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公開番号2024103695
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024089960,2020146278
出願日2024-06-03,2020-08-31
発明の名称減速機、駆動ユニット、及び、操舵補助装置
出願人ナブテスコ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F16H 1/32 20060101AFI20240725BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】装置全体の大型・重量化や製造工数の増大を招くことなく、出力アームを通して外部に安定したトルクを出力することができる減速機、駆動ユニット、及び、操舵補助装置を提供する。
【解決手段】減速機は、入力回転体と、減速機構部と、筒状ケース15と、を備えている。減速機は、駆動装置から動力を受けて回転する。減速機構部は、入力回転体の回転を減速する。筒状ケース15は、減速機構部の外側を覆い減速機構部で減速された動力を受けて回転する。筒状ケース15には、当該筒状ケース15の外周面から径方向外側に延びて、外部に操作力を伝達する出力アーム27が一体に形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
駆動装置から動力を受けて回転する入力回転体と、
前記入力回転体の回転を減速する減速機構部と、
前記減速機構部の外側を覆い前記減速機構部で減速された動力を受けて回転する筒状ケースと、を備え、
前記筒状ケースには、当該筒状ケースの外周面から径方向外側に延びて、外部に操作力を伝達する出力アームが一体に形成されている減速機。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記入力回転体と前記筒状ケースを回転可能に支持するベースブロックを備え、
前記ベースブロックは、前記筒状ケースの軸方向の一端部に隣接する位置から径方向外側に張り出し、他の部材に固定される固定フランジを有し、
前記出力アームは、前記筒状ケースの軸方向の他端部から径方向外側に延びている請求項1に記載の減速機。
【請求項3】
ベースブロックと、
偏心回転部を有し前記ベースブロックに回転可能に支持された状態で駆動装置から動力を入力されるクランク軸と、
外周部に外歯を有し前記偏心回転部から偏心回転力を受けて揺動回転する揺動歯車と、
前記外歯と異なる歯数の内歯を有し、前記ベースブロックに回転可能に支持された状態で前記外歯と噛み合って回転する筒状ケースと、を備え、
前記筒状ケースには、当該筒状ケースの外周面から径方向外側に延びて、外部に操作力を伝達する出力アームが一体に形成されている減速機。
【請求項4】
回転動力を出力する駆動装置と、
前記駆動装置から動力を受けて入力回転を減速する減速機と、を備え、
前記減速機は、
前記駆動装置から動力を受けて回転する入力回転体と、
前記入力回転体の回転を減速する減速機構部と、
前記減速機構部の外側を覆い前記減速機構部で減速された動力を受けて回転する筒状ケースと、を備え、
前記筒状ケースには、当該筒状ケースの外周面から径方向外側に延びて、外部に操作力を伝達する出力アームが一体に形成されている駆動ユニット。
【請求項5】
回転動力を出力する駆動装置と、
前記駆動装置から動力を受けて入力回転を減速する減速機と、
前記減速機で減速された動力を受けて動作する操舵機構と、を備え、
前記減速機は、
前記駆動装置から動力を受けて回転する入力回転体と、
前記入力回転体の回転を減速する減速機構部と、
前記減速機構部の外側を覆い前記減速機構部で減速された動力を受けて回転する筒状ケースと、を備え、
前記筒状ケースには、当該筒状ケースの外周面から径方向外側に延びて、前記操舵機構に操作力を伝達する出力アームが一体に形成されている操舵補助装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、減速機、駆動ユニット、及び、操舵補助装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
車両の操舵系の装置として、油圧や電動モータの力によって運転者のステアリング操作をアシストする操舵補助装置が知られている。操舵補助装置は、ステアリング部(ステアリングホイール)の操作に応じて車輪を操舵する操舵機構と、ステアリング部に加わる操舵力に応じたアシスト力を操舵機構に出力する駆動ユニットと、を備えている。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
上記の操舵補助装置で用いられる駆動ユニットは、電動モータ等の駆動装置と、駆動装置の出力を減速する減速機と、を備えている。減速機は、駆動装置から動力を受けて回転する入力回転体と、入力回転体の回転を減速する減速機構部と、減速機構部で減速された動力を受けて回転する出力回転体と、を備え、出力回転体の回転を操舵機構に伝達し得る構成とされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-35475号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
操舵補助装置で用いられる減速機として、減速機構部の径方向外側に筒状ケースを配置し、その筒状ケースを出力回転体としたものが知られている。この減速機の場合、操舵機構に操作力を伝達するための出力アームが、ボルト締結によって筒状ケースに取り付けられている。
【0006】
しかし、この場合、筒状ケースに対して出力アームをボルト締結によって固定しているため、ボルトによる締付力の管理が難しく、ボルトによる締結力にバラツキがあると、操舵機構に対する伝達トルクの管理が困難になる。
【0007】
この対策として、筒状ケースの外周に固定用のフランジを設け、そのフランジに複数のボルトによって出力アームを締結固定する手法がとられる。しかし、この手法の場合、ボルト締結の関係上、肉厚のフランジを筒状ケースの外周に設け、そのフランジにボルト挿通孔やねじ孔を形成する必要があるため、減速機全体が大型・重量化し易いうえ、製造工数が増大する不具合を生じる。
【0008】
本発明は、装置全体の大型・重量化や製造工数の増大を招くことなく、出力アームを通して外部に安定したトルクを出力することができる減速機、駆動ユニット、及び、操舵補助装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様に係る減速機は、駆動装置から動力を受けて回転する入力回転体と、前記入力回転体の回転を減速する減速機構部と、前記減速機構部の外側を覆い前記減速機構部で減速された動力を受けて回転する筒状ケースと、を備え、前記筒状ケースには、当該筒状ケースの外周面から径方向外側に延びて、外部に操作力を伝達する出力アームが一体に形成されている。
【0010】
前記入力回転体と前記筒状ケースを回転可能に支持するベースブロックを備え、前記ベースブロックは、前記筒状ケースの軸方向の一端部に隣接する位置から径方向外側に張り出し、他の部材に固定される固定フランジを有し、前記出力アームは、前記筒状ケースの軸方向の他端部から径方向外側に延びるようにしても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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