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公開番号
2024166150
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024079326
出願日
2024-05-15
発明の名称
有機金属錯体、発光デバイス
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
C07F
15/00 20060101AFI20241121BHJP(有機化学)
要約
【課題】利便性、有用性または駆動効率に優れた新規な有機金属錯体、および発光デバイスを提供する。
【解決手段】一般式(G1)で表される有機金属錯体である。ただし、式中、R
1
およびR
7
の一方または双方は、置換もしくは無置換の炭素数3乃至20のヘテロアリール基または置換もしくは無置換の炭素数6乃至13のアリール基を表し、前記ヘテロアリール基が置換基を有する場合、当該置換基は窒素原子、酸素原子、および硫黄原子のいずれかのヘテロ原子を1乃至5有し、R
1
またはR
7
の他方、R
2
乃至R
6
、およびR
8
乃至R
20
はそれぞれ独立に、水素(重水素を含む)、炭素数1乃至10のアルキル基、もしくは置換又は無置換の炭素数6乃至13のアリール基を表す。
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【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
一般式(G1)で表される有機金属錯体。
JPEG
2024166150000044.jpg
43
165
(式中、R
1
およびR
7
の一方または双方は、置換もしくは無置換の炭素数3乃至20のヘテロアリール基または置換もしくは無置換の炭素数6乃至13のアリール基を表し、前記ヘテロアリール基が置換基を有する場合、当該置換基は窒素原子、酸素原子、および硫黄原子のいずれかのヘテロ原子を1乃至5有し、R
1
またはR
7
の他方、R
2
乃至R
6
、およびR
8
乃至R
20
はそれぞれ独立に、水素(重水素を含む)、炭素数1乃至10のアルキル基、もしくは置換又は無置換の炭素数6乃至13のアリール基を表す。)
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
一般式(G1)で表される有機金属錯体。
JPEG
2024166150000045.jpg
43
165
(式中、R
1
およびR
7
の一方または双方は、置換もしくは無置換のカルバゾール基または置換もしくは無置換のフェニル基を表し、R
1
またはR
7
の他方、R
2
乃至R
6
、およびR
8
乃至R
20
はそれぞれ独立に、水素(重水素を含む)、炭素数1乃至10のアルキル基、もしくは置換又は無置換の炭素数6乃至13のアリール基を表す。)
【請求項3】
一般式(G1-1)で表される有機金属錯体。
JPEG
2024166150000046.jpg
63
167
(式中、R
2
乃至R
28
はそれぞれ独立に、水素(重水素を含む)、炭素数1乃至10のアルキル基、もしくは置換又は無置換の炭素数6乃至13のアリール基を表す。)
【請求項4】
一般式(G1-2)で表される有機金属錯体。
JPEG
2024166150000047.jpg
57
167
(式中、R
2
乃至R
20
、およびR
29
乃至R
33
はそれぞれ独立に、水素(重水素を含む)、炭素数1乃至10のアルキル基、もしくは置換又は無置換の炭素数6乃至13のアリール基を表す。)
【請求項5】
構造式(100)または構造式(101)で表される有機金属錯体。
JPEG
2024166150000048.jpg
122
165
【請求項6】
一般式(G1)で表される有機金属錯体を含む発光層を有する発光デバイス。
JPEG
2024166150000049.jpg
43
165
(式中、R
1
およびR
7
の一方または双方は、置換もしくは無置換の炭素数3乃至20のヘテロアリール基または置換もしくは無置換の炭素数6乃至13のアリール基を表し、前記ヘテロアリール基が置換基を有する場合、当該置換基は窒素原子、酸素原子、および硫黄原子のいずれかのヘテロ原子を1乃至5有し、R
1
またはR
7
の他方、R
2
乃至R
6
、およびR
8
乃至R
20
はそれぞれ独立に、水素(重水素を含む)、炭素数1乃至10のアルキル基、もしくは置換又は無置換の炭素数6乃至13のアリール基を表す。)
【請求項7】
一般式(G1)で表される有機金属錯体を含む発光層を有する発光デバイス。
JPEG
2024166150000050.jpg
43
165
(式中、R
1
およびR
7
の一方または双方は、置換もしくは無置換のカルバゾール基または置換もしくは無置換のフェニル基を表し、R
1
またはR
7
の他方、R
2
乃至R
6
、およびR
8
乃至R
20
はそれぞれ独立に、水素(重水素を含む)、炭素数1乃至10のアルキル基、もしくは置換又は無置換の炭素数6乃至13のアリール基を表す。)
【請求項8】
一般式(G1-1)で表される有機金属錯体を含む発光層を有する発光デバイス。
JPEG
2024166150000051.jpg
63
167
(式中、R
2
乃至R
28
はそれぞれ独立に、水素(重水素を含む)、炭素数1乃至10のアルキル基、もしくは置換又は無置換の炭素数6乃至13のアリール基を表す。)
【請求項9】
一般式(G1-2)で表される有機金属錯体を含む発光層を有する発光デバイス。
JPEG
2024166150000052.jpg
57
167
(式中、R
2
乃至R
20
、およびR
29
乃至R
33
はそれぞれ独立に、水素(重水素を含む)、炭素数1乃至10のアルキル基、もしくは置換又は無置換の炭素数6乃至13のアリール基を表す。)
【請求項10】
構造式(100)または構造式(101)で表される有機金属錯体を含む発光層を有する発光デバイス。
JPEG
2024166150000053.jpg
122
165
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、有機金属錯体、有機化合物、発光デバイス、受光デバイス、受発光デバイス、発光装置、受発光装置、表示装置、電子機器、照明装置および電子デバイスに関する。なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する発明の一態様の技術分野は、物、方法、または、製造方法に関するものである。または、本発明の一態様は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関するものである。そのため、より具体的に本明細書で開示する本発明の一態様の技術分野としては、半導体装置、表示装置、液晶表示装置、発光装置、照明装置、蓄電装置、記憶装置、撮像装置、それらの駆動方法、または、それらの製造方法、を一例として挙げることができる。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
有機金属錯体などの有機化合物を用いたエレクトロルミネッセンス(EL:Electroluminescence)を利用する発光デバイス、受光デバイス、および受発光デバイスに代表される有機ELデバイス(有機EL素子)の実用化が進んでいる。
【0003】
例えば、発光デバイスの基本的な構成は、一対の電極間に光電変換材料を含む有機化合物層(EL層)を挟んだものである。この素子に電圧を印加して、キャリアを注入し、当該キャリアの再結合エネルギーを利用することにより、発光材料からの発光を得ることができる。
【0004】
また、受光デバイスの基本的な構成は、一対の電極間に光電変換材料を含む有機化合物層(活性層)を挟んだものである。このデバイスが光エネルギーを吸収し、キャリアを生成することで、光電変換材料からの電子を得ることができる。
【0005】
例えば、表示領域に設けられた画素が、発光素子(発光デバイス)と光電変換素子(受光デバイス)を備える機能パネルが知られている(特許文献1)。
【0006】
このように有機ELデバイスを用いたディスプレイまたは照明装置はさまざまな電子機器に適用好適であるが、より良好な効率、寿命を有する有機ELデバイスを求めて研究開発が進められている。
【0007】
有機ELデバイスの特性は、目覚ましく向上してきたが、効率または耐久性をはじめ、あらゆる特性に対する高度な要求に対応するには未だ不十分である。特に、EL特有の問題である、焼き付きなどの問題を解決する為には、劣化による効率の低下は小さければ小さいほど都合が良い。
【0008】
劣化に関しては、発光中心物質およびその周辺の材料により大きく左右されるため、良好な特性を有する有機金属錯体を含む有機化合物材料の開発が盛んにおこなわれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
国際公開第2020/152556
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の一態様は、新規の有機金属錯体を提供することを課題とする。また、本発明の一態様は、発光材料として用いることのできる有機金属錯体を提供することを課題とする。また、本発明の一態様は、合成の容易な有機金属錯体を提供することを課題とする。また、本発明の一態様は、駆動時の電圧変化が小さい発光デバイスを提供することを課題とする。また、本発明の一態様は、駆動寿命の長い発光デバイスを提供することを課題とする。また、本発明の一態様は、新規の発光デバイスを提供することを課題とする。また、本発明の一態様は、発光デバイスの製造コストを低減することを課題とする。また、本発明の一態様は、消費電力の小さい発光装置、電子機器、または照明装置を提供することを課題とする。
(【0011】以降は省略されています)
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