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公開番号2024102731
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-31
出願番号2023006819
出願日2023-01-19
発明の名称空圧ディスペンサ及びカートリッジ
出願人株式会社CREATIVE21
代理人個人,個人
主分類B05C 5/00 20060101AFI20240724BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】空圧ディスペンサの重量の増加を抑制することができる技術を提案する。
【解決手段】空圧ディスペンサは、カートリッジと、カートリッジを保持する保持部と、を備える。カートリッジは、軸方向に延びる筒状で、その内部に粘性材料が収容可能な筒状部、及び上記筒状部内の粘性材料を吐出する吐出口を有したシリンダと、上記シリンダ内で軸方向に進退可能に設けられたプランジャと、上記シリンダに設けられる結合部と、を備える。保持部は、上記結合部と結合して上記結合部を当該保持部に固定する固定部と、プランジャを押圧するためのエアを上記カートリッジに導入するための導入口と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
空圧ディスペンサであって、
軸方向に延びる筒状で、その内部に粘性材料が収容可能な筒状部、及び前記筒状部内の粘性材料を吐出する吐出口を有したシリンダと、前記シリンダ内で前記軸方向に進退可能に設けられたプランジャと、前記シリンダに設けられる結合部と、を備えるカートリッジと、
前記カートリッジを保持する保持部であって、前記結合部と結合して前記結合部を当該保持部に固定する固定部と、前記プランジャを押圧するためのエアを前記カートリッジに導入するための導入口と、を備える保持部と、
を備える空圧ディスペンサ。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
請求項1に記載の空圧ディスペンサであって、
前記結合部は、前記シリンダに形成されたネジ山を有し、
前記固定部は、前記結合部のネジ山と嵌め合わせることができるネジ山を有する、空圧ディスペンサ。
【請求項3】
請求項2に記載の空圧ディスペンサであって、
前記導入口は、前記結合部のネジ山と前記固定部のネジ山とを嵌め合わせたときに、前記プランジャを押圧するように前記エアを前記カートリッジに導入可能な位置に形成されている、空圧ディスペンサ。
【請求項4】
請求項1に記載の空圧ディスペンサであって、
前記結合部は、前記シリンダから突出する突出片を有し、
前記固定部は、前記突出片と係合する溝である溝部を有する、空圧ディスペンサ。
【請求項5】
請求項1に記載の空圧ディスペンサであって、
前記結合部と前記固定部とが接触した状態で、前記結合部と前記固定部との隔離を抑制するクリップを備える、空圧ディスペンサ。
【請求項6】
カートリッジと、当該カートリッジを保持する保持部と、を有する空圧ディスペンサにおいて用いられるカートリッジであって、
軸方向に延びる筒状で、その内部に粘性材料が収容可能な筒状部、及び前記筒状部内の粘性材料を吐出する吐出口を有したシリンダと、
前記シリンダ内で前記軸方向に進退可能に設けられたプランジャと、
前記シリンダに設けられ、前記保持部に設けられる固定部に対して固定可能に構成された結合部と、を備え、
前記固定部に対して前記結合部が固定されることで、前記カートリッジが前記保持部に保持された状態となる、カートリッジ。
【請求項7】
空圧ディスペンサに装填可能なカートリッジであって、
軸方向に延びる筒状で、その内部に粘性材料が収容可能な筒状部、及び前記筒状部内の粘性材料を吐出する吐出口を有したシリンダと、
前記シリンダ内で前記軸方向に進退可能に設けられたプランジャと、を備え、
前記シリンダは、外側表面に設けられたネジ山を有する、カートリッジ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、空圧ディスペンサに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
シール材等、粘性の高い粘性材料を塗布、あるいは充填するに際し、空圧ディスペンサが用いられることがある。例えば特許文献1には、このような空圧ディスペンサとして、筒状のシリンダと、シリンダ内で進退可能に設けられるプランジャと、を備えた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7154550号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の空圧ディスペンサは、カートリッジを保持するために、カートリッジを覆う筒状のカートリッジ収容部を用いている。カートリッジ収容部はカートリッジと同程度の長さを有する部材であるため、カートリッジ収容部を用いることによって空圧ディスペンサ全体の重量が大きくなりやすいという問題があった。
【0005】
本開示の目的は、空圧ディスペンサの重量の増加を抑制することができる技術を提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、空圧ディスペンサであって、カートリッジと、カートリッジを保持する保持部と、を備える。カートリッジは、軸方向に延びる筒状で、その内部に粘性材料が収容可能な筒状部、及び上記筒状部内の粘性材料を吐出する吐出口を有したシリンダと、上記シリンダ内で軸方向に進退可能に設けられたプランジャと、上記シリンダに設けられる結合部と、を備える。保持部は、上記結合部と結合して上記結合部を当該保持部に固定する固定部と、プランジャを押圧するためのエアを上記カートリッジに導入するための導入口と、を備える。
【0007】
このような構成であれば、カートリッジに設けられた結合部を用いてカートリッジを保持部に対して固定することができる。そのため、カートリッジを保持部に固定するためにカートリッジを覆うような形状の部品を用いる必要がなくなり、空圧ディスペンサの重量の増加を抑制することができる。
【0008】
上述した空圧ディスペンサにおいて、上記結合部は、上記シリンダに形成されたネジ山を有していてもよい。また、上記固定部は、上記結合部のネジ山と嵌め合わせることができるネジ山を有していてもよい。
【0009】
このような構成であれば、結合部のネジ山と固定部とのネジ山とを嵌め合わせることでカートリッジと保持部とが固定されるため、カートリッジと保持部の固定を強固なものとすることができる。
【0010】
また上述した空圧ディスペンサにおいて、上記導入口は、上記結合部のネジ山と上記固定部のネジ山とを嵌め合わせたときに、上記プランジャを押圧するように上記エアを上記カートリッジに導入可能な位置に形成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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