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公開番号2024090823
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206960
出願日2022-12-23
発明の名称運転支援装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60W 30/16 20200101AFI20240627BHJP(車両一般)
要約【課題】自車両が分岐路に進路変更する際に、運転者が意図した運転支援を行うことができる運転支援装置を提供する。
【解決手段】運転支援装置1は、自車両Aと先行車両Bとの車間距離に基づいて、先行車両Bに対する自車両Aの減速制御を行う減速制御部と、自車両Aの前方に分岐路Pが存在するかどうかを検知する分岐路検知部と、方向指示器7の作動状態を取得する作動状態取得部と、ステアリング5の操舵状態を取得する操舵状態取得部とを備え、減速制御部は、先行車両Bに対する自車両Aの減速制御の実行中に、自車両Aの前方に分岐路Pが存在することが検知されると、方向指示器7の作動状態とステアリング5の操舵状態とに基づいて、運転者が分岐路Pに進路変更する意図があるかどうかを判定し、運転者が分岐路Pに進路変更する意図があると判定したときは、先行車両Bに対する自車両Aの減速制御を終了させる。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
自車両の運転支援を行う運転支援装置であって、
前記自車両と前記自車両の前方に存在する先行車両との車間距離を検知する車間距離検知部と、
前記車間距離検知部により検知された前記車間距離に基づいて、前記先行車両に対する前記自車両の減速制御を行う減速制御部と、
前記自車両の前方に分岐路が存在するかどうかを検知する分岐路検知部と、
前記自車両の方向指示器の作動状態を取得する作動状態取得部と、
前記自車両の運転者により操作される前記自車両のステアリングの操舵状態を取得する操舵状態取得部とを備え、
前記減速制御部は、前記先行車両に対する前記自車両の減速制御の実行中に、前記分岐路検知部により前記自車両の前方に前記分岐路が存在することが検知されると、前記作動状態取得部により取得された前記方向指示器の作動状態と前記操舵状態取得部により取得された前記ステアリングの操舵状態とに基づいて、前記運転者が前記分岐路に進路変更する意図があるかどうかを判定し、前記運転者が前記分岐路に進路変更する意図があると判定したときは、前記先行車両に対する前記自車両の減速制御を終了させる運転支援装置。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記減速制御部は、前記方向指示器の指示方向及び前記ステアリングの操舵方向が前記分岐路の分岐方向と同じであるときに、前記運転者が前記分岐路に進路変更する意図があると判定する請求項1記載の運転支援装置。
【請求項3】
前記減速制御部は、前記ステアリングの操舵量が予め決められた閾値以上であるときに、前記運転者が前記分岐路に進路変更する意図があると判定する請求項2記載の運転支援装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転支援装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の運転支援装置としては、例えば特許文献1に記載されている技術が知られている。特許文献1に記載の運転支援装置では、方向指示器が作動中であり、かつ操舵角が閾値以上でない場合は、自車両の減速制御が一時的に抑制され、方向指示器が作動中であり、操舵角が閾値以上であり、かつ追い越し車線に車両が存在しない場合は、自車両の減速制御が中止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5776702号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来技術においては、自車両を分岐路に進路変更させるために、自車両の運転者が方向指示器スイッチ及びステアリングの操作を行ったときに、適切な減速制御が行われず、運転者が意図しない運転支援が行われる虞がある。
【0005】
本発明の目的は、自車両が分岐路に進路変更する際に、運転者が意図した運転支援を行うことができる運転支援装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、自車両の運転支援を行う運転支援装置であって、自車両と自車両の前方に存在する先行車両との車間距離を検知する車間距離検知部と、車間距離検知部により検知された車間距離に基づいて、先行車両に対する自車両の減速制御を行う減速制御部と、自車両の前方に分岐路が存在するかどうかを検知する分岐路検知部と、自車両の方向指示器の作動状態を取得する作動状態取得部と、自車両の運転者により操作される自車両のステアリングの操舵状態を取得する操舵状態取得部とを備え、減速制御部は、先行車両に対する自車両の減速制御の実行中に、分岐路検知部により自車両の前方に分岐路が存在することが検知されると、作動状態取得部により取得された方向指示器の作動状態と操舵状態取得部により取得されたステアリングの操舵状態とに基づいて、運転者が分岐路に進路変更する意図があるかどうかを判定し、運転者が分岐路に進路変更する意図があると判定したときは、先行車両に対する自車両の減速制御を終了させる。
【0007】
減速制御部は、方向指示器の指示方向及びステアリングの操舵方向が分岐路の分岐方向と同じであるときに、運転者が分岐路に進路変更する意図があると判定してもよい。
【0008】
減速制御部は、ステアリングの操舵量が予め決められた閾値以上であるときに、運転者が分岐路に進路変更する意図があると判定してもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、自車両が分岐路に進路変更する際に、運転者が意図した運転支援を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る運転支援装置の構成を示すブロック図である。
図1に示された減速制御判定部により実行される減速制御判定処理の手順を示すフローチャートである。
自車両が分岐路に進路変更する様子を比較して示す概念図である。
曲線道路に分岐接続された分岐路に自車両が進路変更する様子を示す概念図である。
右側の走行レーンに分岐接続された分岐路に自車両が進路変更する様子を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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