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公開番号
2024092918
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-08
出願番号
2023097942
出願日
2023-06-14
発明の名称
感光性組成物、それを用いた硬化膜、光学フィルタ、カラーフィルタ、画像表示装置、固体撮像素子、及び赤外線センサ
出願人
artience株式会社
代理人
主分類
G03F
7/004 20060101AFI20240701BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】本発明は、組成物が析出しにくく、経時安定性及び低温焼成工程後の耐溶剤性が良好で、高温高湿耐性に優れる硬化膜を形成できる感光性組成物の提供する。
【解決手段】色素(A)、アルカリ可溶性樹脂(B)、重合性化合物(C)、光重合開始剤(D)、および溶剤(E)を含み、前記アルカリ可溶性樹脂(B)は、一般式(1)で示す単量体単位(b31)を有するアルカリ可溶性樹脂(B2)である、感光性組成物。
一般式(1)
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[一般式(1)中、Xは2価の連結基を表す。R
1
は水素原子又は炭素数1~20の炭化水素基を表す。]
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
色素(A)、アルカリ可溶性樹脂(B)、重合性化合物(C)、光重合開始剤(D)、および溶剤(E)を含み、前記アルカリ可溶性樹脂(B)は、下記一般式(2)で示す単量体単位(b32)を有するアルカリ可溶性樹脂(B1)、又は一般式(1)で示す単量体単位(b31)を有するアルカリ可溶性樹脂(B2)である、感光性組成物。
一般式(1)
JPEG
2024092918000060.jpg
37
97
[一般式(1)中、Xは2価の連結基を表す。R
1
は水素原子又は炭素数1~20の炭化水素基を表す。R
2
は水素原子またはメチル基を表す。]
一般式(2)
JPEG
2024092918000061.jpg
38
91
[一般式(2)中、Xは2価の連結基を表す。R
1
、R
6
は、それぞれ独立に水素原子又は炭素数1~20の炭化水素基を表す。R
2
、R
3
、R
4
、R
5
は、は水素原子またはメチル基を表す。]
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記光重合開始剤(D)は、O-アシルオキシムエステル系光重合開始剤(D1)である、請求項1記載の感光性組成物。
【請求項3】
前記重合性化合物(C)は、アミノ基含有重合性化合物(C1)を含む、請求項1記載の感光性組成物。
【請求項4】
前記重合性化合物(C)は、1~3個の重合性不飽和基を有する重合性化合物(C2)(ただし、アミノ基含有重合性化合物(C1)を除く)を含む、請求項1記載の感光性組成物。
【請求項5】
前記重合性化合物(C)の含有量が、前記アルカリ可溶性樹脂(B)100質量部に対して20~200質量部である、請求項1記載の感光性組成物。
【請求項6】
前記アミノ基含有重合性化合物(C1)の含有量が、前記重合性化合物(C)100質量部に対して5~50質量部である、請求項3記載の感光性組成物。
【請求項7】
さらにチオール化合物(F)を含む、請求項1記載の感光性組成物。
【請求項8】
さらにシランカップリング剤(G)を含む、請求項1記載の感光性組成物。
【請求項9】
請求項1~8いずれか1項に記載の感光性組成物から形成されてなる硬化膜。
【請求項10】
基材、および請求項9に記載の硬化膜を備える、光学フィルタ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学フィルタ、カラーフィルタ、画像表示装置、固体撮像素子、および赤外線センサ等に使用できる感光性組成物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
液晶表示装置、スマートフォン、赤外線センサ等の需要増によりこれらに使用されるカラーフィルタ等の光学フィルタの需要も伸びている。カラーフィルタの製造は、近年の基板の大型化に伴い、塗布方法としてスリット塗布形式が検討されている。スリット塗布は、従来のスピンコート塗布に比べ、塗布膜厚の均一性に優れ、塗布液の無駄が少ないという長所を有する。しかしながら、スリット塗布では、ヘッド先端のスリット開口部において塗布液が外気に曝されているため、ヘッド先端で塗布液(光硬化性組成物)の乾燥、固化が起こりやすく、塗布液の固化物がヘッド先端部から脱離し、塗布した塗膜に異物として持ち込まれる等の塗布品質の低下を招くという欠点がある。
【0003】
OLED(Organic Light Emitting Diode)等を用いた有機EL(Electro-Luminescence)表示装置に用いられる有機発光層の耐熱性は低いため、その光学フィルタの形成に使用する感光性組成物は、ポストベークを従来よりも低温、例えば150℃以下で行う必要がある。しかし、低温では膜の硬化が不十分になり、耐溶剤性が悪化する問題があった。加えて、反応性の高い組成物を含有することで経時安定性が悪化する問題もあった。
【0004】
また従来からカラーフィルタを輸送する際に高温・高湿な環境に曝されてもカラーフィルタの視認性が低下しない事が重要であったが、上記の通り、低温ポストベークで製造したカラーフィルタは膜硬化が不十分となる傾向があるため、視認性が悪化する問題が生じている。
【0005】
これに対して、例えば、乾燥析出物の改善の取り組みとして、特許文献1には、樹脂型分散剤などの分散剤や、顔料誘導体を用いる方法が開示されている。
【0006】
また、光学フィルタを低温で製造する取り組みとして、特許文献2には、ブロックイソシアナト基を有するアルカリ可溶性樹脂と反応性希釈剤を含む感光性組成物が開示されている。
【0007】
さらに、光学フィルタの高温高湿耐性の改善の取り組みとして、特許文献3には、有機ケイ素化合物を用いる方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2003-294935号公報
国際公開第2019/026547号公報
特開2018-159930号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかし、特許文献1~3の感光性組成物は、乾燥析出物、経時安定性、低温焼成工程後の耐溶剤性、高温高湿耐性の全てを満足することはできなかった。
【0010】
本発明は、組成物が析出しにくく、経時安定性及び低温焼成工程後の耐溶剤性が良好で、高温高湿耐性に優れる硬化膜を形成できる感光性組成物の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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