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公開番号2024103672
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024088988,2023012931
出願日2024-05-31,2019-02-28
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/18 20060101AFI20240725BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ドラムカートリッジが本体筐体に装着されやすい画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、本体筐体2と、ドラムカートリッジと、現像カートリッジとを備える。本体筐体2は、開口22Aから本体筐体2の内部に向かう第1方向に延びるスロット22Bを有する。ドラムカートリッジおよび現像カートリッジは、第1方向において開口を介してスロット22Bに装着可能である。本体筐体2は、第1方向に延びてドラムカートリッジを案内するためのドラムガイド溝24を有する。ドラムカートリッジは、第1方向に延びてドラムガイド溝に嵌るドラム突起を有する。第2方向におけるドラムガイド溝24の幅は、開口22Aから本体筐体2の内部に向かうにつれて狭くなる。第2方向におけるドラム突起の幅は、ドラムカートリッジがスロット22Bに装着された状態において、開口22Aから本体筐体2の内部に向かうにつれて狭くなる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
開口を有する本体筐体であって、前記開口から前記本体筐体の内部に向かう第1方向に延びるスロットを有する本体筐体であり、前記スロットの最も奥に位置する内面とを含む本体筐体と、
前記第1方向に延びる第1軸について回転可能な感光ドラムを有するドラムカートリッジであって、前記第1方向において前記開口を介して前記スロットに取り外し可能に挿入可能なドラムカートリッジと、
前記第1方向に延びる第2軸について回転可能な現像ローラを有する現像カートリッジであって、前記第1方向において前記開口を介して前記スロットに取り外し可能に挿入可能な現像カートリッジと、を備える画像形成装置であって、
前記ドラムカートリッジおよび前記現像カートリッジが前記本体筐体に装着されている状態において、前記感光ドラムと前記現像ローラは、前記第1方向と直交する第2方向に並んで配置されており、
前記ドラムカートリッジは、第1ドラム側壁と、前記ドラムカートリッジが前記スロットに装着された場合に前記第1方向において前記第1ドラム側壁に対向する第2ドラム側壁であり、前記ドラムカートリッジが前記スロットに装着された場合に前記第1方向において前記第1ドラム側壁から離間した第2ドラム側壁とを有し、前記ドラムカートリッジが前記スロットに装着された場合に、前記第2ドラム側壁は、前記第1ドラム側壁よりも前記開口から遠く、
前記本体筐体は、前記ドラムカートリッジの動きを案内するための前記第1方向に延びるドラムガイド溝を有し、前記ドラムガイド溝は、第1傾斜面を備え、前記第1傾斜面は、前記本体筐体の内部に向かうにつれて、前記第2方向において前記現像ローラから離れる方向に傾斜しており、
前記ドラムカートリッジは、第2傾斜面を備え、前記第2傾斜面は、前記ドラムカートリッジを前記スロットに装着した状態において、前記本体筐体の内部に向かうにつれて、前記第2方向において前記現像ローラから離れる方向に傾斜していることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記ドラムガイド溝は、前記第1傾斜面に対向する第1対向面を有し、第1傾斜面および第1対向面は、前記本体筐体の内部に向かうにつれて互いの距離が小さくなるテーパー形状であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記ドラムカートリッジは、前記ドラムガイド溝に嵌まるドラム突起を有し、前記ドラム突起は、前記第1ドラム側壁から前記第2ドラム側壁に向かうにつれて狭くなるテーパー形状を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記ドラムカートリッジは、前記現像カートリッジとは別に取り外すことが可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記現像カートリッジは、第1現像側壁と、前記現像カートリッジが前記スロットに装着された場合に前記第1方向において前記第1現像側壁に対向する第2現像側壁と、を有し、
前記本体筐体の前記内面と前記現像カートリッジの前記第2現像側壁の一方は、第2穴を有し、
前記本体筐体の前記内面と前記現像カートリッジの前記第2現像側壁の他方は、前記現像カートリッジが前記スロットに装着された場合に前記第2穴に係合する第2突起を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記現像カートリッジが前記スロットに装着された状態において、前記第2突起は、前記内面または前記第2現像側壁から前記第1方向に突出することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記現像カートリッジの前記第2現像側壁は、前記第2穴を有し、
前記本体筐体の前記内面は、前記第2突起を有することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記本体筐体は、前記現像カートリッジの動きを案内するための現像ガイド溝を有し、前記現像ガイド溝は、前記第1方向に延びることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記現像ガイド溝は、テーパー形状を有することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記ドラムカートリッジおよび前記現像カートリッジが前記スロットに装着された状態において、前記ドラムカートリッジおよび前記現像カートリッジよりも上方に位置する中間転写ベルトをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、本体筐体に着脱可能なドラムカートリッジおよび現像カートリッジを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、本体筐体にドラムカートリッジおよび現像カートリッジを個別に着脱可能な画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。この技術では、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジは、感光ドラムの軸方向に着脱可能となっている。本体筐体は、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジが挿入されることを許容する開口と、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジが装着されるスロットとを有している。
また、スロットは、着脱時にドラムカートリッジを案内するガイド部と、着脱時に現像カートリッジを案内するガイド部とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-173805号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された構成では、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジをそれぞれスロットに装着することになるため、ドラムカートリッジと現像カートリッジを一体としたプロセスカートリッジを本体筐体のスロットに装着する構成と比較すると、ガイド部の個数が増加するとともに、各ガイド部の幅や隣接するガイド部どうしの間隔が狭くなっている。
このような構成では、ユーザは、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジを本体筐体のスロットに装着し難くなる。
【0005】
そこで、本発明は、ガイド部の幅が狭くなった場合でも、ドラムカートリッジが本体筐体に装着されやすい画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、開口を有する本体筐体であって、前記開口から前記本体筐体の内部に向かう第1方向に延びるスロットを有する本体筐体と、前記第1方向に延びる第1軸について回転可能な感光ドラムを有するドラムカートリッジであって、前記第1方向において前記開口を介して前記スロットに装着可能なドラムカートリッジと、前記第1方向に延びる第2軸について回転可能な現像ローラを有する現像カートリッジであって、前記第1方向において前記開口を介して前記スロットに装着可能な現像カートリッジと、を備える。前記現像カートリッジは、前記ドラムカートリッジおよび前記現像カートリッジが前記スロットに装着された状態において、前記第1方向と交差する第2方向において前記ドラムカートリッジと並ぶ。
前記本体筐体は、前記第1方向に延びて前記ドラムカートリッジを案内するためのドラムガイド溝、または、ドラムガイド突起を有する。
前記ドラムカートリッジは、前記第1方向に延びて前記ドラムガイド溝に嵌るドラム突起、または、前記第1方向に延びて前記ドラムガイド突起が嵌るドラム溝を有する。
前記本体筐体が前記ドラムガイド溝を有する場合、前記第2方向における前記ドラムガイド溝の幅が、前記開口から前記本体筐体の内部に向かうにつれて狭くなる、または、前記第2方向における前記ドラム突起の幅が、前記ドラムカートリッジが前記スロットに装着された状態において、前記開口から前記本体筐体の内部に向かうにつれて狭くなる。
前記本体筐体が前記ドラムガイド突起を有する場合、前記第2方向における前記ドラムガイド突起の幅が、前記開口から前記本体筐体の内部に向かうにつれて広くなる、または、前記第2方向における前記ドラム溝の幅が、前記ドラムカートリッジが前記スロットに装着された状態において、前記開口から前記本体筐体の内部に向かうにつれて広くなる。
【0007】
この構成によれば、本体筐体がドラムガイド溝を有する場合、ドラムカートリッジは、ドラムガイド溝に嵌るドラム突起を有し、ドラムカートリッジがスロットに装着された状態において、第2方向におけるドラム突起の幅は、装着方向先端(開口から離れた端部)側で、第2方向におけるドラムガイド溝の最小幅と略等しくなっている。そして、第2方向におけるドラムガイド溝の幅が、開口から本体筐体の内部に向かうにつれて狭くなっているか、或いは、第2方向におけるドラム突起の幅が、開口から本体筐体の内部に向かうにつれて狭くなっている。
また、本体筐体がドラムガイド突起を有する場合、ドラムカートリッジは、ドラムガイド突起が嵌るドラム溝を有し、ドラムカートリッジがスロットに装着された状態において、第2方向におけるドラム溝の幅は、装着方向先端側で、第2方向におけるドラムガイド突起の最大幅と略等しくなっている。そして、第2方向におけるドラムガイド突起の幅が、開口から本体筐体の内部に向かうにつれて広くなっているか、或いは、第2方向におけるドラム溝の幅が、開口から本体筐体の内部に向かうにつれて広くなっている。
このように、ドラムガイド溝の開口側の幅が、ドラム突起の装着方向先端側の幅よりも大きいことにより、ドラムカートリッジがスロットに装着されやすくなる。同様に、ドラムガイド突起の開口側の幅が、ドラム溝の装着方向先端側の幅よりも小さいことにより、ドラムカートリッジがスロットに装着されやすくなる。
【0008】
前記した画像形成装置において、前記本体筐体は、前記ドラムガイド溝を有し、前記ドラムカートリッジは、前記ドラム突起を有し、前記第2方向における前記ドラムガイド溝の幅は、前記開口から前記本体筐体の内部に向かうにつれて狭くなっていてもよい。
この構成において、前記第2方向における前記ドラム突起の幅は、前記ドラムカートリッジが前記スロットに装着された状態において、前記開口から前記本体筐体の内部に向かうにつれて狭くなっていてもよい。
【0009】
前記した画像形成装置において、前記ドラムガイド溝は、テーパー形状を有していてもよい。
この構成において、前記ドラム突起は、テーパー形状を有していてもよい。
【0010】
これによれば、テーパー形状を有することにより、ドラムカートリッジのスロットへの装着をより円滑に行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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