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公開番号2024096532
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-17
出願番号2021086385
出願日2021-05-21
発明の名称メチニルウレア化合物および有害生物防除剤
出願人日本曹達株式会社
代理人個人
主分類C07D 403/04 20060101AFI20240709BHJP(有機化学)
要約【課題】有害生物防除活性、安全性に優れ、工業的に有利に合成できるメチニルウレア化合物、およびこれを有効成分として含有する殺虫もしくは殺ダニ剤、外部寄生虫防除剤、または内部寄生虫防除もしくは駆除剤を提供する。
【解決手段】式(I)で表される化合物などを有効成分として含有する有害生物防除剤。
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(R1、R2:H、置換/無置換C1~6アルキル基など。R3、R4:H、置換/無置換C1~6アルキル。Y1、Y2:N、CRa。Ra:H、ハロゲンなど。Q1、Q2:置換/無置換5員ヘテロアリール、置換/無置換6員ヘテロアリールなど。)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
式(I)または式(II)で表される化合物またはその塩。
TIFF
2024096532000029.tif
45
150
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2024096532000030.tif
45
150
式(I)中または式(II)中、

1
、R
2
、R
5
およびR
6
は、それぞれ独立に、水素原子、置換若しくは無置換のC1~6アルキル基、置換若しくは無置換のC3~6シクロアルキル基、置換若しくは無置換のC1~6アルコキシ基、置換若しくは無置換のC1~6アルキルカルボニル基、または置換若しくは無置換のC1~6アルコキシカルボニル基を示し、

3
、R
4
、R
7
およびR
8
は、それぞれ独立に、水素原子、または置換若しくは無置換のC1~6アルキル基を示し、

1
、Y
2
、Y
3
、Y
4
およびY
5
は、それぞれ独立に、窒素原子、またはCR
a
で表される基を示し、

a
は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲノ基、または置換若しくは無置換のC1~6アルキル基を示し、且つ

1
、Q
2
、Q
3
およびQ
4
は、それぞれ独立に、置換若しくは無置換の5員ヘテロアリール基、置換若しくは無置換の6員ヘテロアリール基、置換若しくは無置換のフェニル基、または置換若しくは無置換の縮合二環式10~12員ヘテロアリール基を示す。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
請求項1に記載の化合物及びその塩からなる群から選ばれる少なくとも1つを有効成分として含有する、有害生物防除剤。
【請求項3】
請求項1に記載の化合物及びその塩からなる群から選ばれる少なくとも1つを有効成分として含有する、殺虫若しくは殺ダニ剤。
【請求項4】
請求項1に記載の化合物及びその塩からなる群から選ばれる少なくとも1つを有効成分として含有する、外部寄生虫防除剤。
【請求項5】
請求項1に記載の化合物及びその塩からなる群から選ばれる少なくとも1つを有効成分として含有する、内部寄生虫防除若しくは駆除剤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、メチニルウレア化合物および有害生物防除剤に関する。より詳細に、本発明は、優れた殺虫活性および/または殺ダニ活性を有し、安全性に優れ、かつ工業的に有利に合成できるメチニルウレア化合物ならびにこれを有効成分として含有する有害生物防除剤、殺虫もしくは殺ダニ剤、外部寄生虫防除剤、または内部寄生虫防除もしくは駆除剤に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
殺虫・殺ダニ活性を有する化合物が種々提案されている。そのような化合物を農薬として実用するためには、効力が十分に高いだけでなく、薬剤抵抗性が生じ難いこと、植物に対する薬害や土壌汚染を生じさせないこと、家畜や魚類などに対する毒性が低いことなどが要求される。
【0003】
ところで、特許文献1は、式(A)で表される化合物が、ホルミルペプチドレセプター様1アゴニスト作用を有し、炎症性疾患、慢性気道疾患、がん、敗血症、アレルギー性症状、HIVレトロウイルス感染、循環器障害、神経炎症、神経障害、疼痛、プリオン病、アミロイド症、免疫障害の治療、予防または抑制に対して高い有用性を有することを教示している。
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2024096532000001.tif
38
150
【0004】
特許文献2は、式(B)で表わされる化合物などが、カンナビノイドCB1受容体に対して拮抗剤特性を有し、食欲異常、代謝異常、胃腸障害、炎症性現象、免疫系疾患、精神病性障害、アルコール 依存症およびニコチン依存症の治療および予防のための薬剤製造のために使用できることを教示している。
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45
150
【0005】
特許文献3は、式(C)で表される化合物が、腫瘍性障害、癌または免疫応答の調節不全を伴う状態、または異常なMAP4K1シグナル伝達に関連する障害の治療または予防のために使用できることを教示している。
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70
150
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特表2018-521972号公報
特表2009-518452号公報
WO 2018/228920 A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の課題は、有害生物防除活性、その中でも特に殺虫活性および/または殺ダニ活性に優れ、安全性に優れ且つ工業的に有利に合成できるメチニルウレア化合物およびこれを有効成分として含有する有害生物防除剤、殺虫もしくは殺ダニ剤、外部寄生虫防除剤、または内部寄生虫防除もしくは駆除剤を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決すべく検討した結果、以下の形態を包含する本発明を完成するに至った。
【0009】
〔1〕 式(I)または式(II)で表される化合物またはその塩。
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45
150
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2024096532000005.tif
45
150
式(I)中または式(II)中、

1
、R
2
、R
5
およびR
6
は、それぞれ独立に、水素原子、置換若しくは無置換のC1~6アルキル基、置換若しくは無置換のC3~6シクロアルキル基、置換若しくは無置換のC1~6アルコキシ基、置換若しくは無置換のC1~6アルキルカルボニル基、または置換若しくは無置換のC1~6アルコキシカルボニル基を示し、

3
、R
4
、R
7
およびR
8
は、それぞれ独立に、水素原子、または置換若しくは無置換のC1~6アルキル基を示し、

1
、Y
2
、Y
3
、Y
4
およびY
5
は、それぞれ独立に、窒素原子、またはCR
a
で表される基を示し、

a
は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲノ基、または置換若しくは無置換のC1~6アルキル基を示し、且つ

1
、Q
2
、Q
3
およびQ
4
は、それぞれ独立に、置換若しくは無置換の5員ヘテロアリール基、置換若しくは無置換の6員ヘテロアリール基、置換若しくは無置換のフェニル基、または置換若しくは無置換の縮合二環式10~12員ヘテロアリール基を示す。
【0010】
〔2〕 〔1〕に記載の化合物及びその塩からなる群から選ばれる少なくとも1つを有効成分として含有する、有害生物防除剤。
〔3〕 〔1〕に記載の化合物及びその塩からなる群から選ばれる少なくとも1つを有効成分として含有する、殺虫若しくは殺ダニ剤。
〔4〕 〔1〕に記載の化合物及びその塩からなる群から選ばれる少なくとも1つを有効成分として含有する、外部寄生虫防除剤。
〔5〕 〔1〕に記載の化合物及びその塩からなる群から選ばれる少なくとも1つを有効成分として含有する、内部寄生虫防除若しくは駆除剤。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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