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公開番号2024093564
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210036
出願日2022-12-27
発明の名称係合装置
出願人日本プラスト株式会社
代理人個人,個人
主分類F16B 5/07 20060101AFI20240702BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】係合が容易で、かつ、外れにくい係合装置を提供する。
【解決手段】係合装置1は、係合部5が被係合部6に対し相対的に所定の第一方向に沿って挿入されることで係合される。係合装置1は、第一方向と交差する所定の第二方向における第一高低差により係合部5と被係合部6との係合を保持する第一保持構造30と、第二方向における第一高低差と反対方向の第二高低差により係合部5と被係合部6との係合を保持する第二保持構造40と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
係合部が被係合部に対し相対的に所定の第一方向に沿って挿入されることで係合される係合装置であって、
前記第一方向と交差する所定の第二方向における第一高低差により前記係合部と前記被係合部との係合を保持する第一保持構造と、
前記第二方向における前記第一高低差と反対方向の第二高低差により前記係合部と前記被係合部との係合を保持する第二保持構造と、
を備えることを特徴とする係合装置。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
係合部は、第一保持構造を構成し弾性変形可能に形成され復帰変形により被係合部に係合される対をなす係止部と、第二保持構造を構成し前記係止部に設けられた突起部と、を有する
ことを特徴とする請求項1記載の係合装置。
【請求項3】
被係合部は、係止部が相対的に第一方向に沿って挿入されるとともに、挿入に伴い前記係止部を弾性変形させる開口部と、第二保持構造を構成し前記係止部が前記開口部に挿入された位置で突起部が挿入される溝部と、を有する
ことを特徴とする請求項2記載の係合装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、係合部が被係合部に対し相対的に挿入されることで係合される係合装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車などの車両に適用される係合装置として、例えばフロントバンパカバーにフォグランプカバーを係合保持するものが知られている。この係合装置は、被係合部に対して係合部を相対的に所定方向に挿入して係合させるものであって、所定方向に沿って傾斜したガイド用のスロープを係合部の爪部が挿入に伴って乗り越えることで爪部が規制面に係止される構造となっている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-247037号公報 (第5-10頁、図6-9)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の係合装置の場合、係合部の受圧面に圧力が加わった際に係合が外れないように、別途の構成を設ける必要がある。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、係合が容易で、かつ、外れにくい係合装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の係合装置は、係合部が被係合部に対し相対的に所定の第一方向に沿って挿入されることで係合される係合装置であって、前記第一方向と交差する所定の第二方向における第一高低差により前記係合部と前記被係合部との係合を保持する第一保持構造と、前記第二方向における前記第一高低差と反対方向の第二高低差により前記係合部と前記被係合部との係合を保持する第二保持構造と、を備えるものである。
【0007】
請求項2記載の係合装置は、請求項1記載の係合装置において、係合部は、第一保持構造を構成し弾性変形可能に形成され復帰変形により被係合部に係合される対をなす係止部と、第二保持構造を構成し前記係止部に設けられた突起部と、を有するものである。
【0008】
請求項3記載の係合装置は、請求項2記載の係合装置において、被係合部は、係止部が相対的に第一方向に沿って挿入されるとともに、挿入に伴い前記係止部を弾性変形させる開口部と、第二保持構造を構成し前記係止部が前記開口部に挿入された位置で突起部が挿入される溝部と、を有するものである。
【発明の効果】
【0009】
請求項1記載の係合装置によれば、係合部が被係合部に対し相対的に所定の第一方向に沿って挿入されることで係合されるため、係合が容易であるとともに、第一保持構造の第一高低差と第二保持構造のる第二高低差との和により設定される第二方向のラップ代によって係合力を得ることができるので、係合が外れにくい。
【0010】
請求項2記載の係合装置によれば、請求項1記載の係合装置の効果に加えて、係止部の弾性変形からの復帰変形による反力を利用して、係止部と突起部とをそれぞれ容易に被係合部に係合させることができるとともに、係止部側の第一保持構造と突起部側の第二保持構造とによって係合が外れにくく、かつ、係合部と被係合部との係合を外す際には、係止部を反力に抗して弾性変形させて係合を外すことで突起部の係合も外すことができるので、係合部を被係合部から容易に取り外すことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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