落を規制する一対のカバー6a,6bと、を備えている。一対のカバー6a,6bは、同一形状かつ同一サイズである。カバー6aがカバー6bに向かって電線2の長手方向にスライドされることで、カバー6aの組付溝63にカバー6bの組付リブ64が進入するとともにカバー6bの組付溝63にカバー6aの組付リブ64が進入して一対のカバー6a,6b同士が組み付けられる。これらカバー6a,6bがハウジング5に向かって電線2の長手方向にスライドされることで係止アーム65が係止突起55に係止してカバー6a,6bがハウジング5に組み付けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電線の端末に接続された端子と、
前記端子及び前記電線の外周に装着されたシール部材を収容したハウジングと、
前記ハウジングの前記電線が導出された側に組み付けられて、前記シール部材の前記ハウジングからの脱落を規制する一対のカバーと、を備え、
前記一対のカバーは、同一形状かつ同一サイズであり、互いの間に前記電線を挟んだ状態で互いに組み付けられており、
前記各カバーは、前記電線に沿う電線保持部と、組付溝と、組付リブと、係止アームと、を備え、
前記ハウジングは、前記各カバーが前記ハウジングに向かって前記電線の長手方向にスライドされる際に前記係止アームが係止する係止突起を備え、
一方のカバーが他方のカバーに向かって前記電線の長手方向にスライドされる際に一方のカバーの前記組付溝に他方のカバーの前記組付リブが進入するとともに他方のカバーの前記組付溝に一方のカバーの前記組付リブが進入して一対のカバー同士が組み付けられる形状とされている
ことを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記各カバーは、2つの前記電線保持部が前記電線の径方向に並んで配置され、これら2つの電線保持部の両側に前記組付溝と前記組付リブが配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記各カバーは、前記組付溝が形成された突出部と、前記組付リブと間隔をあけて配置された当接部と、を備え、
一方のカバーの前記突出部が他方のカバーの前記組付リブと前記当接部の間に挟まれており、他方のカバーの前記突出部が一方のカバーの前記組付リブと前記当接部の間に挟まれている
ことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
図13は、特許文献1に開示された従来のコネクタの分解図である。図13に示すように、コネクタ501は、各電線513の端末に接続された端子と、複数の端子を収容したハウジング510と、ハウジング510の電線513が導出された側に組み付けられた上カバー503及び下カバー504を備えている。
【0003】
上カバー503は、図13中の矢印で示すように後方からハウジング510に近付けられることで、水平係合片535がハウジング510の係合突部515に係合してハウジング510に組み付けられる。
【0004】
下カバー504は、図13中の矢印で示すように下方からハウジング510に近付けられることで、垂直係合片544が上カバー503の係合穴538に係合して上カバー503及びハウジング510に組み付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-260923号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記従来のコネクタ501においては、カバーの組み付け手順を遵守する必要があるが、上カバー503と下カバー504は類似した形状であるため、組み付けの順番と方向を間違える懸念があり、安定した作業性が確保できないという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、カバーの誤組み付けを防止でき、容易に組み立てることができるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、電線の端末に接続された端子と、前記端子及び前記電線の外周に装着されたシール部材を収容したハウジングと、前記ハウジングの前記電線が導出された側に組み付けられて、前記シール部材の前記ハウジングからの脱落を規制する一対のカバーと、を備え、前記一対のカバーは、同一形状かつ同一サイズであり、互いの間に前記電線を挟んだ状態で互いに組み付けられており、前記各カバーは、前記電線に沿う電線保持部と、組付溝と、組付リブと、係止アームと、を備え、前記ハウジングは、前記各カバーが前記ハウジングに向かって前記電線の長手方向にスライドされる際に前記係止アームが係止する係止突起を備え、一方のカバーが他方のカバーに向かって前記電線の長手方向にスライドされる際に一方のカバーの前記組付溝に他方のカバーの前記組付リブが進入するとともに他方のカバーの前記組付溝に一方のカバーの前記組付リブが進入して一対のカバー同士が組み付けられる形状とされていることを特徴とするコネクタである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、コネクタを組み立てる際、カバーの誤組み付けを防止でき、容易に組み立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態にかかるコネクタの分解図である。
図1のカバーの背面図である。
図1のカバーの平面図である。
図1のコネクタの組み立て方法の説明図であり、電線の下側にカバーが沿わされた状態を示す図である。
図4の電線の上側にカバーが沿わされた状態を示す図である。
図5の上側のカバーがスライドされる様子を示す図である。
図6の上側のカバーと下側のカバーが組み付けられた状態を示す図である。
図7のコネクタの背面図である。
図7の一対のカバーがハウジングに組み付けられた状態を示す図である。
図9のコネクタの斜視図である。
図1のコネクタの組み立て方法の説明図であり、ハウジングの下側にカバーが沿わされた状態を示す図である。
図11の電線の上側にカバーが沿わされ、このカバーがスライドされる様子を示す図である。
従来のコネクタの分解図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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