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公開番号2024103508
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024076965,2024037146
出願日2024-05-10,2018-01-23
発明の名称トラクタ
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類B62D 5/04 20060101AFI20240725BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】自動操舵に関わる複数のスイッチの誤操作を防ぐ。
【解決手段】ステアリングハンドルと、アクセルレバーと、前記ステアリングハンドルを回転可能に支持するステアリングシャフトと、前記ステアリングハンドルによる手動操舵と、走行予定ラインに基づく前記ステアリングハンドルの自動操舵とのいずれかで走行可能な車体と、前記自動操舵時に前記ステアリングハンドルを回転させるステアリングモータと、前記ステアリングシャフトの周囲に配置され且つ、前記自動操舵の開始又は終了を切り換える操舵切換スイッチと、を備え、前記操舵切換スイッチは、前記ステアリングシャフトの一側方に配置され、前記アクセルレバー及び前記ステアリングモータは、前記ステアリングシャフトの他側方に配置されているトラクタ。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
ステアリングハンドルと、
アクセルレバーと、
前記ステアリングハンドルを回転可能に支持するステアリングシャフトと、
前記ステアリングハンドルによる手動操舵と、走行予定ラインに基づく前記ステアリングハンドルの自動操舵とのいずれかで走行可能な車体と、
前記自動操舵時に前記ステアリングハンドルを回転させるステアリングモータと、
前記ステアリングシャフトの周囲に配置され且つ、前記自動操舵の開始又は終了を切り換える操舵切換スイッチと、
を備え、
前記操舵切換スイッチは、前記ステアリングシャフトの一側方に配置され、
前記アクセルレバー及び前記ステアリングモータは、前記ステアリングシャフトの他側方に配置されているトラクタ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記ステアリングモータの回転を前記ステアリングシャフトに伝達するギア機構を備え、
前記ギア機構は、前記ステアリングモータの出力軸に装着された第1ギアと、前記第1ギアと噛み合う第2ギアと、前記ステアリングシャフトに取り付けられ且つ前記第2ギアの回転に伴って前記ステアリングシャフトと共に回転する第4ギアと、を含んでいる請求項1に記載のトラクタ。
【請求項3】
前記ギア機構は、連結軸により前記第2ギアと連結された第3ギアを含み、
前記第2ギアと前記第3ギアは、前記連結軸と共に一体的に回転し、
前記第4ギアは、前記第3ギアと噛み合っている請求項2に記載のトラクタ。
【請求項4】
前記車体の走行方向を切り替えるシャトルレバーを備え、
前記シャトルレバーは、前記ステアリングシャフトを挟んで前記アクセルレバーと反対側である前記ステアリングシャフトの一側方に配置されている請求項1~3のいずれか1項に記載のトラクタ。
【請求項5】
トラクタの運転情報を表示可能な表示装置と、
前記表示装置を支持するパネルカバーと、
を備え、
前記ステアリングモータ及び前記ギア機構は、前記パネルカバーの内部に配置されている請求項2又は3に記載のトラクタ。
【請求項6】
前記車体の後部に設けられ且つ作業装置を連結する連結部と、
前記連結部の昇降操作を行う昇降レバーと、
を備え、
前記昇降レバーは、前記ステアリングシャフトに対して前記アクセルレバー及び前記ステアリングモータと同方向である前記ステアリングシャフトの他側方に配置されている請求項1~5のいずれか1項に記載のトラクタ。
【請求項7】
前記表示装置の画面を切り換える画面切換スイッチを備え、
前記画面切換スイッチは、前記ステアリングシャフトに対して前記アクセルレバー及び前記ステアリングモータと同方向である前記ステアリングシャフトの他側方に配置されている請求項5に記載のトラクタ。
【請求項8】
前記車体の前方に設けられたウインカ及び前照灯を操作するコンビネーションスイッチを備え、
前記コンビネーションスイッチは、前記ステアリングシャフトの軸心方向上方から見て前記パネルカバーと重なる位置に配置されている請求項5に記載のトラクタ。
【請求項9】
前記ステアリングモータを制御する制御装置を備え、
前記制御装置は、前記ステアリングシャフトに対して前記アクセルレバー及び前記ステアリングモータと同方向である前記ステアリングシャフトの他側方に配置されている請求項1~8のいずれか1項に記載のトラクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トラクタに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示された作業車両(トラクタ)が知られている。
特許文献1に開示された作業車両は、GPS衛星から送信される電波を受信して機体の位置を算出するGPS位置算出手段と、操舵装置を回動する操舵駆動手段と、エンジン回転制御手段と、変速手段と、これらを制御する制御部を備え、機体の位置に基づいて設定経路に沿って走行するように操舵駆動手段、エンジン回転制御手段及び変速手段を制御して自動走行可能とする自動走行モードと、変速操作手段、操舵操作手段及びエンジン回転操作手段の人為的操作に応じて機体の走行を可能とする手動走行モードとを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-182453号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記作業車両は、自動走行モードと手動走行モードを切り換えるモード切換操作手段となる自動・手動切換スイッチを備えている。しかしながら、特許文献1には、自動・手動切換スイッチの具体的な配置については開示されておらず、また、自動操舵の開始前の設定を行う設定モードに切り換えるスイッチについても開示されていない。そのため、特許文献1に開示の作業車両では、自動操舵に関わる複数のスイッチの誤操作を確実に防ぐことは困難であった。
【0005】
本発明は、このような従来技術に鑑みてなされたものであって、自動操舵に関わる複数のスイッチの誤操作を確実に防ぐことができる作業車両(トラクタ)を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るトラクタは、ステアリングハンドルと、アクセルレバーと、前記ステアリングハンドルを回転可能に支持するステアリングシャフトと、前記ステアリングハンドルによる手動操舵と、走行予定ラインに基づく前記ステアリングハンドルの自動操舵とのいずれかで走行可能な車体と、前記自動操舵時に前記ステアリングハンドルを回転させるステアリングモータと、前記ステアリングシャフトの周囲に配置され且つ、前記自動操舵の開始又は終了を切り換える操舵切換スイッチと、を備え、前記操舵切換スイッチは、前記ステアリングシャフトの一側方に配置され、前記アクセルレバー及び前記ステアリングモータは、前記ステアリングシャフトの他側方に配置されている。
【0007】
好ましくは、トラクタは、前記ステアリングモータの回転を前記ステアリングシャフトに伝達するギア機構を備え、前記ギア機構は、前記ステアリングモータの出力軸に装着された第1ギアと、前記第1ギアと噛み合う第2ギアと、前記ステアリングシャフトに取り付けられ且つ前記第2ギアの回転に伴って前記ステアリングシャフトと共に回転する第4ギアと、を含んでいる。
好ましくは、前記ギア機構は、連結軸により前記第2ギアと連結された第3ギアを含み、前記第2ギアと前記第3ギアは、前記連結軸と共に一体的に回転し、前記第4ギアは、前記第3ギアと噛み合っている。
【0008】
好ましくは、トラクタは、前記車体の走行方向を切り替えるシャトルレバーを備え、前記シャトルレバーは、前記ステアリングシャフトを挟んで前記アクセルレバーと反対側である前記ステアリングシャフトの一側方に配置されている。
好ましくは、トラクタは、トラクタの運転情報を表示可能な表示装置と、前記表示装置を支持するパネルカバーと、を備え、前記ステアリングモータ及び前記ギア機構は、前記パネルカバーの内部に配置されている。
【0009】
好ましくは、トラクタは、前記車体の後部に設けられ且つ作業装置を連結する連結部と、前記連結部の昇降操作を行う昇降レバーと、を備え、前記昇降レバーは、前記ステアリングシャフトに対して前記アクセルレバー及び前記ステアリングモータと同方向である前記ステアリングシャフトの他側方に配置されている。
好ましくは、トラクタは、前記表示装置の画面を切り換える画面切換スイッチを備え、前記画面切換スイッチは、前記ステアリングシャフトに対して前記アクセルレバー及び前記ステアリングモータと同方向である前記ステアリングシャフトの他側方に配置されている。
【0010】
好ましくは、トラクタは、前記車体の前方に設けられたウインカ及び前照灯を操作するコンビネーションスイッチを備え、前記コンビネーションスイッチは、前記ステアリングシャフトの軸心方向上方から見て前記パネルカバーと重なる位置に配置されている。
好ましくは、トラクタは、前記ステアリングモータを制御する制御装置を備え、前記制御装置は、前記ステアリングシャフトに対して前記アクセルレバー及び前記ステアリングモータと同方向である前記ステアリングシャフトの他側方に配置されている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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