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公開番号2024109497
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-14
出願番号2023023812
出願日2023-02-01
発明の名称穿孔機用案内板
出願人有限会社ハラダ印刷
代理人
主分類B23B 49/02 20060101AFI20240806BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】紙束の後端に円弧状の切り欠き部を形成した穿孔機用案内板により、特に盲人の方へ送付する封筒等に、音声コードを表示している位置を示す切り欠き部を形成することが簡単・容易にでき、盲人の方が理解しやすいような穿孔機用案内板を提供する。
【解決手段】紙用穴ドリル穿孔機において、封筒束の後端に円弧状の切り欠き部を形成すること。穿孔機用案内板1を、穿孔機の当板の前面に取り付けてなること。穿孔機用案内板が、平面L字形に形成してなること。穿孔機用案内板が、平面コの字形に形成してなることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ドリル穿孔機において、紙束の後端に円弧状の切り欠き部を形成することを特徴とする穿孔機用案内板。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記穿孔機用案内板を、前記穿孔機の当板の前面に取り付けてなることを特徴とする請求項1記載の穿孔機用案内板。
【請求項3】
前記穿孔機用案内板が、平面L字形に形成してなることを特徴とする請求項1又は2記載の穿孔機用案内板。
【請求項4】
前記穿孔機用案内板が、平面コの字形に形成してなることを特徴とする請求項1又は2記載の穿孔機用案内板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、主に紙用2穴ドリル穿孔機用の穿孔機用案内板である。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来技術としては、一般に市販されている紙用2穴ドリル穿孔機において、紙束等を後端の当板に当接し、上方からドリルを回転させ、ファイルのピッチに穴を開けるものである。
つまり、円形の穴を開けるものであり、紙束等の後端に円弧状の切り欠き部を形成するものではないため、加工ができないものである。
【0003】
従来の特許技術的には、同様なものは無いように思われるが、例えば、被工作平面の穿孔点上方に、基準になる垂直線を仮想する為の垂直指示器を提供するもので、作業平面に密着可能な平面を持つ底板と、この底板の平面に対して垂直上方の半円で構成し、その形状は、平板の一辺に半円形の切り欠きを作りこれを底板とし、この底板に切り欠いた半円形の垂直上方に平行移動した状態の半円形を目視可能に形成し、これを前記の底板と支柱により一体化することで垂直指示器とするものがある。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3142444号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記従来技術の垂直指示器は、携帯用の電気ドリルを使用して穿孔する際に正確に垂直に穴を開ける治具であり、本発明のような紙束の後端に円弧状の切り欠き部を設けるものではない。
【0006】
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするもので、紙束の後端に円弧状の切り欠き部を形成した穿孔機用案内板により、特に盲人の方へ送付する封筒等に、音声コードを表示している位置を示す切り欠き部を形成することが簡単・容易にでき、盲人の方が理解しやすいような穿孔機用案内板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記目的を達成するために、ドリル穿孔機において、紙束の後端に円弧状の切り欠き部を形成すること。前記穿孔機用案内板を、前記穿孔機の当板の前面に取り付けてなること。前記穿孔機用案内板が、平面L字形に形成してなること。前記穿孔機用案内板が、平面コの字形に形成してなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
1)、主に紙用2穴ドリル穿孔機において、紙束の後端に円弧状の切り欠き部を形成できる穿孔機用案内板により、特に、盲人の方へ送付する封筒等に、音声コードを表示している位置を簡単・容易に加工できる。
2)、盲人の方は、届いた封筒等の外周を触ることで、切り欠き部を見つけることができ、スマートフォンにて音声コードを読み取ることができる。
3)、穿孔機用案内板をドリル穿孔機の当板の前面に簡単に着脱自在に取り付けることができる。
4)、形状を平面L字形にすることにより、左右少なくとも2箇所に設け、紙束の後端の必要な位置に、自在に変更して使用できる。
5)、形状を平面コの字形にすることにより、少なくとも1箇所に設ければよく、効率的である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施例を示す穿孔機用案内板の正面図。
本発明の第1実施例を示す穿孔機用案内板の平面図。
本発明の第1実施例を示す穿孔機用案内板を取り付ける紙用2穴ドリル穿孔機の側面図。
本発明の第1実施例を示す穿孔機用案内に紙束をセットした側面図。
本発明の第1実施例を示す穿孔機用案内に紙束をセットした要部の平面図。
本発明の第1実施例を示す紙束に切り欠き部を形成した状態図。
本発明の第2実施例を示す穿孔機用案内板の正面図。
本発明の第2実施例を示す穿孔機用案内板の平面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
1は、穿孔機用案内板で、平板を折曲してL字形1aに形成し、一面に水平方向に、ボルトを取り付けるための長孔1bを設けてある。(図1・図2)
穿孔機用案内板1を取り付ける紙用2穴ドリル穿孔機Sについて説明する。
本体Hの下部のテーブルTの後部に当板Iを設けると共に、上部に上下動する紙束押え具Oと、同じく上下動する回転ドリルD1を設けた穿孔具Dを設けてある。(図3)
(【0011】以降は省略されています)

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