TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024108570
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-13
出願番号2023013002
出願日2023-01-31
発明の名称液体容器
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20240805BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】液体容器が落下しても、供給筒が変形したり破損したりし難い液体容器を提供する。
【解決手段】 液体容器は、貯留室32を有しており、メイン前壁および当該メイン前壁より後方かつ下方に位置するサブ前壁を有する容器本体130と、容器本体130のサブ前壁から前方へ突出しており、貯留室32と連通する供給筒と、供給筒の突出端に嵌合されるキャップ79と、を備え、キャップ79は、容器本体130と上下方向に対向するキャップ上面79Aと、キャップ上面79Aから上方へ起立しており、左右方向へ離れて位置する複数の起立部60と、を有しており、容器本体130は、キャップ上面79Aと対向する第1受け面141と、複数の起立部60の上面とそれぞれ対向する第2受け面142と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
貯留室を有しており、メイン前壁および当該メイン前壁より後方かつ下方に位置するサブ前壁を有する容器本体と、
上記容器本体のサブ前壁から前方へ突出しており、上記貯留室と連通する供給筒と、
上記供給筒の突出端に嵌合されるキャップと、を備え、
上記キャップは、
上記容器本体と上下方向に対向するキャップ上面と、
上記キャップ上面から上方へ起立しており、左右方向へ離れて位置する複数の起立部と、を有しており、
上記容器本体は、
上記キャップ上面と対向する第1受け面と、
複数の上記起立部の上面とそれぞれ対向する第2受け面と、を有する液体容器。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
上記容器本体は、
上記メイン前壁および上記サブ前壁と接続して前後方向へ延びるサブ下壁と、
上記サブ下壁から下方へ突出する受け部と、をさらに有しており、
上記受け部は、上記第1受け面と、上記第2受け面と、上記第1受け面および上記第2受け面と接続して上下方向へ延びる段差面と、を有しており、
上記段差面は、複数の上記起立部の左右方向の内方に位置しており、複数の上記起立部と左右方向において対向する請求項1に記載の液体容器。
【請求項3】
上記起立部は、前後方向に沿って延びるプレート形状であり、
上記第2受け面は、前後方向に延びて上記起立部の上面と対向する請求項1または2に記載の液体容器。
【請求項4】
上記貯留室は、上記サブ下壁の上方に位置する請求項2に記載の液体容器。
【請求項5】
上記起立部および上記第2受け面は、上記供給筒の前端から後端部に亘って延びている請求項3に記載の液体容器。
【請求項6】
上記第1受け面と上記キャップ上面との間の距離は、上記第2受け面と上記起立部との間の距離よりも大きい請求項2に記載の液体容器。
【請求項7】
上記キャップは、上記供給筒に対して前後方向へ移動することによって上記容器本体に着脱可能である請求項1または2に記載の液体容器。
【請求項8】
上記供給筒の上面と上記容器本体との間に接続されるリブをさらに備える請求項1に記載の液体容器。
【請求項9】
貯留室を有しており、メイン前壁および当該メイン前壁より後方かつ下方に位置するサブ前壁を有する容器本体と、
上記容器本体のサブ前壁から前方へ突出しており、上記貯留室と連通する供給筒と、
上記供給筒の上面と上記容器本体との間に位置し、上記供給筒の上面から上方に向けて延びるリブと、を備える液体容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器本体の供給筒にキャップが嵌められた液体容器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
インクカートリッジから供給されたインクが、ノズルを介して記録ヘッドから吐出されるプリンタが知られている。インクカートリッジは、貯留室に貯留されたインクを外部へ供給するための供給筒を有する。供給筒の先端には、シールゴムが位置されている。供給筒にキャップが嵌められて、シールゴムがキャップと供給筒の先端との間に挟み込まれている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-161874号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
インクカートリッジが店頭で販売されているときや、ユーザが持ち運ぶときに、インクカートリッジが床などに落下することがある。落下による衝撃がキャップに加わると、供給筒が撓んで変形したり破損したりするおそれがある。
【0005】
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、落下により供給筒が変形したり破損したり難い液体容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 本発明に係る液体容器は、貯留室を有しており、メイン前壁および当該メイン前壁より後方かつ下方に位置するサブ前壁を有する容器本体と、上記容器本体のサブ前壁から前方へ突出しており、上記貯留室と連通する供給筒と、上記供給筒の突出端に嵌合されるキャップと、を備える。上記キャップは、上記容器本体と上下方向に対向するキャップ上面と、上記キャップ上面から上方へ起立しており、左右方向へ離れて位置する複数の起立部と、を有する。上記容器本体は、上記キャップ上面と対向する第1受け面と、複数の上記起立部の上面とそれぞれ対向する第2受け面と、を有する。
【0007】
上記構成によれば、キャップの下方から外力が加わると、供給筒が上方に向けて撓む。供給筒が上方へ撓むことにより、キャップの上面は、第1受け面に向けて移動して第1受け面に接触する。複数の起立部は、第2受け面に向けて移動して第2受け面に接触する。キャップが複数箇所で容器本体に接触することにより、キャップから容器本体に作用する応力は、接触する複数個所に分散する。容器本体の変形が抑えられることにより、供給筒の撓みが抑制され、供給筒の変形や破損が抑制される。また、容器本体の変形や破損が抑制される。
【0008】
(2) 好ましくは、上記容器本体は、上記メイン前壁および上記サブ前壁と接続して前後方向へ延びるサブ下壁と、上記サブ下壁から下方へ突出する受け部と、をさらに有しており、上記受け部は、上記第1受け面と、上記第2受け面と、上記第1受け面および上記第2受け面と接続して上下方向へ延びる段差面と、を有しており、上記段差面は、複数の上記起立部の左右方向の内方に位置しており、複数の上記起立部と左右方向において対向する。
【0009】
上記構成によれば、キャップに外力が加わることにより、キャップおよび供給筒が左右方向へ撓むと、起立部が段差面に接触する。これにより、供給筒の左右方向への撓みが抑えられるので、供給筒の変形や破損が抑制される。
【0010】
(3) 好ましくは、上記起立部は、前後方向に沿って延びるプレート形状であり、上記第2受け面は、前後方向に延びて上記起立部の上面と対向する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

東レ株式会社
凸版印刷版原版
2か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
4か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
3か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
4か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
フジコピアン株式会社
熱転写シート
4か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
7日前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
1か月前
日本製紙株式会社
感熱記録体
8日前
株式会社リコー
液体吐出装置
14日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
29日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
フジコピアン株式会社
中間転写シート
2か月前
フジコピアン株式会社
熱転写記録媒体
4か月前
キヤノン株式会社
印刷システム
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
21日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
22日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
1か月前
株式会社リコー
画像形成システム
4か月前
株式会社リコー
画像形成システム
3か月前
ベルク工業有限会社
静電成膜装置
22日前
キヤノン株式会社
印刷制御システム
3か月前
イーデーエム株式会社
プリンタ装置
2か月前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
28日前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
28日前
デュプロ精工株式会社
孔版印刷装置
15日前
株式会社リコー
液体吐出方法
今日
シャープ株式会社
画像形成装置
4日前
ブラザー工業株式会社
補助部材
1か月前
続きを見る