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公開番号2024095429
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022212710
出願日2022-12-28
発明の名称作業機
出願人工機ホールディングス株式会社
代理人個人
主分類B25F 5/00 20060101AFI20240703BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】コストダウンに寄与する。
【解決手段】グラインダ10の駆動制御部60では、スイッチングユニット70が、ヒートシンク72と、複数のスイッチング素子76と、絶縁材によって構成されたカバーケース78と、を含んで構成されており、カバーケース78によって、スイッチング素子76がヒートシンク72に固定されている。具体的には、カバーケース78がヒートシンク72に組付けられることで、カバーケース78及びヒートシンク72によって、スイッチング素子76が、左右方向両側から挟持される。これにより、例えば、スイッチング素子76をヒートシンク72に固定するための固定ネジや、当該固定ネジとスイッチング素子76との間の短絡を防止するための絶縁材等を設ける必要がなくなる。したがって、コストダウンに寄与しつつ、スイッチング素子76をヒートシンク72に固定することができる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
駆動部と、
前記駆動部を駆動制御する駆動制御部と、
を備え、
前記駆動制御部は、
スイッチング素子と、
前記スイッチング素子に生じる熱を放熱するヒートシンクと、
前記ヒートシンクに組付けられ、前記スイッチング素子を前記ヒートシンクに固定する絶縁部材と、
を含んでいる作業機。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記絶縁部材によって複数の前記スイッチング素子を前記ヒートシンクに固定する請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記絶縁部材は、前記ヒートシンクに係合する係合部を有しており、
前記係合部が前記ヒートシンクに係合することで前記絶縁部材及び前記ヒートシンクによって前記スイッチング素子を厚み方向に挟持して、前記スイッチング素子が前記ヒートシンクに固定される請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記係合部は、
前記ヒートシンク側へ延出されたアーム部と、
前記アーム部の先端部に設けられ、前記ヒートシンクに係合されるフック部と、
を含んで構成されている請求項3に記載の作業機。
【請求項5】
前記係合部が複数の前記スイッチング素子の間に配置されている請求項3に記載の作業機。
【請求項6】
前記スイッチング素子が前記ヒートシンク及び前記絶縁部材によって覆われている請求項3に記載の作業機。
【請求項7】
前記絶縁部材には、前記スイッチング素子を嵌める嵌合凹部が形成されており、
前記ヒートシンクによって前記嵌合凹部の開口部が閉塞される請求項6に記載の作業機。
【請求項8】
前記スイッチング素子には、素子側孔部が形成されており、前記嵌合凹部には、前記素子側孔部に嵌合される素子用ボスが設けられている請求項7に記載の作業機。
【請求項9】
前記スイッチング素子と前記ヒートシンクとの間に絶縁シートが設けられており、
前記絶縁シートには、シート側孔部が形成されており、
前記絶縁部材には、前記シート側孔部に嵌入されるシート用ボスが設けられている請求項8に記載の作業機。
【請求項10】
前記ヒートシンクには、前記シート用ボスが嵌入される嵌合孔が形成されている請求項9に記載の作業機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載のグラインダ(作業機)では、コントローラボックスがモータの後方に設けられており、コントローラボックスには、インバータ回路が搭載されたメイン基板等が収容されている。インバータ回路は、モータを駆動するための複数のスイッチング素子を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-107717号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、グラインダ等の作業機では、金属製の固定ネジ等によってスイッチング素子をヒートシンクに固定して、スイッチング素子に生じる熱をヒートシンクによって放熱する。この場合には、絶縁部材等によって、スイッチング素子とヒートシンクとの短絡を防止する必要があり、作業機におけるコストアップを招く可能性がある。このため、作業機では、スイッチング素子のヒートシンクへの固定において、コストダウンに寄与できる構造にすることが望ましい。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮して、コストダウンに寄与することができる作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、駆動部と、前記駆動部を駆動制御する駆動制御部と、を備え、前記駆動制御部は、スイッチング素子と、前記スイッチング素子に生じる熱を放熱するヒートシンクと、前記ヒートシンクに組付けられ、前記スイッチング素子を前記ヒートシンクに固定する絶縁部材と、を含んでいる作業機。
【0007】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記絶縁部材によって複数の前記スイッチング素子を前記ヒートシンクに固定する作業機である。
【0008】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記絶縁部材は、前記ヒートシンクに係合する係合部を有しており、前記係合部が前記ヒートシンクに係合することで前記絶縁部材及び前記ヒートシンクによって前記スイッチング素子を厚み方向に挟持して、前記スイッチング素子が前記ヒートシンクに固定される作業機である。
【0009】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記係合部は、前記ヒートシンク側へ延出されたアーム部と、前記アーム部の先端部に設けられ、前記ヒートシンクに係合されるフック部と、を含んで構成されている作業機である。
【0010】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記係合部が複数の前記スイッチング素子の間に配置されている作業機である。
(【0011】以降は省略されています)

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