TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024110083
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-15
出願番号
2023014440
出願日
2023-02-02
発明の名称
学習支援装置
出願人
株式会社NTTドコモ
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
G09B
7/02 20060101AFI20240807BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】仮想空間における学習においてユーザが解答に着手してからの経過時間が基準時間を超える問題があった場合に当該問題をタイムリーに克服できるようにする。
【解決手段】学習支援装置として機能する仮想空間サーバ10は、管理テーブルTBLと、計測部130aと、通知部130bと、を備える。管理テーブルTBLには 仮想空間における学習に用いられる複数の問題の各々について基準時間が記憶される。測定部130aは、ユーザが複数の問題のうち一の問題に着手してからの経過時間を計測する。通知部130bは、計測部130aによって計測された時間が、ユーザが着手中の一の問題に対応する基準時間を超えてもユーザが解答しない場合、手助けの要請を予め定められた宛先へ通知する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
仮想空間における学習に用いられる複数の問題の各々について基準時間を管理する管理部と、
ユーザが前記複数の問題のうち一の問題に着手してからの経過時間を計測する計測部と、
前記計測部によって計測された時間が、前記一の問題に対応する基準時間を超えても前記ユーザが解答しない場合、手助けの要請を予め定められた宛先へ通知する通知部と、
を備える学習支援装置。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記管理部は、前記複数の問題の各々に対応付けて手助けの要請を通知する宛先を管理し、
前記通知部は、前記計測部によって計測された時間が、前記一の問題に対応する基準時間を超えても前記ユーザが解答しない問題に対応付けて前記管理部により管理されている宛先へ手助けの要請を通知する、
請求項1に記載の学習支援装置。
【請求項3】
着手中の問題に対する手助けを求める入力を受け付ける入力部を備え、
前記通知部は、前記入力部に対して手助けを求める入力が行われた場合には、前記計測部により計測された時間が前記基準時間に達する前であっても、手助けの要請を通知する、
請求項1に記載の学習支援装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、学習支援装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
タブレット端末又はパーソナルコンピュータ等の情報処理端末の教育現場への導入が急速に進んでおり、この種の情報処理端末を用いて学習支援を行う技術が種々提案されている。例えば、特許文献1には、記憶部、解答蓄積部、コメント送信処理部、を備える出題装置が開示されている。この出題装置の記憶部には、問題データベースと生徒解答データベースとが格納される。問題データベースは、問題と正解とを含む問題データを管理する。生徒解答データベースは、問題に対する生徒の解答を含む解答データと解答の正誤判定結果とを管理する。解答蓄積部は、テスト中に、ネットワークを介して接続される複数の生徒の各々の端末から解答データを受信し、問題データベースを用いた正誤判定結果を生徒解答データベースに記録する。コメント送信処理部は、テスト中に解答に要した時間が所定時間を越えた生徒の割合に基づいて、授業における説明不足を補うコメントの作成を教師に促し、作成されたコメントを各端末装置へ送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2012/127580号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現実空間では集中し難い人が一定数いるため、これらの人々に対しては、メタバース等の仮想空間を利用した学習支援が有効と期待される。仮想空間を利用した学習支援の一例としては、例えば他のユーザとの共用空間にて開催されるオンラインスクールで学習した後に、ユーザ毎に固有のプライべート空間において復習等の学習を各ユーザが個別に行えるようにすることが考えられる。ユーザが自習を行っている状況下において、解答の仕方が判らない問題、又は効率的な解き方が判らず解答に時間がかかる問題があると、学習に対するユーザの集中が途切れがちになる。以下では、解答の仕方が判らない問題、及び効率的な解き方が判らない問題は、「躓いている問題」と称される。
【0005】
学習に対する集中を持続させるためには、親、友人又は教師等の他者に手助けを求めることにより、躓いている問題をタイムリーに解決できることが好ましい。しかし、恥ずかしい又は面倒くさい等の理由により他者に手助けを求めることに抵抗を感じる者もいる。特許文献1によれば、同じ問題に躓いている他の生徒が居ない又は少ない場合にはコメントを得られず、当該問題をタイムリーに克服することはできない。
【0006】
本開示は以上に説明した課題に鑑みて為されたものであり、仮想空間における学習において躓いている問題をタイムリーに克服できるようにする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の好適な態様に係る学習支援装置は、管理部と、計測部と、通知部と、を備える。管理部は、仮想空間における学習に用いられる複数の問題の各々について基準時間を管理する。計測部は、ユーザが前記複数の問題のうち一の問題に着手してからの経過時間を計測する。通知部は、前記計測部によって計測された時間が、前記一の問題に対応する基準時間を超えても前記ユーザが解答しない場合、手助けの要請を予め定められた宛先へ通知する。
【発明の効果】
【0008】
本開示の学習支援装置によれば、仮想空間における学習において着手してからの経過時間が基準時間を超える問題があった場合に手助けの要請が為される。躓いている問題に関しては、着手してからの経過時間が基準時間を超えても解答できないことが一般的である。従って、本開示の学習支援装置によれば、ユーザは仮想空間における学習において躓いている問題をタイムリーに克服できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の学習支援装置の一実施形態による仮想空間サーバ10を含む仮想空間システム1の構成例を示す図である。
仮想空間における学習室を表す画像の一例を示す図である。
仮想空間サーバ10の構成例を示すブロック図である。
仮想空間サーバ10の記憶装置120に記憶される管理テーブルTBLの格納内容の一例を示す図である。
仮想空間サーバ10の処理装置130がプログラムPR1に従って実行する学習支援方法における処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(A.実施形態)
図1は、本開示の学習支援装置の一実施形態による仮想空間サーバ10を含む仮想空間システム1の構成例を示す図である。図1に示されるように、仮想空間システム1は、仮想空間サーバ10及びユーザ装置20を備える。ユーザ装置20は、ユーザUによって使用される。仮想空間サーバ10は、通信網NWを介して、ユーザ装置20と互いに通信可能に接続される。図1には、ユーザ装置20が一つ図示されているが、仮想空間システム1には、複数のユーザ装置20が含まれてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社NTTドコモ
ユーザ選択装置
3日前
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
判定装置、判定方法、及びプログラム
3日前
日本精機株式会社
表示装置
17日前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
24日前
キヤノン電子株式会社
表示装置
2か月前
アズビル株式会社
表示装置
10日前
オムロン株式会社
表示装置
2か月前
個人
演習課題添削システム
2か月前
日本無線株式会社
移乗訓練装置
2か月前
株式会社ウメラボ
学習支援システム
10日前
株式会社半導体エネルギー研究所
電子機器
1か月前
個人
九九学習用デジタル教材
23日前
個人
課題解決カード及びその使用方法
2か月前
日亜化学工業株式会社
発光装置
10日前
アルプスアルパイン株式会社
表示装置
2か月前
株式会社ホンダアクセス
車載装置
2か月前
株式会社ゼロナイズ
疑似体験装置
11日前
矢崎総業株式会社
表示装置
2か月前
株式会社タカトリ
貼付装置及び貼付方法
2か月前
リンテック株式会社
表示体
2か月前
リンテック株式会社
剥離検知ラベル
2か月前
キヤノンファインテックニスカ株式会社
記録媒体
18日前
株式会社共和
セキュリティラベルの製造方法
2か月前
個人
音読した言語を審査して結果表示するシステム
5日前
上海天馬微電子有限公司
表示装置
1か月前
日本板硝子株式会社
屋外広告板
1か月前
シャープ株式会社
表示装置及び制御方法
1か月前
株式会社トーラス
地図の表示方法
2か月前
個人
学習誘導装置、及び学習誘導装置使用方法
10日前
Kepler株式会社
表示装置、電子機器
1か月前
オムロン株式会社
導光板、および導光板ユニット
1か月前
矢崎総業株式会社
表示制御装置
18日前
シャープ株式会社
スタンドおよび表示装置
3か月前
合同会社Smiles.
画力診断システム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る